失敗・後悔しない家づくりブログ【新築・注文住宅】

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【住宅ローン】無料のおすすめ相談先&聞くこと【窓口・電話・FP】

銀行 相談
マイホームがほしい人「住宅ローンのおすすめの相談先を知りたいです」

こんなお悩みに答えます。

こんにちは。家づくりを経験した「とある東北人」です。

住宅ローンを検討するときに、

・どこに相談する?おすすめの相談相手は?
・銀行、FP、相談会などの違いは?
・相談する上でのアドバイスを知りたい

悩む人も少なくないでしょう。

本記事では、そんな人に役立つ「無料のおすすめ相談窓口」「相談のポイント」をご紹介したいと思います。

【住宅ローン】無料のおすすめ相談窓口・相談先

家の相談

住宅ローンの相談窓口としては、下記の4つがあります。

・1.銀行/金融機関
・2.FP/コンサルタント
・3.不動産屋/ハウスメーカー
・4.相談会/相談所

これらについて、1つずつ説明します。

1.銀行/金融機関

1つ目の相談窓口は「銀行/金融機関」です。

メリットとデメリットは、下記のとおりです。

▼メリット
・無料で相談できる
・住宅ローン商品の詳細が知れる
・キャンペーン情報を教えてもらえる
・審査基準や申し込みの流れもわかる

▼デメリット
・自社のローン商品ありき
・他社との比較ができない
・利益相反の立場である
・家計や資金計画の相談はNG

銀行などの金融機関は、良くも悪くも「自社が扱っている住宅ローン商品」の相談がメインになります。

なので、事前にネット等で住宅ローンの候補を絞った上で「調べてもわからなかった部分を聞く」という相談のやり方が良いでしょう。

相談窓口の種類としては、

・通常の店舗:原則、平日の日中のみ
・住宅ローン専用の店舗:土日祝OKの場合も
・コールセンター:土日祝OKの場合も

の3つがあり、それぞれ営業時間が異なったり、予約が必要な場合があるため、ホームページなどで確認が必要です。

なお、固定金利型の住宅ローンである「フラット35」については「住宅金融支援機構」に相談することも可能です。

土日も相談できるコールセンターがある他、各地域の支店の窓口でも相談が可能です。

2.FP/コンサルタント

2つ目の相談窓口は「FP/コンサルタント」です。

メリットとデメリットは、下記のとおりです。

▼メリット
・ローンを借りる側の味方
・家計や資金計画の相談OK
・複数の住宅ローン比較ができる
・お金についての相談全般が可能

▼デメリット
・初回無料もあるが、相談料がかかる
・住宅ローンが専門でないFPもいる
・人によって知識や経験はピンきり
・特定のローンを勧められる場合もある

FP(ファイナンシャルプランナー)や、住宅ローンのコンサルタント、アドバイザーは「住宅ローンを含めた資金計画」の相談ができます。

具体的には、家計の状況を把握し、いくら借りるか、どういう借り方が適正かを長期計画を立てた上で客観的にアドバイスしてくれます。

その他、住宅購入の諸費用や維持費、住宅ローン控除、節約術、ライフプランに至るまで「お金についての相談全般」をすることが可能です。

注意点としては、初回無料の場合があるものの、原則的に相談料(約5千円〜1万円/時間)がかかることです。

また、FPの中には住宅ローンが専門でない人や経験が浅い人もいるため、下記のサイトなどを利用して、適切な人を探すようにしましょう。

▼日本FP協会 CFP認定者検索システム
https://www.jafp.or.jp/confer/search/cfp/

▼日本FP協会 会員ホームページ検索
https://www.jafp.or.jp/MHPLink/ls001.do

▼住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー検索
https://www.loan-adviser.jp/HlaITrkKykAct.do?top

3.不動産屋/ハウスメーカー

3つ目の相談窓口は「不動産屋/ハウスメーカー」です。

メリットとデメリットは、下記のとおりです。

▼メリット
・無料で相談できる
・住宅ローンの基礎知識がわかる
・大まかな資金計画をしてくれる
・銀行の情報や提携ローンを知れる

▼デメリット
・業者によって知識はピンきり
・利益相反の立場である
・借入可能額MAXになる場合がある
・特定のローンを勧められる場合がある

不動産屋やハウスメーカーには、住宅ローン全般についての「大まかな相談」ができます。

業者によっては、FPや住宅ローンアドバイザー等の資格を持っている人がおり、資金計画を含めた、詳細な相談が可能な場合もあります。

一方、そうした資格を持つ人がいなかったり、知識や情報が乏しかったりする場合もあるため、力量をしっかりチェックしましょう。

また、できるだけ高い金額で契約したい(ローンを組ませたい)と思っている業者も少なくないため、

・その年収なら十分返済できますよ
・お得な提携ローンがありますよ

といった営業トークには注意が必要です。

4.相談会/相談所

4つ目の相談窓口は「相談会/相談所」です。

メリットとデメリットは、下記のとおりです。

▼メリット
・無料で相談できる
・気軽に相談できる
・早い段階で相談できる
・FP等の専門家がいる場合がある

▼デメリット
・運営主体によって立場が異なる
・担当者の知識や経験はピンきり
・利益相反である場合が多い
・特定のローンを勧められる場合がある

相談会や相談所には、

・単発の住宅ローン相談会やセミナー
・住宅展示場やイベントなどの相談会
・住宅ローン相談カウンターや相談所

などがあり、個別or集団、リアルorオンラインなど、方法も様々です。

ポイントは「運営主体がどこか?」ということです。

一般的には、銀行やハウスメーカーであること多いですが、FP事務所や、住宅ローンの仲介(マッチング)業者などの場合もあります。

それぞれの立場によって、メリット・デメリットが異なるため、運営主体は必ず確認しましょう。

また、基本的に無料ですが、無料ということは「何らかの思惑」があるため、その点にも注意が必要です。

▼【住宅ローン】相談のタイミング・内容・持ち物

ポイント

住宅ローンの相談では、ポイントが3つあります。

・1.相談のタイミング
・2.相談すべき内容
・3.相談時の持ち物

これらについて、1つずつ説明します。

1.相談のタイミング

1つ目のポイントは「相談のタイミング」です。

具体的には、

・資金計画を考えるとき
・住宅ローンを探すとき
・住宅ローンを申し込むとき

の3つがあり、それぞれ相談先が異なります。

「資金計画を考えるとき」の相談先は、下記の3つです。

・FP/コンサルタント
・不動産屋/ハウスメーカー
・相談会/相談所

がっつり相談したい場合は「FP/コンサルタント」に、ライトな相談ならその他でもOKです。

「住宅ローンを探すとき」の相談先は、下記の4つです。

・銀行/金融機関
・FP/コンサルタント
・不動産屋/ハウスメーカー
・相談会/相談所

狭く深くなら「銀行/金融機関」に、広く浅くならその他に相談するのが良いでしょう。

「住宅ローンを申し込むとき」の相談先は、下記の2つです。

・銀行/金融機関
・不動産屋/ハウスメーカー

この段階では、土地建物の契約とローンの契約の順序があるため、それぞれとしっかり相談することが大切です。

いずれにしても、それぞれのタイミング毎に、適切な相手に相談しましょう。

2.相談すべき内容

2つ目のポイントは「相談すべき内容」です。

「資金計画を考えるとき」に聞くことは、主に下記の3つです。

・いくら借りるのが家計にとって適切か?
・どういった借り方が良いのか?
・毎月の返済額はいくらだと大丈夫か?

この段階では、具体的な住宅ローンの話ではなく、自分たちの家計状況や将来の返済計画について相談するようにしましょう。

ここでしっかりした資金計画ができれば、住宅ローン探しが楽になります。

「住宅ローンを探すとき」に聞くことは、主に下記の3つです。

・どういう住宅ローン商品があるのか?
・どのような住宅ローンを選ぶべきか?
・住宅ローンの詳細やキャンペーン情報は?

この段階では、自分たちの資金計画をもとに、条件に合いそうな住宅ローンを探します。

相談先を絞らずに、様々な相手から広く情報を集めるのが良いでしょう。

「住宅ローンを申し込むとき」に聞くことは、主に下記の3つです。

・住宅ローンを借りられるかどうか?
・住宅ローンをいくら借りられるか?
・手続きの流れや必要なものは?

この段階では、候補となる住宅ローン商品が出揃っているはずです。

なので、その住宅ローンを扱っている金融機関に絞って相談するようにしましょう。

3.相談時の持ち物

3つ目のポイントは「相談時の持ち物」です。

「資金計画を考えるとき」に必要なものは、主に下記の3つです。

・家計簿(収入と支出)
・預貯金の残高
・資産、負債の状況

家計簿(収入と支出)は、時期によっても変動するので、過去1年分くらいがあるとよいでしょう。

また、預貯金の残高は最新のものにし、資産(預貯金以外)や負債(借り入れ等)の状況も一覧表にまとめておくとベストです。

「住宅ローンを探すとき」に必要なものは、主に下記の2つです。

・ノート、筆記用具など
・住宅ローンの比較表

具体的な住宅ローンの商品名や金利など情報が出たとき、すぐメモを取れるようにノートや筆記用具は持参しましょう。

また、「住宅ローンの比較表」をエクセルなどで作っておくと、大変便利です。

詳しくは、下記の記事を参考にしてください。

住宅ローン チラシ
【住宅ローン】初心者向けの選び方&比較ポイント【お得な借り方は?】

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「住宅ローンを申し込むとき」に必要なものは、主に下記の3つです。

・本人確認書類(免許証、保険証など)
・収入確認書類(源泉徴収票、確定申告書など)
・土地や建物の資料(チラシ、図面、見積書など)

特に、土地や建物の資料は、何がどの程度必要なのかを金融機関に確認し、業者に用意してもらうようにします。

また、本人確認書類や収入確認書類は必要なものが金融機関で異なるため、事前に確認して準備しておきましょう。

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