失敗・後悔しない家づくりブログ【新築・注文住宅】

家づくりの経験者が「失敗しない新築注文住宅のポイント」や「ハウスメーカーの比較・ランキング」などをまとめているブログです。

失敗・後悔しない新築注文住宅

【ハウスメーカー&工務店】選び方・決め手・探し方【失敗しない】

スーモで資料請求したハウスメーカーのカタログ
業者選びで悩む人「ハウスメーカーや工務店はどうやって決めるのでしょうか…?失敗しない選び方や決め手を知りたいです…!」

こんなお悩みに答えます。

こんにちは。家の建て替えを経験した「とある東北人」です。

家づくりは、

業者選びで9割が決まる

と言っても過言ではありません。

業者を選んだ後は、良くも悪くも、その業者と二人三脚で家づくりを進めることになるからです。

しかしながら、

・業者の選び方が全くわからない…
・どこの業者も同じに見える…見分け方は?
・どうやって1社に決めるの?決め手は…?
・そもそもどうやって業者を探すの…?

といったことで悩む人も、少なくないはずです。

本記事では、そんな人に役立つ「業者の見分け方・選び方・決め方・探し方」についてお伝えしたいと思います。

ハウスメーカー(工務店)の見分け方【どこも同じ?】

家の模型

まず、

・業者の違いや特徴がわからない…
・ハウスメーカー(工務店)がどこも同じに見える…

という場合の「ハウスメーカー(工務店)の見分け方」について、ご紹介します。

ここでは、見分け方のポイントとなる、

・1. 業態
・2. 構造・工法
・3. 坪単価

の3つについて、それぞれ説明していきます。

1. 業態で見分ける

1つ目のポイントは、「業態で見分ける」ということです。

家づくりの業者は業態ごとに、下記のような「違い」があります。

業態 違い
ハウスメーカー 「全国に広い営業エリアを持つ、大規模な住宅会社」のこと。営業や設計など、各担当がしっかり組織化されているのが特徴。施工そのものは、地元の工務店などが担当するケースが多い。
工務店 「営業エリアが狭い、地域に密着した小規模な住宅会社」のこと。社長と数名の大工さん、事務員さんという小さな組織であることがほとんど。設計から施工までを一貫して請け負う。
パワービルダー 「ハウスメーカーと工務店の中間にあるような住宅会社」のこと。ハウスメーカーほど大きくないものの、1〜3つくらいの都道府県に営業エリアを広げ、年間30棟以上、場合によっては数百〜数千棟の着工棟数がある。

また、業態ごとに、下記のような「メリット・デメリット」があります。

業態 メリット デメリット
ハウスメーカー ・対応力があり、家づくり全般に対するサービスが充実している
・材料の多くを工場生産するため、品質のムラを少なくできる
・組み立てがシステム化されており、施工のバラツキを少なくできる
・一般的に、完成までにかかる時間が短い
・工務店に比べて割高なことが多い
・担当者によって力量がまったく異なる
・施工は下請けの工務店が担当すること多く、業者によって施工にバラツキが出る
・規格があるため、細かい要望に対応できないことが多い
工務店 ・ハウスメーカーに比べて割安なことが多い
・設計の自由度が高く、細かな要望にこたえられる
・地元の信用が第一のため、迅速に対応してくれることが多い
・高性能な家づくりを重視している業者もいる
・対応力やサービスの充実度は業者によってさまざま
・業者によって施工レベルにバラツキがある
・斬新なデザインの提案などが苦手なことが多い
・工事がずれ込むなど、完成までに時間がかかることもある
パワービルダー ・安定感があるように見える
・家づくり全般に対するサービスが充実している
・展示場がありイメージをつかみやすい
・価格も抑えられている
・工務店・ハウスメーカーどっちつかず
・営業力・設計力はハウスメーカーほど強くない
・1棟1棟の管理体制が行き届かない場合がある
・規格商品の場合、こだわれば高くなることがある

まずは、このような「業態の違い」「メリット・デメリット」を確認しましょう。

2. 構造・工法で見分ける

2つ目のポイントは、「構造・工法で見分ける」ということです。

ハウスメーカーや工務店は「構造・工法」によって、下記のように分類できます。

構造 工法 特徴
木造


木造軸組工法(在来工法) ・柱・梁・筋交いなどの木材を組み合わせて骨組みを作る日本の伝統的な工法
・日本の住まいの7割を占める
木造枠組壁工法(2×4、2×6工法) ・断面が2×4インチ(もしくは2×6インチ)の木材作った枠組みに構造用合板を釘打ちして「面構造」を作る工法
木質パネル工法 ・床・壁・天井パネルを工場生産して現場に運んび「面構造」に組み立てる工法
・施工には接着剤を使う
鉄骨造

軽量鉄骨軸組工法(プレハブ工法) ・柱や梁に厚さ3〜5mmの軽量鉄骨を使い、筋交い(ブレース)で補強する工法
・木造軸組工法の鉄骨版
重量鉄骨ラーメン工法 ・柱や梁に厚さ6〜9mmの鉄骨を使い、接合部をボルトなどで一体化させる工法
・ラーメンとはドイツ語で「枠」のこと
鉄筋コンクリート造 鉄筋コンクリート造 ・鉄筋コンクリートを使って作る工法
・鉄筋コンクリートを柱や梁にする「ラーメン工法」と、壁と床にする「壁式工法」がある

また、それぞれ下記のような「メリット・デメリット」があります。

構造 工法 メリット デメリット
木造


木造軸組工法(在来工法) ・間取りの自由度が高い
・増改築しやすい
・設計や施工次第で耐震性に差が出る
・職人の腕により、仕上がりにバラツキが出る
木造枠組壁工法(2×4、2×6工法) ・耐震性、断熱性、気密性、遮音性が高い
・施工が簡単なので、均一に仕上がる
・工期が短い
・設計の自由度が低い
・大きな開口部を取りづらい
・後から増改築しづらい
木質パネル工法 ・部材を工場生産するので品質が安定している
・職人の腕によるバラツキが少ない
・工期が短い
鉄骨造

軽量鉄骨軸組工法(プレハブ工法) ・地震に強い
・鉄筋コンクリート造よりも軽量で経済的
・部材を工場生産するので品質が安定している
・職人の腕によるバラツキが少ない
・工期が短い
・熱を伝えてしまう
・水がつくとさびやすい
・木造より建築費が高い
重量鉄骨ラーメン工法 ・地震に強い
・部材を工場生産するので品質が安定している
・職人の腕によるバラツキが少ない
・工期が短い
・大きな開口部が取れる
・増改築しやすい
鉄筋コンクリート造 鉄筋コンクリート造 ・耐震性、耐火性、耐久性、遮音性に優れる
・ラーメン工法は増改築にも対応できる
・工期が長い
・木造、鉄骨造より建築費が高い
・現場の施工精度にバラツキが出やすい

このように、構造・工法によって「特徴」「メリット・デメリット」が異なってくるので、業者ごとにチェックしましょう。

3. 坪単価で見分ける

3つ目のポイントは、「坪単価で見分ける」ということです。

おおよその坪単価によって、下記のように業者を分類することができます。

・超ローコスト:20万円〜
・ローコスト:30万円〜50万円
・中堅:50万円〜70万円
・大手:70万円〜

なお、坪単価は「ざっくりとした目安」であり、正確には「見積もり」を取って確認する必要があります。

タウンライフの見積書
【新築・注文住宅】見積もり書の取り方・見方・比較チェック方法

続きを見る

ハウスメーカー(工務店)の選び方【悩むときは?】

メリット・デメリット

次に、

・業者の選び方が全くわからない…
・たくさんある業者の中から候補を絞るには…?

という場合の「ハウスメーカー(工務店)の選び方」について、ご紹介します。

ここでは、選び方のポイントとなる、

・1. 金額・価格
・2. 間取り・デザイン
・3. 性能

の3つについて、それぞれ説明していきます。

1. 金額・価格で選ぶ

1つ目のポイントは、「金額・価格で選ぶ」ということです。

当然ですが、自分たちの予算に合う業者でなければ、候補に入れることはできません。

※確かに「参考の坪単価」はありますが、ざっくりとした目安でしかないため、実際には見積もりを取って確認する必要があります。

しかし、たくさんの業者から候補を絞っていく段階で、全ての業者に細かい見積もりを依頼するのは大変です。

この段階では概算がわかればいいので、下記のサイトが便利です。

このサイトは無料で利用でき、複数の業者から一斉に見積もりを集めることができます。

入手した見積もりを比較して、予算に合いそうな業者を絞り込みましょう。

タウンライフの見積書
【新築・注文住宅】見積もり書の取り方・見方・比較チェック方法

続きを見る

家 紙幣 電卓
【新築注文住宅を安く】予算オーバーを防ぐコストダウン&値引き方法

続きを見る

2. 間取り・デザインで選ぶ

2つ目のポイントは、「間取り・デザインで選ぶ」ということです。

その理由は、業者によって、

・構造・工法上の理由で間取りに制限がある
・内装や外観デザインのラインナップが限られる

という可能性があるからです。

いくら自分たちの予算に合う業者であっても、間取りやデザインが気に入らなければ候補にはなりません。

間取りやデザインは、必ず「公式カタログ」に掲載されているので、チェックしてみましょう。

公式カタログは、下記のサイトで無料で入手できます。

いずれも、多くの人が利用している定番サイトであり、全ての業者のカタログを一括で郵送してもらえます。

また、下記のサイトでは「オリジナルの間取りやデザイン」を無料で作ってもらうことができます。

自分たちの要望をもとに、複数の業者が一斉にプランを郵送してくれるので便利です。

タウンライフの間取りプラン
【新築注文住宅の間取り】参考実例プラン集まとめ&失敗しない決め方

続きを見る

間取りを書く
【マイホーム】間取りシミュレーションサイト&アプリ18選【無料】

続きを見る

3. 性能で選ぶ

3つ目のポイントは、「性能で選ぶ」ということです。

なぜなら、性能は「住んでから重要になるもの」だからです。

確かに、どの業者の性能も昔に比べて向上してきていますが、業者同士を比較するとかなりの違いがあります。

特に、

・耐震性能
・断熱性能
・気密性能

の3つは「とても重要な性能」なので、候補の業者を絞る際にはチェックしましょう。

詳しくは、下記の記事を参考にしてください。

家の性能
【耐震性能が高い】ハウスメーカーランキング【地震に強い頑丈な家】

続きを見る

家の断熱性能
【ハウスメーカーの断熱性能】Q値・UA値ランキング【75社比較】

続きを見る

壁のコーキング
【気密性能が高いハウスメーカー】37社の比較・ランキング【C値】

続きを見る

ハウスメーカー(工務店)の決め方【どうやって決める?】

家の模型を両手に持つ

「候補となる業者」が絞られた後で、

・最終的にどうやって1社に決めるの…?
・決め手を教えてほしい…

という場合の「ハウスメーカー(工務店)の決め方」について、お伝えします。

ここでは、最終的な決め手となる、

・1. 会社
・2. 担当者
・3. 現場

という3つの要素について、「チェックすべきポイント」をご紹介します。

【決め手1】会社:優良なハウスメーカー(工務店)か?

「会社」をチェックするポイントは、下記のとおりです。

No. チェックポイント 備考
1 来客の応対が丁寧か? 人間性・雰囲気のチェック。
2 清掃や整理整頓されているか? 人間性・雰囲気のチェック。
3 地理的に近いか? 対応力やコスト面を考えると、事務所や営業所は近い方がよい。
4 従業員数は? マンパワーのチェック。ハウスメーカーならエリア内の人数。
5 昨年の着工棟数は? 実績のチェック。ハウスメーカーなら、エリア内の棟数。
6 着工棟数÷従業員数は? この値が大きいほど、1棟あたりにかかるマンパワーが少なくなる。
7 建築士の数は? 技術力・マンパワーのチェック。建築士が設計や現場管理をするため。
8 現場の見学はOKか? 技術力のチェック。普通はOKのはずなので、NGの場合は問題あり。
9 構造計算をしているか? 技術力のチェック。全棟計算しているか?
10 省エネ計算をしているか? 技術力のチェック。UA値やηc値を全棟計算しているか?
11 気密測定をしているか? 技術力のチェック。C値を全棟測定しているか?
12 住宅性能表示制度の実績は? 技術力・事務能力のチェック。この制度を利用するにはそれなりの技術力と法律知識が必要なため。
13 第三者検査はOKか? 技術力のチェック。設計図、現場、引き渡し前など第三者による立会い(インスペクション)を行ってもよいなら、技術力に自信がある証拠。
14 完成保証はあるか? 経営状態・保証力のチェック。建設中に会社が倒産した場合の保証。経営的にまずい業者は入れないので、会社を見る指標になる。
15 地盤保証はあるか? 保証力のチェック。地盤沈下などに対する保証はあるか?
16 アフターサービスはあるか? 保証力のチェック。アフターサービスや点検に具体的な計画があるか?

事務所や営業所を訪れたときに、それとなく確認してみましょう。

【決め手2】担当者:良い営業マンか?

「担当者」をチェックするポイントは、下記のとおりです。

No. チェックポイント 備考
1 資格は? 建築士などを持っているとより良い。
2 出身と現在の住まいは? 転勤によって担当者が変わらないかをチェック。
3 勤続年数は? 実績のチェック。短い場合は前職を聞く。
4 昨年の契約棟数は? 実績のチェック。営業マンの中で何位か?
5 社会人としてのマナーは? 時間を守る、身だしなみ、言葉づかいなど。
6 生理的に受け付けないタイプでないか? 相性のチェック。
7 自分の話ばかりせず、相談に乗ってくれるか? サービス力のチェック。
8 契約をとるよりも、こちらの納得・満足を優先しているか? サービス力のチェック。
9 知識が豊富か?質問に対する回答が早いか? サービス力のチェック。
10 専門的な内容もわかりやすく説明してくれるか? サービス力のチェック。
11 わからないことはごまかさず、調べて回答してくれるか? サービス力・人間性のチェック。
12 デメリットも説明してくれるか? 人間性のチェック。
13 他社を悪く言っていないか? 人間性のチェック。
14 こちらの希望にそえない場合でも、できる限り代替案を出してくれるか? サービス力のチェック。
15 こちらの希望と違うものをすすめてこないか? サービス力のチェック。
16 予算を引き上げる話ばかりしないか?予算を抑える話をしてくれるか? サービス力のチェック。
17 契約を急がせたり、しつこく営業してこないか? サービス力のチェック。

何回かやり取りをする間にわかってきますので、チェックしましょう。

【決め手3】現場:ミスや欠陥が起きない現場・施工レベルか?

「現場・施工レベル」をチェックするポイントは、下記のとおりです。

No. チェックポイント 備考
1 職人の雰囲気はいいか? 業者と職人の関係性や、現場の統制が取れているかがわかる。
2 現場や工具などがきれいに整理整頓されているか? 技術力のチェック。
3 現場監督の平均担当件数が多すぎないか? 技術力・マンパワーのチェック。棟数が多いほど1棟あたりの管理力が落ちる。
4 材料や構造体が雨に濡れないようしているか?(雨養生) 技術力のチェック。
5 構造用合板に対する釘がめり込みすぎていないか? 技術力のチェック。めり込みが深いと地震のときに合板が裂けやすくなる。1mm程度ならOK。
6 断熱材や貫通部分にすき間はないか? 技術力のチェック。隙間があると断熱性がかなり落ちる。内部結露の原因にもなる。

現場見学をお願いして、見せてもらいましょう。

削除法で最後に残った業者に決める

ご紹介した「チェックポイント」をもとに業者を絞っていく際は、

マルが多い業者を残すのではなく、バツが多い業者を外していく

という「削除法」がおすすめです。

業者と何回か会っていくうちに、必ず「この業者はちょっと微妙だな…」と感じる瞬間が訪れます。

そういう業者を外していくと、自動的に候補の数が絞られていきます。

その結果、最後まで残った業者が「正解の業者」です。

※ぜひ、「自分たちの感覚」を信じて業者を選んでみてください。

ハウスメーカー(工務店)の探し方【情報収集は?】

パソコンで調べる

本記事の最後に、

・そもそもどうやって業者を探すの…?
・情報収集の方法を教えてほしい…

という場合の「ハウスメーカー(工務店)の探し方」について、ご紹介します。

ハウスメーカーや大きい工務店はポータルサイトで探す

ハウスメーカーや大きい工務店については、下記の「ポータルサイト」で探すことができます。

いずれも、多くの人が利用している定番サイトであり、有名な業者は全て掲載されています。

また、無料で利用でき、カタログや間取り集などを一括で郵送してもらえるので便利です。

地元の工務店はJBNの会員検索で探す

地元の工務店は、中小工務店の全国組織である「全国工務店協会(JBN)」の会員検索から探すと効率的です。

JBNには、全国47都道府県で3,000社以上が登録しているため、地元の工務店をほぼカバーすることができます。

いきなり住宅展示場には行かない

情報収集のために、いきなり住宅展示場に行かないようにしましょう。

おそろしく時間がかかる上、しつこい営業を受けることもあり、かなり効率が悪いです。

※また、住宅展示場は、坪単価が実際の2倍くらいの「豪華な作り」になっており、現実的に参考になりません。

たいていの情報は、カタログなどの「公式資料」に全て書いてあります。

なので、まずは資料を自宅に取り寄せて読み込むのが先です。

その上で、

・資料を読んでわからなかったことを質問する
・会社や担当者(営業マン)の良し悪しをチェックする

ために住宅展示場に行く、という順番をおすすめします。

業者の情報収集では「公式資料」を必ず入手する

業者の情報収集をするときは、「公式資料」を必ず入手しましょう。

その理由は、

・ホームページの情報が古い
・担当者(営業マン)によって言うことが違う
・地域や要望によって性能や仕様が大きく変わる

という可能性があるからです。

情報が正確でないと、

・優良な業者を候補から外す
・微妙な業者を候補に入れる

というミスが起こりやすく、後から後悔する原因になってしまいます。

そうならないためにも、公式資料を必ず確認しましょう。

なお、業者の資料は下記のサイトで手に入れることができます。

ホームズ:公式カタログのみほしい場合
タウンライフ:地域や要望に合わせた資料がほしい場合

いずれも、多くの人が利用している定番サイトであり、無料で資料を郵送してもらえるので便利です。

-失敗・後悔しない新築注文住宅

Copyright© 失敗・後悔しない家づくりブログ【新築・注文住宅】 , 2020 All Rights Reserved.