失敗・後悔しない家づくりブログ【新築・注文住宅】

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【注文住宅】見積もり書の注意点・比較チェック法【ハウスメーカー】

タウンライフの見積書
新築注文住宅を建てる人「ハウスメーカーや工務店の見積もり書を取るときの注意点や、比較・チェック方法を知りたいです…!」

こんなお悩みに答えます。

こんにちは。家づくりを経験した「とある東北人」です。

家づくりが進むと、「見積もり書」を取る必要が出てきます。

しかしながら、

・見積もり書を取る際に気をつけることって?
・相見積もりの取り方ってどうすればいいの?
・業者が見積もり書を出さない(遅い)場合は?
・どうやって比較したりチェックすればいい?

といったことで悩む人も少なくないでしょう。

本記事では、そんな人に役立つ「ハウスメーカー・工務店の見積もり書を取るときの注意点」「比較・チェック方法」をご紹介したいと思います。

【新築注文住宅】見積もり書を取るときの注意点

注意

まず、ハウスメーカーや工務店から「見積もり書を取るときの注意点」をお伝えします。

ポイントは、下記の3つです。

・1.「契約後に金額が上がる」見積もりトラブルが多い
・2. 必ず「明細見積もり書」をもらう
・3.「仮契約」は絶対にしない

これらについて、1つずつ説明します。

1.「契約後に金額が上がる」見積もりトラブルが多い

見積もりトラブルとは、「契約後に金額を上げられてしまう」ことです。

具体例として、「マイホーム建築の罠」という本に書かれている、

見積もり書を確認しないで契約した「Dさん」

の事例をご紹介します。

その後、営業マンと細かい話に入ります。しかし、このころから想像と違うことにDさんは気づきはじめました。まず契約をした標準タイプの家が、非常に簡素なことに気づきます。展示場で見た豪華な設備は標準タイプにはついていないようです。よく見ると、最低限以下のものしかついていません。

営業マン「バルコニーは必要ですか?」
Dさん「え?もちろんです」
営業マン「そうですよねー。ではバルコニーのオプション追加ですね」
Dさん「え、別料金なのですか?」
営業マン「もちろんです。見積書に書いてあるとおりです」
Dさん「……」
営業マン「玄関ポーチは必要ですか?」
Dさん「えっ、それも全部別料金ですか!?」

この他にも給排水設備、照明器具など見積書になかった必要なものがどんどん追加されていきます。さらには仮設トイレ、仮設工事、残土処理などの項目が並びます。また、オプション工事も思ったより金額が高いことに驚きます。

でもすでに契約をしていますから、価格交渉もうまくいきません。結局、普通に必要なものをつけただけで1000万円も金額が上乗せされていました。

2. 必ず「明細見積もり書」をもらう

Dさんの話は実話であり、非常によくある「見積もりトラブル」のケースなのだそうです。

こうした「見積もりトラブル」を防ぐには、

必ず「明細見積もり書」をもらう

ということが大切です。

一般的に、ハウスメーカーや工務店に見積もり書をお願いすると、

全ての項目が「一式」で書かれた「一式見積もり書」

を出してくる場合が多いです。

これは、一見すると「ちゃんとした見積もり書」に見えるのですが、

・どんな家を
・どんな材料で
・どうやって作るのか

が、全くわからないのです。

例えば、使用する材料の、

・名称
・グレード
・品番
・数量
・単価

などが全くわかりません。

※これでは、業者に全てお任せしているようなものであり、契約してから「想像と違う!」と気づいても手遅れです。

また、「必要な項目そのもの」がスッパリ抜けているケースもあります。

例えば、

・仮設工事
・基礎工事
・外構工事
・解体工事
・その他諸費用

といった必須項目が「意図的に抜かれている」ことがあるのです。

※このままでは、契約した後に「100万円単位」で費用が追加されてしまうため、要注意です。

有名な大手ハウスメーカーでも、こうした「一式見積もり書」「項目が抜けてる見積もり書」を出してくることが普通にあります。

いずれにしても、「見積もりトラブル」を避けるためには、

必ず「明細見積もり書」をもらう

ようにしましょう。

3.「仮契約」は絶対にしない

もう1つ、「見積もりトラブル」を防ぐための注意点は、

「仮契約」は絶対にしない

ということです。

営業マンと話を進めていくと、簡単なヒアリングだけで、

・一式見積もり書
・仮の間取りプラン
・仮の仕様書

などを提示してくる場合があります。

これらの書類を見ると、

「理想の家が、思ったより安く建てられそう」

と感じることもあります。

その流れで、営業マンから、

まずは「仮契約」をしましょう。いま「仮契約」をしていただくと、特別キャンペーンで「◯◯万円」お安くなりますよ。詳しい間取りや仕様は、後からでも決められますから。

と言われる場合があるのですが、これは「仮契約」ではなく、実は「本契約」なのです。

※いくら営業マンが「仮契約」と言い張ったとしても、建築請負契約書にサイン+押印した時点で、民法上は「本契約」となります。

そして、すでにご説明したとおり、「契約後に金額を上げられてしまう」ケースが多いのです。

解約しようにも、数百万円という「多額の違約金」を請求されるため、大半の人は業者に従うしかなくなります。

こうならないためにも、

「仮契約」は絶対にしない

ということに、細心の注意を払ってください。

【新築注文住宅】見積もり書の比較・チェック方法

見積もり書 虫眼鏡

次に、手に入った「見積もり書の比較・チェック方法」をご紹介します。

ポイントは、下記の5つです。

・1. 明細見積もり書になっているか?
・2. 総額が予算内に収まっているか?
・3. 要望がきちんと反映されているか?
・4. 特定の業者だけ抜けている項目はないか?
・5. 総額を坪数で割った坪単価はいくらか?

これらについて、1つずつ説明します。

1. 明細見積もり書になっているか?

1つ目は、「明細見積もり書になっているか?」ということです。

見積もり書を取るときの「注意点」でもお伝えしたのですが、

全ての項目が「一式」で書かれた「一式見積もり書」

では、具体的な項目が分からず、比較やチェックをすることができません。

なので、使用する材料の、

・名称
・グレード
・品番
・数量
・単価

であったり、必要な項目である、

・仮設工事
・基礎工事
・外構工事
・その他諸費用

などの費用がしっかり書かれた「明細見積もり書」になっているかを確認しましょう。

2. 総額が予算内に収まっているか?

2つ目は、「総額が予算内に収まっているか?」ということです。

当然の話ですが、予算的に建築可能でなければ、比較検討することができません。

見積もりが「予算オーバー」になる主な原因は、以下の3つです。

・A.要望を出しすぎている
・B.業者の価格帯がハイグレード
・C.業者が意図的に金額を盛っている

AやBはよくあることですが、たまにCのパターンもあります。

つまり、最初は高く見積もりを出して、後で値引きしてお得感を演出する、という営業戦略をするわけです。

※私のときも、他の業者と比べて「1000万円以上」も高い見積もりを出してきた業者がいました。

いずれにしても、他の業者と比べて「大きく予算オーバーしている」見積もりを出した業者がないか、チェックしましょう。

3. 要望がきちんと反映されているか?

3つ目は、「要望がきちんと反映されているか?」ということです。

なぜなら、

・A社:「総額は安い」が、要望が反映されていない
・B社:「総額は高い」が、要望が反映されている

という場合は、単純に比較できないからです。

つまり、総額が安い業者に簡単に飛びつかず、「要望の実現度と金額のバランス」を見ることが大切ということです。

見積もり書を取る際には、全ての業者に同じ要望を伝えることが大原則です。

もちろん、同じ要望を伝えたとしても、業者によって提案プランはさまざまだと思いますが、

・坪数
・間取り(部屋数、広さ)
・性能(耐震性、断熱性など)
・デザイン(内装、外観)
・設備
・仕様
…etc

といった点において、各業者とも、こちらの要望がきちんと反映されているかを確認し、条件を同じにする必要があります。

4. 特定の業者だけ抜けている項目はないか?

4つ目は、「特定の業者だけ抜けている項目はないか?」ということです。

例えば、

・仮設工事
・基礎工事
・外構工事

といった項目が、業者によって「別途見積もり」の場合があります。

このような工事のアリ・ナシでは、見積もり書に「数百万円」の違いが生まれます。

「この業者はかなり割安だな」と感じた場合は、特定の項目が「別途見積もり」になっていないか要チェックです。

5. 総額を坪数で割った坪単価はいくらか?

5つ目は、「総額を坪数で割った坪単価はいくらか?」ということです。

一般的には、「坪単価」とは、別途工事費や諸費用を除く「本体価格を坪数で割った値」のことです。

しかし、実際の見積もり書の「形式」は業者によってバラバラであり、本来は「別途工事費」や「諸費用」に分類される費用が「全て本体価格に含まれている」というような場合があります。

その影響を避けるために、「総額を坪数で割った坪単価」を出すわけです。

こうすることで、正確かつ公平に「高い・安い」の妥当性を比較することができるのです。

【新築注文住宅】見積もり書に関するQ&A

Q&A

Q1. 複数の見積もり(相見積もり)は何社するのが適切?

「できるだけ多く…」と言いたいところですが、経験上「3〜5社」というのがベストだと思います。

※2社では「比較対象」が少なすぎますし、6社以上では、打ち合わせや連絡にかなりの時間がかかってしまうからです。

全ての業者に1社ずつ見積もりを依頼するのは大変なので、下記のサイトを使うと良いでしょう。

なお、相見積もりをする上では、候補となる3〜5社に、

・大手ハウスメーカー
・中堅ハウスメーカー
・地元の工務店

バランスよく含まれていると理想的です。

Q2. 見積もり作成の期間は何日かかる?遅い場合は?

一般的な見積もり作成期間としては、

・ハウスメーカー:数日〜1週間
・工務店:2週間前後

くらいだと思います。

しかし、

・客としての優先度が低い
・忙しいor人手が足りない
・現地調査や役所調査が必要
・解体などの別途工事がある

といった理由から、1ヶ月くらいの時間がかかることもあります。

遅くなることを防ぐには「事前に提案予定日を聞く」ことが大切です。

そして、予定日が過ぎても提案がない場合は「◯月◯日にご提案いただける予定なのですが…」と、それとなく催促してみます。

Q3. ハウスメーカーや工務店が見積もり書を出さないのですが…

一部のハウスメーカーや工務店では、予算や資金計画を話し合ってからでないと、見積もり書を出してくれないことがあるようです。

ただ、それが面倒くさいのであれば、よほど気になる業者でない限り、候補から外してもいいと思います。

Q4. 契約前の見積もりは無料?有料?

ハウスメーカーでも工務店でも、基本的に無料です。

ただ、一部の工務店などでは、見積もりの回数が多くなると有料になる場合があるようです。

見積もり書 無料 有料
家の見積もり&間取り図作成料金は無料?│ハウスメーカーの注文住宅

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【厳選おすすめ】見積もり書を取るときに便利なサイト

ウェブサイトのイラスト

本記事では、見積もり書を取るときの「注意点」「比較・チェック方法」をお伝えしてきました。

しかし、

見積もり書は欲しいけど、いちいちハウスメーカーや住宅展示場を回るのは面倒くさい…

という人もいると思います。

そんなときはタウンライフ」というサイトが便利です。

タウンライフ

その理由は、

・無料で利用できる
・有名ハウスメーカーや工務店が見積もりと間取りを作ってくれる
・複数の業者から一斉に見積もり書と間取り図を集められる

からです。

1回のフォーム入力だけで、さまざまな業者から「相見積もり」を簡単に取れるので、手間がかかりません。

使ったことのない人は、いちど試してみると良いでしょう。

▼タウンライフ
https://www.town-life.jp/home/

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