【ハウスメーカーの住宅性能】76社ランキング【耐震・断熱・気密】

こんなお悩みに答えます。

こんにちは。家づくりを経験した「とある東北人」です。

ハウスメーカーの住宅性能って知りたいですよね…笑。私もそうでした。

例えば、スーモの「家づくりで重視したいことランキング」の上位5つは、

と、性能についての項目が3つもランクインしており、多くの人が「性能を重視している」ことがわかります。

しかし、「ハウスメーカーの住宅性能」はどのように比較すればいいのでしょうか？

例えば、「業者のパンフレット」や「担当者の話」を参考にしたくても、どこも「うちは性能が良いです！」とPRしているので、全ての業者がよく見えてしまいます…笑。

また、ネット上にある「ハウスメーカーの性能ランキング」も、

というものがかなり多く、参考にならないのが現状です。

仕方がないので、本を読んだり、業者の話を聞いたりしながら「ハウスメーカーの性能」について独自に調べていきました。

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本記事では、そんな私の経験をもとに、「ハウスメーカーの住宅性能ランキング」をお伝えしたいと思います。

ハウスメーカーの住宅性能ランキングが役立つ理由

そもそも、なぜ「ハウスメーカーの住宅性能ランキング」が役に立つのでしょうか？

その理由は、

からです。

確かに、「住宅性能」以外にも、

といったようなハウスメーカーランキングがあり、それなりに参考になります。

しかし、いざ「業者を選ぶ」という段階になると、これらはあまり役に立ちません。

その理由をご説明します。

「住宅性能」以外のランキングはあまり役に立たない

まず、「売上」や「着工棟数」についてはどうでしょうか？

下記のデータをご覧ください。

これは、「首都圏の住宅着工棟数のシェア」を示したものです。

年間着工棟数が「100棟以上」という業者が、50%以上のシェアを占める一方で、「100棟以下」という業者も半分近くのシェアを占めているのです。

つまり、住宅業界というのは、大手ハウスメーカーから地元の工務店まで、いろいろな規模の会社が家を建てているので、「会社の売上や着工棟数を比較すること」はあまり意味がないのです。

次に、「顧客満足度」や「評判(口コミ)」についてはどうでしょうか？

これは、私の実体験をお話します。

ネット上での「顧客満足度」や「評判(口コミ)」がかなり高い、某大手ハウスメーカーの「A社」と「B社」に行ったときの感想です。

こんな感じでした。「まじかよ…」と思いました。

もちろん、営業所や担当者によって違うと思いますが、ネット上の「顧客満足度」や「評判(口コミ)」は、あまり当てにならない気がします。

さらに、「坪単価」についてはどうでしょう？

これは、見積りを取ってみればわかりますが、全く当てになりません。

その理由は、

からです。

特にローコスト系のハウスメーカーだと、最初は「坪単価が安いな」と思っても、総費用の見積書を出してもらうと、それなりの金額になることが多いです。

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「住宅性能」は全ての業者を同じ土俵で客観的に比較できる

一方、「住宅性能」は、全ての業者を「同じ土俵」で「客観的」に比較できます。

例えば、「UA値(外皮平均熱貫流率)」というものがあります。

「UA値」は、家の断熱性能を表すための指標であり、「値が小さいほど断熱性能が高い」とされています。

仮に、年間1万棟以上を建てる「ネットで人気のA社」と、年間20棟しか建てない「知る人ぞ知るB社」があったとして、

だったとしたら、「B社の家の方が断熱性能が高い」と考えられるのです。そこには、業者の規模も、評判も関係ありません。

このように、「住宅性能」を指標にすることで、全ての業者を「同じ土俵」で「客観的」に比較できるのです。

「住宅性能」にはどういったものがあるか？

断熱性能の例を挙げましたが、そもそも「住宅性能」にはどういったものがあるのでしょうか？

具体的には、下記の通りです。

この中でも特に重要なのが、

という「3大性能」です。

なぜなら、日本は地震大国であり、四季がはっきりしているからです。

まず、「大きな地震でも倒れない家」というのは絶対条件でしょう。

しかし、倒れなくても、壁紙や石膏ボードにヒビが入ったり、屋根や外壁にダメージを受けるケースは多く、直すのに「けっこうな費用」がかかってしまいます。

「耐震性能」が高い家であれば、そういった被害を防ぐことができます。

また、普段の生活でもっとも重要なのは、「夏は涼しく、冬は暖かく」ということでしょう。

しかし、「断熱性能」と「気密性能」が低ければ、いくらエアコンが高性能だとしても、効きが悪くなり、光熱費がかかってしまいます。

なので、「断熱性能」と「気密性能」に注目する必要があるのです。

確かに、「耐火性能」「防音性能」「耐久性能」などの性能も気になりますが、これらは後で考えてもまったく問題ありません。

なので、まずは、

という「3大性能」に絞って、「ハウスメーカーの住宅性能ランキング」を紹介していきたいと思います。

ランキングの対象としたハウスメーカーは、「スーモ」に掲載された72社です。

ハウスメーカーの耐震性能ランキング

ハウスメーカーの耐震性能ランキングは、下記のとおりです。

実際に家を建てて揺らす「実大振動実験」の「最大ガル数(≒揺れの大きさ)」をもとに作成しました。

なお、「耐震性能ランキング」についての詳細を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【耐震性能が高い】ハウスメーカーランキング【地震に強い頑丈な家】

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ハウスメーカーの断熱性能ランキング

ハウスメーカーの断熱性能ランキングは、下記のとおりです。

断熱性能の指標である「UA値」をもとに作成しました。(※UA値が小さいほど断熱性能は良いです)

なお、「断熱性能ランキング」についての詳細を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【ハウスメーカーの断熱性能】Q値・UA値ランキング【75社比較】

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ハウスメーカーの気密性能ランキング

ハウスメーカーの気密性能ランキングは、下記のとおりです。

気密性能の指標である「C値」をもとに作成しました。(※C値が小さいほど気密性能は良いです)

なお、「気密性能ランキング」についての詳細を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【気密性能が高いハウスメーカー】37社の比較・ランキング【C値】

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【まとめ】ハウスメーカー(工務店)選びで失敗しないために

本記事では、「ハウスメーカーの住宅性能ランキング」をご紹介してきました。

まとめると、下記のとおりです。

業者選びで失敗しないためには、これらのポイントに注意しましょう。

また、性能以外にも「業者選びで大切なポイント」がいくつかあります。

詳しくは、下記の記事を参考にしてください。

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