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自分達の年収や貯金、年齢だと妥当な予算ってどのくらい?
想定してる予算内で満足のいく家を建てられるか心配…
無理なく生活できて、教育費や老後資金なども貯められるの?
こんな悩みはありませんか?
この記事では、実際に家づくりを経験した私が、
・マイホームの予算を試算できるサイト
・予算を考える上で確認すべきこと
・予算オーバーを防ぐポイント
について解説しています。
自分に合った最適な予算をシミュレーションできるので、ぜひ読んでみてください。
60冊以上の家づくり本で勉強した後、一級建築士に外部コンサルを依頼して注文住宅を建てました。
マイホームの予算をシミュレーションできるサイト7選
①タウンライフ
▼タウンライフ
https://www.town-life.jp/home/
このサイトでは、自分の要望をもとに、
・設計プラン
・見積書
を複数のハウスメーカーや工務店から「無料」で作ってもらえます。
かなり便利なので、予算をシミュレーションする際は、まずこのサイトを利用すると良いでしょう。
②ホームズ:おうち予算シミュレーション
▼ホームズ:おうち予算シミュレーション
https://lifullhomes-index.jp/sim/household/
このサイトでは、年齢・配偶者・子供・世帯収入・自己資金などをもとに、予算をシミュレーションすることができます。
また、毎月の返済額や生活費、貯蓄額などもわかるようになっています。
③リクルート:住宅購入予算シミュレーター
▼リクルート:住宅購入予算シミュレーター
https://finance.recruit.co.jp/sugoi/yosan-simulation/
このサイトでは、年齢・職業・年収・貯蓄額・配偶者・子供・頭金・生活費などをもとに、予算や諸費用をシミュレーションすることができます。
また、毎月の返済額や、購入後の家計収支、貯金推移などもわかるようになっています。
④HOME4U:注文住宅予算シミュレーション
▼HOME4U:注文住宅予算シミュレーション
https://house.home4u.jp/budget/select
このサイトでは、
借入額・金利・返済年数・頭金・建物の広さ・土地価格 → 毎月の返済額
毎月の返済額・金利・返済年数・頭金・建物の広さ・土地価格 → 借入額
という2パターンのシミュレーションをすることができます。
⑤スーモ:住宅ローンシミュレーション
▼スーモ:住宅ローンシミュレーション
https://suumo.jp/edit/simulator/index.html
このサイトでは、
返済額・頭金・返済期間・金利 → 購入可能額
購入希望価格・頭金・返済期間・金利 → 毎月の返済額
という2パターンのシミュレーションをすることができます。
⑥住友林業:資金計画シミュレーション
▼住友林業:資金計画シミュレーション
https://sfc.jp/ie/fund/sim/
このサイトでは、
建物価格・土地価格・自己資金 → 借入金額、諸費用
年収・返済期間・金利・年齢 → 借入可能額、毎月の返済限度額
借入希望額・返済期間・金利 → 毎月の返済額
という3パターンのシミュレーションをすることができます。
⑦家づくりナビ:マイホーム予算シミュレーター
▼家づくりナビ:マイホーム予算シミュレーター
https://myhome-i.net/money_simulator
このサイトでは、現在の家賃・返済期間・金利・自己資金などをもとに、 借入限度額や予算をシミュレーションできます。
マイホームの予算シミュレーションで確認すべきこと
正確な予算をシミュレーションする上で、確認すべきことがあります。
それは、以下の5つです。
①無理のない返済額はいくらか?
②毎月の収入と支出はいくらか?
③頭金(自己資金)をいくら出すか?
④金利のタイプをどうするか?
⑤返済年数をどう設定するか?
①無理のない返済額はいくらか?
1つ目は「無理のない返済額はいくらか?」ということです。
年収を入力すると、借入可能額が分かるシミュレーションも多いです。
しかし、この借入可能額というのは、あくまでMAXで借りられる金額がいくらか?ということに過ぎません。
なので、借入可能額の上限いっぱいで借りてしまった場合、毎月の返済がきつくなる可能性が高いです。
そうではなくて、余裕を持って毎月返済できる額をまず考えて、それをもとに借入額をシミュレーションするようにしましょう。
②毎月の収入と支出はいくらか?
2つ目は「毎月の収入と支出はいくらか?」ということです。
①の「無理のない返済額」を考えるためには、毎月の収支の把握が必要です。
収入については、月収の手取り額で考えます。
自営業の人など、月収の金額が変動する人は、最も少ない月の金額を基準にしましょう。
さらに、結婚していれば、夫婦それぞれの収入を合計します。
支出については、
・家賃
・駐車場代
・管理費・更新料
などの、現在の住居費を出した上で、
・食費
・水道光熱費
・電話/ネット代
・日用品代
・衣類代
・美容代
・交通費/車関係
・医療費
なども出して、全てを合計します。
もし、支出が正確にわからない場合は、家計簿をつけて、半年〜1年くらいの平均を出すようにしましょう。
③頭金(自己資金)をいくら出すか?
3つ目は「頭金(自己資金)をいくら出すか?」ということです。
頭金を用意すれば、
・毎月の返済額が減る
・利息の負担を少なくできる
・ローンの審査に通りやすくなる
・金利が優遇される場合がある
というメリットがあります。
特に、総費用に占めるローンの割合が減り、借入金額が少なくて済むため、毎月の返済額も減り、返済するのが楽になります。
一方で、頭金を出しすぎると、手元の貯金が減ってしまうため、当面の生活費や教育資金などに影響が出る可能性があります。
こうした側面も踏まえて、頭金をいくら出すかを慎重に考えましょう。
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④金利のタイプをどうするか?
4つ目は「金利のタイプをどうするか?」ということです。
住宅ローンの金利には、以下の2種類があります。
・固定金利:契約時の金利に固定。返済額は変わらない。
・変動金利:金利が変動。返済額が増える可能性がある。
このうち、変動金利を選ぶ人が多いのですが、注意が必要です。
変動金利は、金利が上昇した場合に返済額が増えて、返済がきつくなる可能性があるからです。
確かに、変動金利のほうが固定金利より低い場合がありますが、それは金利の上昇リスクを借主が負っているからです。
一方、固定金利は、金利が上昇しても、返済額は変わりません。
固定金利は、割高に感じるかもしれませんが、それは、金利の上昇リスクを金融機関が負っており、ある種の保険料と考えられます。
この点をよく考えて、金利のタイプを選ぶようにしてください。
⑤返済年数をどう設定するか?
5つ目は「返済年数をどう設定するか?」ということです。
完済するまでの期間を長くすれば、毎月のローン返済額が減るので、余裕を持って返済できるようになります。
ただし、完済時の年齢に注意が必要です。
例えば、35年のローンを組んだ場合、
・30歳の人:完済時65歳
・40歳の人:完済時75歳
となります。
老後も働けるなら問題ありませんが、収入が減った場合、返済がきつくなる可能性があります。
そういったことも考慮して、完済までの期間を設定するようにしましょう。
マイホームの予算オーバーを防ぐポイント
マイホームの予算オーバーを防ぐために最も重要なのは、
複数の業者から見積書をもらって比較する
ということです。
私の経験談ですが、いくつかの業者に相見積もりをしたところ、最も安い業者と最も高い業者の間で、約1000万円の差がありました。
結局、私は最も安い業者に依頼できたのですが、もし相見積もりをしなかったら、大幅に予算オーバーしていたかもしれません。
それくらい、相見積もりをするのは重要だということです。
ただ、
・1社ずつ業者に会って見積をもらうのは、時間や労力がかかる…
・毎回毎回、同じ話を伝えなければならないので疲れる…
という人も少なくないと思います。
そんな人には、以下のサイトがおすすめです。
▼タウンライフ
https://www.town-life.jp/home/
このサイトを使えば、複数のハウスメーカーや工務店から、
・間取りプラン
・見積書
を一斉に作ってもらえます。
いろいろな業者の提案を比較検討できるので、最も安く建ててくれる業者が見つかります。
サイトの使い方は簡単です。
必要事項をフォームに入力するだけなので、3分くらいで完了します。
無料で利用できるので、使ったことがない人は試してみましょう。