失敗・後悔しない家づくりブログ【新築注文住宅】

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進め方

【保存版】注文住宅の家を建てる流れ12ステップ&注意点【家づくり経験者が解説】

家を建てる流れ

※記事内にPRを含む場合があります

家を建てたいけど、どういう順序で何をすべきなのか分からない…

ハウスメーカーを選ぶのと土地を探すのは、どっちが先なの?

間取り決め・見積もり・業者との契約・住宅ローンのタイミングって?

こんな悩みはありませんか?

この記事では、実際に家づくりを経験した私が、

・家を建てる流れ
・家を建てる際の注意点

について解説しています。

家づくりのベストな進め方がわかるので、ぜひ読んでみてください。

注文住宅の家を建てる流れ(12ステップ)

注文住宅の家を建てる流れは、以下の12ステップです。

・①情報収集・勉強
・②予算・資金計画
・③要望のまとめ
・④住宅ローン探し
・⑤業者探し
・⑥土地探し
・⑦設計の契約
・⑧工事の契約
・⑨工事の開始
・⑩工事の終了
・⑪住宅ローン契約
・⑫引き渡し

私の経験上、この順番で進めるのが最も効率的だと思います。

この進め方でやれば、家づくりを始めてから引き渡しまでの平均期間とされる「8〜15ヶ月」で完成を目指せます。

①情報収集・勉強

▼やること
・家づくりの情報収集や勉強を行う

まずは、情報収集や勉強から始めます。

その理由は「家づくりは考えることが多く専門的」だからです。

なので、最低限の情報や知識を持っていないと、

・何をどうすれば?といちいち迷ってしまう
・判断ミスをしやすく失敗が起きやすくなる
・良くない業者を選んで騙されてしまう

ということになりかねません。

そうならないために、最初にしっかり情報収集や勉強を行うわけです。

なお「家づくりの情報源」としては、以下のようなものがあります。

・SNS
・YouTube
・個人のブログ
・親戚、友人、知人
・情報サイト、メディア
・掲示板、口コミサイト
・書籍、雑誌、住宅情報誌
・ポータルサイト、比較サイト
・チラシ、住宅番組、CM、広告
・カタログ、パンフレット、冊子
・ハウスメーカーや工務店のサイト
・住宅展示場、モデルハウス、見学会
・相談会、勉強会、セミナー、イベント
・無料相談窓口(○○カウンター、○○の窓口)
・第三者の専門家(建築士など)、コンサルタント

ただし、どの情報源にもメリット・デメリットがあるので、

・1つの情報源のみを参考にしない
・複数の情報源で得た情報を比較する

ようにしましょう。

なお、情報収集・勉強についての詳しい内容は、以下の記事をご覧ください。

家を建てるにはまず何から
【注文住宅】家を建てるにはまず何から始める?家づくり経験者が解説

続きを見る

②予算・資金計画

▼やること
・住居費-維持費で返済額を出す
・返済額から借入可能額を計算する
・借入可能額+自己資金=予算とする

次に、予算・資金計画を考えます。

まず、現在の住まいにかかっている、

・家賃
・駐車場代
・管理費・更新料

などの「住居費」を出します。

次に、家を建てた後に発生する、

・固定資産税
・修繕費(積立て)
・火災保険料

などの「維持費」を予想します。

維持費はネットで調べると相場がわかるので、その金額でOKです。

そして、月々の住居費から維持費を引いたものが、住宅ローンの返済に当てられる「返済額」になります。

その返済額を、以下のサイトに入力して「借入可能額」を計算します。

▼フラット35:ローンシミュレーション
https://www.flat35.com/simulation/simu_02.html

そして、計算した借入可能額と、家づくりに回せる自己資金(貯金)を足したものが、予算となります。

もし「予算が少ない」という場合は、

・月々の住居費に回せるお金を増やす
・自己資金を増やす(両親等の援助も検討)

など、予算の見直しを行います。

なお、予算の決め方についての詳しい内容は、以下の記事をご覧ください。

家を建てる予算の決め方
【注文住宅】家を建てる予算は?相場・決め方・安くするコツを経験者が解説

続きを見る

③要望のまとめ

▼やること
・理想の暮らしを考える
・具体的な要望をまとめる

次に、要望のまとめを行います。

まず「理想の暮らし」を考えます。

例えば、

・料理や食事を楽しみたい
・子供を元気に遊ばせたい
・趣味の○○を楽しみたい
・四季折々の自然を感じたい
・ホームパーティーをしたい
・家でも快適に仕事がしたい

といったように、どんな暮らしがしたいかを、言語化してみましょう。

「理想の暮らし」が言語化できていれば、それを中心として部屋やスペースを考えていけば良いので、要望をスムーズにまとめられます。

また、実際に住んでから「こんなはずじゃなかった…」という後悔を防ぐことにも繋がります。

重要なのは間取りそのものでなく、そこに住む家族の暮らしです。

なので、完成後の暮らしをイメージすることが、何より大切です。

次に「具体的な要望」をまとめていきます。

・リビング
・キッチン
・ダイニング
・主寝室
・子ども部屋
・風呂
・洗面所
・トイレ

など、それぞれの部屋や場所ごとに、広さ・内装・設備などをどうするか、具体的に考えていきます。

なお、要望をまとめる際には、以下の記事も参考にしてみてください。

間取りの決め方
【注文住宅】間取りの決め方・考え方!3つの手順と注意点を経験者が解説

続きを見る

④住宅ローン探し

▼やること
・便利なウェブサイトで住宅ローンを探す
・金利の低い順に見て手数料や保証料も確認する
・最も条件の良い候補を3〜4つ選ぶ

次に、住宅ローンを探します。

以下の2つのサイトは、住宅ローン商品のほとんどを網羅していて、金利も更新してくれているので、使いやすいです。

▼ダイヤモンド不動産研究所
https://diamond-fudosan.jp/

サイトを見たら、住宅ローン商品を金利が低い順にチェックしていきます。

ただし、金利だけでなく、手数料や保証料なども確認するようにしてください。

理由としては、金利は低いけれども手数料や保証料が高くて、トータルで見たときに、それほど得でないというローン商品もあるからです。

なお、必要に応じて、住宅ローンの詳しい資料(商品概要書)も入手するようにします。

入手方法については、各金融機関に問い合わせてみてください。

そして、最も条件の良い候補を3〜4つ選ぶようにします。

その理由は、住宅ローンの審査で落ちる可能性があるからです。

住宅ローンの審査は、申し込みをしたら100%合格する訳ではありません。

なので、1つの候補だけに絞って審査に落ちてしまった場合は、別の住宅ローンを探す手間がかかってしまいます。

そうならないために、入試の併願先を選ぶみたいに、3〜4つの候補を、あらかじめ選んでおく訳です。

⑤業者探し

▼やること
・インターネットで業者を探す
・業者の候補を10社くらいに絞る
・業者に会いに行きチェックする
・業者の候補を5社くらいに絞る
・プラン/見積書を作成してもらう
・業者の候補を3社くらいに絞る
・プラン/見積書を修正してもらう
・最終的に業者を1社に決める

次に、業者を探していきます。

まず、ハウスメーカーや工務店をインターネットで探し、公式サイトをチェックするなどして、候補を10社くらいに絞ります。

次に、絞った候補の業者に実際に会いに行って、不足している情報や担当者をチェックします。

チェックを踏まえて、業者の候補を5社くらいに絞ったら、家づくりの要望を伝えて、プランや見積書を作成・提案してもらいます。

提案されたプランや見積書を比較して、さらに3社程度に絞ります。

その3社にプランや見積書の修正を依頼して、再度提案を受けます。

そして最終的に「要望どおりの家を予算内にしっかり建ててくれそうな業者」を1社に決めます。

なお、業者探しについての詳しい内容は、以下の記事をご覧ください。

ハウスメーカー・工務店の選び方
【注文住宅】ハウスメーカー・工務店の選び方のコツ10!決め手を経験者が解説

続きを見る

⑥土地探し

▼やること
・予算/エリア/条件を決める
・土地を探して候補を絞る
・実際に現地に⾒に⾏く
・施工業者に確認してもらう
・購入申込書(買付証明)を出す
・住宅ローンの事前審査を申請する
・土地の売買契約を行う

ハウスメーカーや工務店の候補が5社くらいに絞られた段階で、土地も探していきます。

まず、土地の予算や住みたいエリア、その他条件の優先順位などを決めます。

次に、土地を探します。

具体的には、以下の5つの方法で探していきます。

・インターネットで探す
・チラシや情報誌で探す
・不動産会社に相談する
・建築会社に相談する
・自分の足で探す

そして、予算やエリア、条件に合う候補を絞ります。

候補の土地で、特に良いと思った物件は、実際に現地に⾒に⾏くようにします。

また、ハウスメーカーや工務店などの施工業者にも確認してもらい、問題ないようならば、土地に合わせた建物のプランと見積書も作ってもらいます。

土地を購入する際には、不動産会社に購入申込書(買付証明)を提出します。

その後、金融機関に住宅ローンの事前審査を申請をして、承認を受けます。

承認を受けたら、土地の売買契約を行って、手付金を支払います。

なお、土地探しについての詳しい内容は、以下の記事をご覧ください。

土地探しコツ
【注文住宅】土地探しのコツ7選!探し方の裏ワザやポイントを経験者が解説

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土地購入流れ
【保存版】土地購入の流れ8ステップと土地を買う時の注意点【経験者が解説】

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⑦設計の契約

▼やること
・設計契約を行う
・設計の打ち合わせを行う
・設計プラン/見積書をチェックする
・設計プラン/見積書の修正を行う
・設計プラン/見積書を最終決定する

次に、設計の契約を行います。

まずは、決めた業者と設計契約を行って、手付金を払います。

次に、設計の打ち合わせをして、正確な設計プランと見積書を作ってもらいます。

設計プランと見積書が出来たら、それらをチェックして、修正を行っていきます。

そして、チェックや修正を納得するまで何回も行って、最終的な設計プランと見積書を決めます。

⑧工事の契約

▼やること
・工事請負契約を行う
・住宅ローンの本審査を申請する
・土地の残金を払って登記を行う
・近隣への挨拶を行う

次に、工事の契約を行います。

最終的な設計プランと見積書ができたら、工事請負契約を行って、手付金を払います。

その後、住宅ローンの本審査を申請して、承認を受けます。

承認を受けたら、土地の残金を払い、同時に土地の登記も行います。

また、工事に先立って、近隣への挨拶も行うようにします。

⑨工事の開始

▼やること
・着工金を払う
・地鎮祭
・上棟式
・中間金を払う
・工事の打ち合わせ(随時)
・工事のチェック(随時)

工事の開始にあたり、まずは着工金を払います。

その後、工事の安全を願う「地鎮祭」を行い、工事が始まります。

地盤が軟弱な場合は、地盤改良工事を行ってから、基礎工事、躯体工事などに進んでいきます。

家の骨組みが出来上がる躯体工事(建て方)まで工事が終わったら「上棟式」を行います。

そして、上棟式と同じくらいのタイミングで、中間金を払います。

なお、工事の打ち合わせやチェックが必要な場合は、随時行っていきます。

⑩工事の終了

▼やること
・竣工検査
・工事のチェック
・差額金額をチェックする
・火災保険を契約する

工事が完了したら、施主が建物の検査をする「竣工検査」を行います。

不具合などがあれば、必要に応じて補修工事をしてもらい、再度チェックをします。

また、工事の変更などで、見積書から金額が増えたり減ったりした場合は、計算書を作ってもらい、差額金額をチェックします。

さらに、火災保険の契約も行っておきます。

⑪住宅ローン契約

▼やること
・住宅ローンの契約を行う
・住宅ローンの融資が実行される
・建物の残金を払う
・建物の登記を行う

次に、住宅ローンの契約をします。

建物完成後に、金融機関と住宅ローンの契約を行います。

その後、住宅ローンの融資が実行されて、口座にお金が入金されるので、それで建物の残金を払います。

それと同時に、建物の登記も行います。

⑫引き渡し

▼やること
・引き渡し
・引っ越し
・近隣への挨拶を行う
・固定資産税の家屋調査に立ち会う
・補助金などを申請する
・点検・メンテナンスを行う

建物の残金の支払いと同じタイミングで、引き渡しを行います。

その後、引っ越しをして、近隣への挨拶も済ませます。

建物を建てた後は、固定資産税を計算するために、役所の人が「家屋調査」に来るので、それにも立ち会います。

一方で、補助金などがあれば申請するようにします。

引き渡し後、1ヶ月くらいまでの間は、不具合等がないか確認しながら生活するようにします。

その後も、家に住みながら、定期的に点検・メンテナンスをしていく形になります。

注文住宅の家を建てる際の注意点・ポイント

家を建てる流れの中で、特に大変なのが「業者探し」になります。

そして、良い業者を選ぶために最も重要なのは、

複数の業者から設計プランと見積書をもらって比較する

ということです。

比較しなければ、本当に良いプランなのかどうか、また、妥当な金額なのかどうかを判断できないからです。

なので、最低でも3社以上、可能であれば4〜5社くらいから提案してもらえれば理想的です。

ただ、

・1社ずつ業者に会って提案してもらうのは、時間や労力がかかる…
・毎回毎回、同じ話を伝えなければならないので疲れる…

という人も少なくないと思います。

そんな人には、以下のサイトがおすすめです。

▼タウンライフ
https://www.town-life.jp/home/

このサイトを使えば、複数のハウスメーカーや工務店から、

・設計プラン
・見積書

を一斉に作ってもらえます。

家にいながら、いろいろな業者の提案を比較検討できるので、ベストな業者が見つかります。

サイトの使い方は簡単です。

必要事項をフォームに入力するだけなので、3分くらいで完了します。

無料で利用できるので、使ったことがない人は試してみましょう。

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