こんなお悩みに答えます。
もくじ
こんにちは。家づくりを経験した「とある東北人」です。
家づくりで便利なのが、
・ライフルホームズ(LIFULL HOME'S)
・スーモ(SUUMO)
・持ち家計画
・タウンライフ家づくり(town life)
のような「カタログ一括資料請求(見積もり)サイト」です。
しかしながら、
・それぞれのサイトの違い、評判や口コミって?
・資料請求したらしつこい営業電話が来るの?断り方は?
・カタログを請求するときの注意点やデメリットを知りたい
といった人も少なくないでしょう。
本記事では、そんな人に役立つ「カタログ一括資料請求(見積もり)で失敗しない方法」をご紹介したいと思います。
【注文住宅】ハウスメーカーの一括資料請求&見積もりサイトの比較
まず、カタログの一括資料請求(見積もり)で有名な、
・1. ライフルホームズ(LIFULL HOME'S)
・2. スーモ(SUUMO)
・3. 持ち家計画
・4. タウンライフ家づくり(town life)
の4つのサイトについて、それぞれの「特徴の違い」をご紹介します。
1. ライフルホームズ(LIFULL HOME'S)
株式会社LIFULLが運営する「カタログの一括資料請求ができるサイト」です。
ハウスメーカーや工務店のカタログ、パンフレット、間取りプラン集、施工事例集などを無料で資料請求できます。
他のサイトに比べて、掲載しているハウスメーカーや工務店の数が多い傾向にあります。
2. スーモ(SUUMO)
リクルートが運営する「カタログの一括資料請求ができるサイト」です。
こちらも、ハウスメーカーや工務店のカタログ、パンフレット、間取りプラン集、施工事例集などを無料で資料請求できます。
知名度ではNo.1であり、掲載している業者の数もライフルホームズに匹敵します。
3. 持ち家計画
▼URL
https://mochiie.com/
株式会社セレスが運営する「カタログの一括資料請求ができるサイト」です。
こちらも、ハウスメーカーや工務店のカタログ、パンフレット、間取りプラン集、施工事例集などを無料で資料請求できます。
掲載している業者の数は多くないのですが、他サイトにない独自の業者を扱っていたりします。
4. タウンライフ家づくり(town life)【PR】
▼URL
https://www.town-life.jp/home/【PR】
タウンライフ株式会社が運営している「一括見積もり&間取りプランを作ってくれるサイト」です。
複数の有名ハウスメーカーや工務店が、要望をもとに見積もり書と間取り図を無料で作成してくれます。
他の3つのサイトと異なる、非常にユニークなサイトです。
【注文住宅】ハウスメーカーの一括資料請求&見積もりの注意点・デメリット
次に、カタログの一括資料請求(見積もり)をするときの「注意点・デメリット」をお伝えします。
カタログの一括資料請求は便利なのですが、いくつか気をつけたいポイントもあります。
ここでは、自分の経験をもとに「特に知っておきたい10個の注意点・デメリット」について、ご紹介します。
1. 業者を網羅できない(地元の優良工務店など)
1つ目は、「業者を網羅できない」ことです。
カタログの一括資料請求サイトには、「全ての業者」が掲載されているわけではありません。
※基本的に、有名ハウスメーカーや大きい工務店などが中心です。
「地元の小さな工務店」は、ほぼ掲載されていないことに注意が必要です。
2. 営業エリア外の業者も含まれている
2つ目は、「営業エリア外の業者も含まれている」ことです。
実際、私が資料請求をした際も、
ご希望の建築予定地は、弊社の営業エリア外なので対応できません
とメールが来た業者がいくつかありました。
3. 個人情報(特に電話番号)を入力する必要がある
3つ目は、「個人情報を入力する必要がある」ことです。
資料を郵送してもらうので、氏名や住所の入力は仕方ないでしょう。
しかし、「資料送付に必要ないのでは?」と思われる「電話番号の入力」が、全てのサービスで必須になっています。
4. しつこい営業電話が来る場合がある
4つ目は、「しつこい営業電話が来る場合がある」ことです。
多くの人が気になることだと思いますが、私の場合はこんな感じでした。
・資料請求:29社
・電話の営業:3社
・訪問の営業:2社
・メールの営業:6社
ちなみにこれは、入力フォームで「電話や訪問の営業はNG」と伝えた上での数値です。
5. 担当者が自動的に決まってしまう
5つ目は、「担当者が自動的に決まってしまう」ことです。
意外と知られていない事実ですが、「入力フォームから情報を送信した時点」で、ハウスメーカーの担当者が決まってしまいます。
※実際に住宅展示場などに行くと、その担当者が待ち構えています笑。
ただし、担当者が微妙であれば、変更することも可能です。
6. 業者によって資料の充実度がバラバラ
6つ目は、「業者によって資料の充実度がバラバラ」ということです。
ハウスメーカーや工務店によって、
・カタログ
・間取りプラン集
・施工事例集
・家づくりの読み物
などを「一式セット」で送ってくれるところもあれば、
・カタログのみ
という業者もあります。
要するに「ピンきり」ということです。
7. 資料の郵送が遅い場合がある
7つ目は、「資料の郵送が遅い場合がある」ことです。
私の場合はこんな感じでした。
・資料を請求した日:10/30
・最も早く届いた日:11/1
・最も遅く届いた日:11/13
つまり、業者によって「2週間も差がある」ということです。
8. 請求した資料が全く来ない場合がある
8つ目は、「請求した資料が全く来ない場合がある」ことです。
私の場合はこんな感じでした。
・資料請求:29社
・届いた:23社
・届かない:6社
届かない6社は、その後も全く連絡がありませんでした…。
9. カタログやパンフレットの整理が大変
9つ目は、「カタログやパンフレットの整理が大変」ということです。
20社以上から資料が届くと、かなりの数になります。
※途中から「どの業者から届いて、どの業者から届いていないのか?」がわからなくなってきます。
なので、「資料請求した業者のリスト」を作って、来たor来ないをチェックしたほうが良いです。
10. 目移りして業者を選びづらくなる
10個目は、「目移りして業者を選びづらくなる」ことです。
※実際、私もそうなりました笑。
資料が大量にあると、わけがわからなくなってくるのですね。
なので、この後ご紹介する「削除法」でどんどん絞っていく必要があります。
【注文住宅】ハウスメーカーの一括資料請求&見積もりで失敗しない方法
ここからは、カタログの一括資料請求(見積もり)で「失敗しない方法」をお伝えします。
ポイントは、下記の5つです。
・1. 電話や訪問の営業はNGと伝える
・2. 業者とのやりとりはメールで行う
・3. できるだけ多くの資料を集める
・4. 削除法で業者の候補を絞る
・5. 要望を具体的に伝える
これらについて、1つずつ説明します。
1. 電話や訪問の営業はNGと伝える
1つ目は、「電話や訪問の営業はNGと伝える」ことです。
そうしないと、複数の業者からフツーに営業電話がかかってきます笑。
場合によっては、自宅に訪問されて営業されることもあります。
※これでは、「業者と直接会わずに済む」という一括資料請求のメリットが活かせません。
なので、下記のようにフォームに入力します。
まずはカタログ・資料を見て検討したいので、電話や訪問での営業はご遠慮願います。
こうすることで、「電話や訪問の営業」をほぼ無くすことができます。
※実際は営業してくる業者もゼロではないのですが、「お客の要望を無視する業者」ということで、判断材料の1つにできると考えましょう。
2. 業者とのやりとりはメールで行う
2つ目は、「業者とのやりとりはメールで行う」ことです。
業者によっては、
・資料の郵送が遅い
・請求した資料が全く来ない
というケースがあります。
こういう場合は、「メールで適切にやりとり」をしましょう。
メールであれば、記録にも残りますし、しつこい営業を避けることができます。
もし、業者から1回でもメールで連絡してきたのであれば、下記のように返信します。
先日、ライフルホームズより一括資料請求をしました◯◯と申します。カタログやパンフレットを郵送いただけるとのことでしたが、その後いかがでしょうか。他社様からは既にいただいておりまして、◯◯ハウス様だけがまだでしたので、念のためご連絡いたしました。お忙しいところ恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。
また、1回も連絡がない場合は、その業者の公式サイトの「お問い合わせページ」から、上記の文章を送ればOKです。
3. できるだけ多くの資料を集める
3つ目は、「できるだけ多くの資料を集める」ことです。
なぜなら、優良業者の取りこぼしを防げるからです。
以下、ライフルホームズ(LIFULL HOME'S)の画面を例に説明します。
こういったページで、「業者の詳細ページを1つずつ見て、じっくり選びたい」という人もいると思いますが、あまり効率的ではありません。
また、本当は良い業者なのに、候補から外してしまうかもしれません。
そうならないために、「まとめてチェック」にチェックを入れ、該当する全てのカタログをもらうようにしましょう。
こうすることで、優良業者の取りこぼしを防ぐことができます。
ただし、「カタログの候補が100件以上表示される」などという場合は、さすがに多すぎるので、条件をもう少し絞り込みます。
例えば、
・坪単価:下限なし〜60万円
・構造・形態:平屋住宅
・工法:木造のみ
・依頼先:ハウスメーカー、工務店のみ
の条件にすると、25件ほどになります。
「できるだけ多くの資料を集める」と言いましたが、だいたい「20件くらい」の業者の資料があれば問題ありません。
4. 削除法で業者の候補を絞る
4つ目は、「削除法で業者の候補を絞る」ことです。
一括資料請求では、大量のカタログ・パンフレットが届くため、
目移りして業者を選びづらくなる
というデメリットが発生します。
これを防ぐには、「削除法で業者を絞る」というのがおすすめです。
例えば、
・営業エリア外である
・資料が充実していない
・デザインが好みではない
といった「すぐに判断できる基準」をもとに業者を絞っていきます。
上記の3点だけでも、業者の数をぐっと減らせるため、一括資料請求サービスをかなり有効に使うことができます。
5. 要望を具体的に伝える
5つ目は、「要望を具体的に伝える」ことです。
※特に、一括見積もり&間取りプランを作ってくれる「タウンライフ」で重要なポイントになります。
その理由は「良い見積もり・間取りを作ってもらう」ためです。
タウンライフ公式ページの「要望を入力する欄」にも、
詳細に入れていただかないとプラン等の提案ができない場合もございます。
という注意書きがあります。
なので、箇条書きでよいので、要望はできるだけ具体的に書きましょう。
【厳選おすすめ】どの一括資料請求サイトがいいの?という人へ
本記事では、カタログの一括資料請求(見積もり)について、サイトの比較や、注意点・デメリット、失敗しない方法などを紹介してきました。
しかし、
結局、どのサイトを使えばいいかわからない…
という方もいると思います。
そんな人のために、「特におすすめなサイト」を2つ、ご紹介します。
1. ライフルホームズ(LIFULL HOME'S)
1つ目は「ライフルホームズ」です。
これは、カタログを集めたい人におすすめです。
その理由は、
・無料で利用できる
・有名ハウスメーカーや工務店のカタログを集められる
・カタログやパンフレットの数が多い
からです。
特に、他のサイトに比べて、掲載しているハウスメーカーや工務店の数が多い傾向にあります。
迷った場合は、このサイトを使えば、まず問題ないでしょう。
▼ライフルホームズ(LIFULL HOME'S)
https://www.homes.co.jp/iezukuri/
2. タウンライフ家づくり(town life)【PR】
2つ目は「タウンライフ家づくり」です。
これは、費用や間取りが気になる人におすすめです。
その理由は、
・無料で利用できる
・有名ハウスメーカーや工務店が見積もりと間取りを作ってくれる
・複数の業者から一斉に見積もり書と間取り図を集められる
からです。
通常、カタログを見ただけでは、具体的な費用や間取りをイメージするのは困難です。
一方、このサイトを使えば「いくらで家が建つのか?」「どんな間取りになるのか?」ということを、無料で知ることができるのです。
使ったことのない人は、いちど試してみると良いでしょう。
▼タウンライフ家づくり(town life)【PR】
https://www.town-life.jp/home/