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【2024年最新】ハウスメーカー坪単価ランキング33社【一覧で価格比較】

ハウスメーカー坪単価

※記事内にPRを含む場合があります

ハウスメーカーの坪単価のランキングを知りたい

坪単価◯◯万円って安い?ふつう?それとも高い?

坪単価が安い業者は、本当にその金額で家を建ててくれるの?

こんな悩みはありませんか?

この記事では、実際に家づくりを経験した私が、

・ハウスメーカー各社の坪単価
・坪単価の注意点
・坪単価を安くするポイント

について解説しています。

坪単価について知るべきことが全てわかるので、ぜひ読んでみてください。

ハウスメーカーの坪単価ランキング33社

ハウスメーカーの坪単価ランキングは、以下のとおりです。

坪単価(万円)
アイダ設計 29〜78
タマホーム 40.9〜80.9
サイエンスホーム 45〜60
ロイヤルハウス 45〜70
ジブンハウス 45.5〜64.7
桧家住宅 46〜75
セルコホーム 48〜110
富士住建 49.1〜59.6
一条工務店 50〜60
ユニバーサルホーム 50〜86
木下工務店 50〜90
ヤマダホームズ 53〜100
cotton1/2 55〜70
アキュラホーム 55〜85
クレバリーホーム 58〜80
イシンホーム住宅研究会 60〜75
古河林業 60〜90
住友不動産 60〜100
トヨタホーム 60〜120
ミサワホーム 60〜150
セキスイハイム 60〜180
アエラホーム 63.5〜97.5
三井ホーム 65〜107
ウィザースホーム 70〜90
日本ハウスホールディングス 70〜100
三菱地所ホーム 70〜160
スウェーデンハウス 73.5〜99.1
住友林業 78〜109
旭化成ホームズ(ヘーベルハウス) 80〜130
ダイワハウス 80〜150
北洲ハウジング 95〜150
パナソニックホームズ 100〜120
積水ハウス 119

※データ引用元:スーモホームズ住宅産業新聞
※坪単価に幅がある場合は最低額が低い順に掲載しています。
※坪単価には別途工事費用等が含まれない場合があります。
※条件等により変動し掲載金額から外れる場合があります。
※詳細な金額に関しては各企業にお問合わせください。

そもそも坪単価とは?(建築費用÷建物の坪数)

坪単価というのは、建築費用を建物の坪数で割ったものです。

例えば、建築費用が3000万円で、建物の坪数が30坪だとすると、坪単価は100万円になります。

計算式としては、

建築費用3000万円 ÷ 建物の坪数30坪 = 坪単価100万円

となります。

坪単価は、身近な例で言えば、スーパーで売っている豚肉の「100gあたり◯◯円」と似たようなものです。

同じスーパーで売っている豚肉でも、

・外国肉:100gあたり100円
・国産肉:100gあたり150円
・有名肉:100gあたり200円

と分かれば、グレードを比較できるので、質をチェックことができます。

また、同じ国産肉でも、

・A店:100gあたり150円
・B店:100gあたり160円
・C店:100gあたり170円

と分かれば、スーパーの価格帯を比較できるので、安い店(or高い店)を探すことができます。

このように、坪単価という指標があれば、

・家のグレード
・ハウスメーカーの価格帯

が比較しやすくなる訳です。

その他、坪単価についてのよくある疑問を「Q&A形式」で解説します。

Q.建築費用は本体工事費のみ?

坪単価を計算する際の建築費用は、本体工事費のみで、別途工事費等を含まないのが一般的です。

ただし、建築費用に何をどこまで含めるかは、業者によって異なります。

Q.建築費用に住宅設備は含まれる?

坪単価を計算する際の建築費用には、住宅設備は含まれます。

ただし、業者によって、住宅設備の一部を別途工事費に含める場合もあります。

Q.建築費用に土地代は含まれる?

坪単価を計算する際の建築費用に、土地代は含まれません。

あくまで、建物を建てる費用のみになります。

Q.建築費用に含まれない費用は?

坪単価を計算する際の建築費用には、

・別途工事費
・土地代
・諸費用

といった費用は含まれません。

Q.建築費用は消費税込みの金額?

坪単価を計算する際の建築費用は、消費税込みの金額であることが一般的です。

ただし、業者によって、税抜きの金額で計算している場合もあります。

Q.建物の坪数とは何か?

建物の床面積の合計になります。

面積の単位が平米(㎡)のときは「約3.3㎡=1坪」として、坪に変換します。

なお、あくまで建物の床面積であり、土地の面積ではありません。

Q.建物の坪数に2階部分は含まれる?

含まれます。

建物が2階建てなら、1階と2階の床面積の合計です。

3階建てなら、1階〜3階までの床面積の合計です。

平屋建ての場合は、1階部分の床面積となります。

Q.建物の坪数に吹き抜け等は含まれる?

建物の面積には、

・延床面積
・施工面積

の2種類があります。

延床面積は、建築基準法に基づいて、建物各階の床面積を合計した面積であり、

・吹き抜け
・ベランダ
・玄関ポーチ

などは、含まれません。

一方、施工面積は、明確な定義がなく、業者によっては吹き抜けなども含める場合があります。

坪単価の計算に、延床面積を使うのか、施工面積を使うのかは、業者によってバラバラです。

坪単価を比較するときの4つの注意点

坪単価を比較する際は、注意するべきことがあります。

それは、以下の4つです。

・①本体工事費のみで別途工事費などが含まれていない
・②本体工事費に何をどこまで含むのか業者で異なる
・③延床面積と施工面積のどちらで計算しているか
・④敷地条件/間取り/工法/仕様/設備等で変動する

①本体工事費のみで別途工事費などが含まれていない

先に説明したとおり、坪単価は本体工事費のみで、別途工事費などが含まれていません。

そのため、例えば、坪単価が50万円というハウスメーカーであっても、別途工事費などを入れた総額では、坪単価が80万円になるということがあります。

つまり、坪単価そのままの金額では、家は建たないのです。

②本体工事費に何をどこまで含むのか業者で異なる

例えば、以下のような2つの業者があるとします。

・業者A:坪単価60万円
・業者B:坪単価40万円

一見すると、業者Bのほうが割安に見えます。

しかし、

・業者A:本体工事費に入れるべき工事を全て入れている
・業者B:本体工事費に入れるべき工事を別途工事費にしている

としたらどうでしょうか?

本体工事費にどこまで含むかは、業者によってバラバラなので、業者Bのように、ワザと本体工事費を減らし、坪単価を安く見せている場合もあります。

本来、本体工事費に入れるべき工事を全て入れたとしたら、

・業者A:坪単価60万円
・業者B:坪単価80万円

と、逆転する可能性もあります。

なので、ハウスメーカーの坪単価を比較する際は、注意が必要です。

③延床面積と施工面積のどちらで計算しているか

延床面積と施工面積は、

・延床面積:吹き抜け、ベランダ等を含まない
・施工面積:吹き抜け、ベランダ等を含む

という違いがあります。

例えば、建築費用が同じ2100万円だったとしても、

・延床面積で計算:2100万円÷30坪=坪単価70万円
・施工面積で計算:2100万円÷35坪=坪単価60万円

のように、施工面積を使えば、延床面積よりも広くなるため、坪単価が安くなります。

坪単価の計算に、延床面積を使うのか、施工面積を使うのかは、業者によってバラバラです。

なので、坪単価を比較する際は、延床面積・施工面積のどちらで計算されているのかをチェックしましょう。

④敷地条件/間取り/工法/仕様/設備等で変動する

坪単価は、

・敷地条件
・間取り
・工法
・仕様
・設備

などで変動します。

全く同じような大きさの家を建てたとしても、

・敷地条件が厳しいと高くなる
・間取りが複雑だと高くなる
・木造より鉄骨等だと高くなる
・仕様や設備が豪華だと高くなる

訳です。

このように、施主側の要望や条件なども関係してくるため、単純にハウスメーカーの坪単価を比較できない点にも注意が必要です。

どのくらいの坪単価でどんな家が建てられる?

どのくらいの坪単価で、どんな家が建てられるかを、

・坪単価30〜40万円
・坪単価50〜60万円
・坪単価70〜80万円
・坪単価90〜100万円

の4つに分けて、それぞれの実例をご紹介します。

坪単価30〜40万円の注文住宅の実例

坪単価30〜40万円の注文住宅の実例としては、以下のような感じです。

・本体価格:~1,499万円(〜36.5万円/坪)
・延床面積:135.81㎡(41.0坪)
・家族構成:夫婦+子ども3人
・建築地域:埼玉県

坪単価30〜40万円の注文住宅_外観

坪単価30〜40万円の注文住宅_内観

坪単価30〜40万円の注文住宅_間取り1階

坪単価30〜40万円の注文住宅_間取り2階

※画像・データはSUUMOより引用

坪単価50〜60万円の注文住宅の実例

坪単価50〜60万円の注文住宅の実例としては、以下のような感じです。

・本体価格:2,150万円(56.9万円/坪)
・延床面積:125.03㎡(37.8坪)
・家族構成:夫婦+子ども2人
・建築地域:千葉県

坪単価50〜60万円の注文住宅_外観

坪単価50〜60万円の注文住宅_内観

坪単価50〜60万円の注文住宅_間取り1階

坪単価50〜60万円の注文住宅_間取り2階

※画像・データはSUUMOより引用

坪単価70〜80万円の注文住宅の実例

坪単価70〜80万円の注文住宅の実例としては、以下のような感じです。

・本体価格:3,176万円(71.7万円/坪)
・延床面積:146.57㎡(44.3坪)
・家族構成:夫婦+子ども2人
・建築地域:埼玉県

坪単価70〜80万円の注文住宅_外観

坪単価70〜80万円の注文住宅_内観

坪単価70〜80万円の注文住宅_間取り1階

坪単価70〜80万円の注文住宅_間取り2階

※画像・データはSUUMOより引用

坪単価90〜100万円の注文住宅の実例

坪単価90〜100万円の注文住宅の実例としては、以下のような感じです。

・本体価格:2,910万円(97.5万円/坪)
・延床面積:98.71㎡(29.8坪)
・家族構成:夫婦+子ども2人
・建築地域:東京都

坪単価90〜100万円の注文住宅_外観

坪単価90〜100万円の注文住宅_内観

坪単価90〜100万円の注文住宅_間取り1階

坪単価90〜100万円の注文住宅_間取り2階

坪単価90〜100万円の注文住宅_間取り3階

※画像・データはSUUMOより引用

坪単価をできる限り安くするポイント

この記事では、ハウスメーカーの坪単価について解説してきました。

しかし、坪単価を安くするために最も重要なのは、

相見積もりをして安い業者を選ぶ

ということです。

私の経験談ですが、いくつかの業者に相見積もりをしたところ、最も安い業者と最も高い業者の間で、約1000万円の差がありました。

結局、私は最も安い業者に依頼できたのですが、もし相見積もりをしなかったら、余計に1000万円を払っていたかもしれません。

それくらい、安く家を建てる上で、相見積もりが重要だということです。

ただ、

・1社ずつ業者に会って見積をもらうのは、時間や労力がかかる…
・毎回毎回、同じ話を伝えなければならないので疲れる…

という人も少なくないと思います。

そんな人には、以下のサイトがおすすめです。

▼タウンライフ
https://www.town-life.jp/home/

このサイトを使えば、複数のハウスメーカーや工務店から、

・間取りプラン
・見積書

を作ってもらえます。

いろいろな業者の提案を比較検討できるので、最も安く建ててくれる業者が見つかります。

サイトの使い方は簡単です。

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