失敗・後悔しない家づくりブログ【新築・注文住宅】

家づくりの経験者が「失敗しない新築注文住宅のポイント」や「ハウスメーカーの比較・ランキング」などをまとめているブログです。

ハウスメーカーの比較・ランキング

【ハウスメーカーの防音・遮音性能】22社の比較・ランキング

耳せん
ハウスメーカーの防音性を知りたい人「ハウスメーカーの防音・遮音性能の比較やランキングを知りたいです。また、近隣の騒音や普段の生活音に対する防音対策のポイントがあれば教えてほしいです。」

こんなお悩みに答えます。

こんにちは。家づくりを経験した「とある東北人」です。

家を建てる上で、「防音性能」「遮音性能」を重視する人もいると思います。

例えば、

・近所に大きい道路やお店があってうるさい
・二世帯住宅を建てるので生活音が気になる
・趣味室などを防音にしたい

などといったケースが考えられるでしょう。

実際、私たちも、

・近くに商業施設があってトラックの出入りがうるさい
・オーディオを聞いたり楽器を演奏する家族がいる

という状況だったため、防音性・遮音性を気にしていました。

しかし、防音性は「耐震性」や「断熱性」などと比べるとわかりづらく、情報が少ないのが現状です。

そのため、私も最初は苦労しましたが、いろいろ調べていくうちに「防音・遮音に対する考え方」がわかるようになりました。

家づくりの本
【家を建てる】家づくりの本&雑誌おすすめ20選【注文住宅の勉強】

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本記事では、そんな私の経験をもとに、「ハウスメーカーの防音・遮音性能の比較ランキング」「防音対策のポイント」についてお伝えしたいと思います。

ハウスメーカーの防音・遮音性能の比較ランキング

コンクリートの壁

「ハウスメーカーの防音・遮音性能の比較ランキング」は、下記のとおりです。

音の大きさを表す「dB(デシベル)」を「どのくらい減らせるか?」という基準で作成しました。

なお、ランキングの順番は、業者を最も比較できる「外壁」に注目し、

外壁のdBがある業者のランキング【黄色】

外壁のdBがない業者のサッシのdBランキング【青色】

その他【灰色】

としています。

順位 業者名 構造・工法 dB 参考URL
1 百年住宅 RC -55(界壁)
-55(床)
こちら
2 ダイワハウス 木造軸組、鉄骨系プレハブ、重量鉄骨 -50(外壁) こちら
2 パナソニック ホームズ 鉄骨系プレハブ -50(外壁)
-25(サッシ+外壁)
-30 〜 -35(内壁)
-45(2階の床)
こちら
2 レスコハウス RC -50(外壁) こちら
3 ミサワホーム 木造軸組、鉄骨系プレハブ、木質パネル、重量鉄骨、RC 鉄骨系:
-48(外壁)
-25(サッシ)
木質系:
-35(外壁)
-25(サッシ)
-40 〜 -50(2階の床)
鉄骨系
木質系
4 大成建設ハウジング(パルコン) コンクリート系プレハブ -45(外壁・内壁) こちら
4 三井ホーム 枠組壁工法(2×4、2×6) -45(外壁) こちら
5 スウェーデンハウス 木質パネル -44(外壁)
-32(サッシ)
こちら
6 木下工務店 木造軸組、枠組壁工法(2×4、2×6) -40(外壁) こちら
6 サンヨーホームズ 鉄骨系プレハブ -35 〜 -40(外壁)
-30 〜 -55(サウンドルーム)
-25 〜 -30(サッシ)
-35 〜 -45(内壁)
こちら
6 セキスイハイム 鉄骨系プレハブ、枠組壁工法(2×6) -40(外壁)
-25(サッシ)
-35(内壁)
30程度に減らす(排水管)
こちら
7 住友林業 木造軸組 -35(外壁)
-20 〜 -25(サッシ)
-30(内壁)
-40(2階の床)
こちら
7 トヨタホーム 鉄骨系プレハブ -35(外壁)
-30 〜 -40(内壁)
-30(サッシ)
-45(2階の床)
こちら
8 FPの家 木造軸組 -30(外壁?) こちら
8 ユニバーサルホーム 木造軸組 -30(外壁) こちら
9 セルコホーム 枠組壁工法(2×4、2×6) -10 〜 -15以上(外壁)
-27(サッシ)
こちら
- クレバリーホーム 木造軸組 -35(サッシ)
33程度に減らす(防音排水管)
こちら
- 土屋ホーム 木造軸組、枠組壁工法(2×4、2×6) -30(サッシ)
-10(2階の床)
こちら
- アーデンホーム 枠組壁工法(2×4、2×6) -25(サッシ) こちら
- トヨタウッドユーホーム 枠組壁工法(2×4、2×6) -25(サッシ) こちら
- 旭化成ホームズ(ヘーベルハウス) 鉄骨系プレハブ、重量鉄骨 -45(2階の床) こちら
- 富士住建 木造軸組、枠組壁工法(2×4、2×6) -30 〜 -50(防音室) こちら

※なお、防音・遮音性能以外にも「業者選びで大切なポイント」がいくつかあります。詳しくは、下記の記事を参考にしてください。

ハウスメーカー 工務店
【ハウスメーカー&工務店】選び方・決め手・探し方のポイント16選

続きを見る

ちなみに、「dB(デシベル)」が公表されているいないに関わらず、「防音施工の商品や事例」のあったハウスメーカーは以下のとおりです。

業者名 構造・工法 参考URL
アイダ設計 木造軸組 こちら
アイフルホーム 木造軸組 こちら
アキュラホーム 木造軸組 こちら
旭化成ホームズ(ヘーベルハウス) 鉄骨系プレハブ、重量鉄骨 こちら
イシンホーム住宅研究会 木造軸組 こちら
一条工務店 木造軸組、枠組壁工法(2×4、2×6) こちら
イノスグループ 木造軸組 こちら
ウィザースホーム 枠組壁工法(2×4、2×6) こちら
エイ・ワン 木造軸組 こちら
エースホーム 木造軸組 こちら
カネカソーラーサーキットのお家 木造軸組 こちら
サイエンスホーム 木造軸組 こちら
GLホーム 枠組壁工法(2×4、2×6) こちら
秀光ビルド 木造軸組 こちら
住宅情報館 木造軸組 こちら
住友不動産 木造軸組、枠組壁工法(2×4、2×6) こちら
積水ハウス 木造軸組、鉄骨系プレハブ、重量鉄骨 こちら
泉北ホーム 枠組壁工法(2×4、2×6) こちら
ダイワハウス 木造軸組、鉄骨系プレハブ、重量鉄骨 こちら
大共ホーム 枠組壁工法(2×4、2×6) こちら
タマホーム 木造軸組 こちら
土屋ホーム 木造軸組、枠組壁工法(2×4、2×6) こちら
納得スタイルホーム 木造軸組、枠組壁工法(2×4、2×6) こちら
一建設 木造軸組 こちら
桧家住宅 木造軸組 こちら
百年住宅 RC こちら
広島建設 木造軸組 こちら
フィアスホーム 木造軸組 こちら
富士住建 木造軸組、枠組壁工法(2×4、2×6) こちら
ブルースホーム 枠組壁工法(2×4、2×6) こちら
フローレンスガーデン(工藤建設) 枠組壁工法(2×6) こちら
ベツダイホーム 木造軸組、枠組壁工法(2×4、2×6) こちら
北洲ハウジング 枠組壁工法(2×4、2×6) こちら
ポラス 枠組壁工法(2×4、2×6) こちら
三菱地所ホーム 枠組壁工法(2×4、2×6) こちら
無印良品の家 木造軸組 こちら
メープルホームズ 木造軸組、枠組壁工法(2×4、2×6) こちら
ヤマダホームズ 木造軸組、枠組壁工法(2×4、2×6)、木質パネル こちら
ヤマト住建 木造軸組 こちら
夢ハウス 木造軸組 こちら
レスコハウス RC こちら

※このリストにないハウスメーカーでも、たいていの業者は「防音施工」をすることは可能なはずです。

防音・遮音性能を比較するポイント

ハウスメーカーの防音・遮音性能を比較するポイントは、音の大きさを表す「dB(デシベル)」を「どのくらい減らせるか?」ということです。

例えば、ランキングの防音・遮音性能(dB)が「-50(外壁)」とあれば、「外壁によって音を50dB減らせる」ということを意味しています。

しかし、「減らせるdBが大きければ大きいほど良い」というわけではありません。

なぜなら、人によって「騒音の状況」や「音の感じ方」が全く違うからです。

例えば、「日常生活で感じる騒音のレベル」は下記のとおりです。

騒音のレベル dB 音の具体例 人への影響
極めてうるさい 120 ・飛行機のエンジンの近く
・近くの雷鳴
・聴覚に異常をきたす
110 ・自動車のクラクションの直前
100 ・電車が通る時のガード下
・地下鉄の構内
90 ・犬の鳴き声
・大声やカラオケ
・騒々しい工場内
・ブルドーザー
・うるさくて我慢できない
80 ・走行中の電車内
・ピアノの音
・布団たたき
・パチンコ店内
うるさい 70 ・高速走行中の自動車内
・やかんの沸騰音
・騒々しい街頭
・キータイプの音
・セミの鳴き声
・かなりうるさい
・かなり大きな声を出さないと会話ができない
60 ・走行中の自動車内
・普通の会話
・掃除機
・洗濯機
・テレビ
・トイレ(洗浄音)
・非常に大きく聞こえうるさい
・声を大きくすれば会話ができる
ふつう 50 ・エアコンの室外機
・換気扇
・大きく聞こえる
・通常の会話は可能
40 ・静かな住宅地の昼
・図書館
・聞こえる
・会話には支障なし
静か 30 ・小さなささやき声
・深夜の郊外
・非常に小さく聞こえる
20 ・小さな寝息
・木の葉のふれあう音
・ほとんど聞こえない

一方、「音の感じ方」は人によって違うのですが、公的な基準があります。

環境省の騒音に係る環境基準についてでは下記のようになっています。

地域の類型 昼間 夜間
AA 50 dB以下 40 dB以下
AおよびB 55 dB以下 45 dB以下
C 60 dB以下 50 dB以下

・AA:療養施設、社会福祉施設等が集合して設置される地域など特に静穏を要する地域
・A:専ら住居の用に供される地域
・B:主として住居の用に供される地域
・C:相当数の住居と併せて商業、工業等の用に供される地域

なので、例えば、

屋外が80dBで、屋内を40dBまで下げたい

という人の場合は、80dBマイナス40dBで「40dB」の防音・遮音性能が必要になるでしょう。

一方、

屋外が60dBで、屋内を50dBまで下げたい

という人の場合は、60dBマイナス50dBで「10dB」の防音・遮音性能があれば十分なのです。

このように、人によって「騒音の状況」や「音の感じ方」は全く違います。

なので、「自分たちはどのくらいの防音・遮音性能が必要か?」ということを、まず考えることが重要なのです。

※ちなみに、「あまりにも静かすぎる」場合は、人間は逆に違和感を感じてしまうといわれています。

防音・遮音の基礎知識

ノートを書く人

次に、「防音・遮音の基礎知識」をご紹介したいと思います。

これを知っておくと、「防音・遮音性の高い家」を建てる上でかなり役立ちます。

防音は遮音・吸音・防振・制振からなる

そもそも「防音」というのは「概念的な言葉」であり、実際は、

・遮音
・吸音
・防振
・制振

4つを「組み合わせたもの」になります。

それぞれの違いは下記のとおりです。

説明 音の例 防音対策 注意点
遮音 音を反射させて、音を遮る ・生活音や近隣の騒音
・オーディオやピアノ
・遮音シート
・石膏ボード
遮音しすぎると反響も大きくなる
吸音 音を吸収させて弱める ・生活音や近隣の騒音
・オーディオやピアノ
・グラスウール
・ロックウール
吸音しすぎると反響がなくなり物足りなくなる場合も
防振 振動の伝わりを少なくする ・2階の足音
・物の落下音
・ゴムマット
・フェルトマット
防振はとても難しいので効果の高い素材を使う
制振 振動そのものを抑える ・洗濯機や冷蔵庫の音 ・制振シート
・ゴムシート
振動を伴う音は防振よりも制振の方が効果的

音の伝わり方は「空気伝搬音」と「固体伝搬音」の2つ

音の伝わり方には、「空気伝搬音」と「固体伝搬音」の2つがあります。

それぞれの違いは下記のとおりです。

空気伝搬音 固体伝搬音
音の伝わり方 ・空気を伝わる ・壁や床などを伝わる
音の具体例 ・人の話し声
・車の音
・近所の騒音
・2階の足音や衝撃音
・トイレや風呂の流水音
・扉の開閉音
防音対策 ・おもに遮音や吸音による防音を行う
・壁に遮音材を入れる
・防音サッシにする
・家の隙間をなくす
・おもに防振や制振による防音を行う
・クッション性のある素材を使う
・防音排水管にする
防音のしやすさ ・比較的防音しやすい ・空気伝搬音よりも防音しにくい

「高い音」は防音しやすく「低い音」は防音しにくい

音には「高さ(=周波数)」があり、「Hz(ヘルツ)」で表されます。

そして、一般的に「高い音」は防音しやすく「低い音」は防音しにくいとされています。

例えば、防音材のカタログに「防音性能は30dBです」とだけ書かれていた場合、中音域の「500Hz」を基準としていることが多いようです。

なので、500Hz以上の高い音では防音性能が30dBを超え、逆に、500Hz以下の低い音では防音性能が30dBより下がると考えられます。

※低音域の音は、高音域の音の半分程度しか防音しないと考えたほうがよいでしょう。

防音対策のポイント

ポイント

最後に、実際に家を建てる際の「防音対策のポイント」をご紹介したいと思います。

「屋内」「屋外」「その他」のそれぞれに分けて説明します。

屋内の防音対策のポイント

「屋内の防音対策のポイント」は下記の3つです。

・2階の足音や流水音の防音を行う
・二世帯住宅では水回りを上下同じ位置にする
・場所を特定して防音する

1つ目。2階の足音や流水音の防音を行いましょう。流水音とはトイレやシャワーの水の音のことです。生活音でもっとも気になるのがこれらの音です。クッション性のある床材を使ったり、防音排水管にすることで対策することができます。

2つ目。二世帯住宅では水回りを上下同じ位置にするのが基本です。ただ、生活時間の差によって、2階の音が1階に伝わったり、あるいは、トイレやシャワーの流水音が響いたりということも考えられます。それぞれのライフスタイルを考慮しましょう。

3つ目。場所を特定して防音しましょう。本来なら「家全体の防音性能」を上げたいところですが、お金もかかってきます。なので、「家の東側から騒音がする」とか「趣味室にオーディオを置く」などの場合は、そこに絞って防音性能を高めるのが経済的です。

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屋外の防音対策のポイント

「屋外の防音対策のポイント」は下記の3つです。

・騒音側の外壁に対する防音を行う
・音の伝わりが大きい窓に注意する
・換気扇の防音にも気をつける

1つ目。まず、騒音側の外壁に対する防音を考えましょう。屋外の騒音が1ヶ所だけなら、その方向の外壁の防音性能を高くするだけで、大きな効果が期待できます。防音には、遮音シートやグラスウール、石膏ボードを使います。

2つ目。音の伝わりが大きい窓に注意しましょう。窓は最も音が伝わってしまいます。なので、防音サッシを使ったり、普通のサッシと防音サッシを二重にすることで防音性能を高められます。なお、防音サッシは断熱性能も高められることが多いので、おすすめです。

3つ目。換気扇の防音にも気をつけましょう。いくら外壁や窓の防音性能を高めても、換気扇からは音が侵入してしまいます。もし、騒音側に換気扇をつけなくてはならない場合は、「防音換気扇」や「防音フード」などを検討するのもありです。

その他の防音対策のポイント

「その他の防音対策のポイント」は下記の2つです。

・静かにしたい部屋は音源から離す
・気密性の高い家を作る

1つ目。静かにしたい部屋は音源から離しましょう。音の大きさは距離の2乗に反比例します。つまり、距離が2倍になると音は1/4になるのです。なので、寝室などはできるかぎり音源から離すようにしましょう。

2つ目。気密性の高い家にしましょう。音はわずかな隙間からも侵入します。なので防音性能を高めるだけでなく、そもそも隙間がないような「気密性の高い家」を作れる業者を選ぶことが大切です。

「気密性の高いハウスメーカー」は、下記の記事で紹介しています。

壁のコーキング
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【まとめ】ハウスメーカー(工務店)選びで失敗しないために

記事のまとめ

本記事では、「ハウスメーカーの防音・遮音性能の比較ランキング」「防音対策のポイント」についてお伝えしてきました。

まとめると、下記のとおりです。

・「何dB(デシベル)減らせるか?」で業者を比較する
・自分たちは「どのくらい防音・遮音性能が必要か?」を考える
・2階の足音や流水音の防音を行う
・二世帯住宅では水回りを上下同じ位置にする
・場所を特定して防音する
・騒音側の外壁に対する防音を行う
・音の伝わりが大きい窓に注意する
・換気扇の防音にも気をつける
・静かにしたい部屋は音源から離す
・気密性の高い家を作る

業者選びで失敗しないためには、これらのポイントに注意しましょう。

また、防音・遮音性能以外にも「業者選びで大切なポイント」がいくつかあります。

詳しくは、下記の記事を参考にしてください。

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