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やめた方がいいハウスメーカーや工務店ってどこ?その理由は?
大手ハウスメーカーは良くて、ローコスト系や地元工務店はダメ?
ハウスメーカーの候補がいくつかあるけど、悪い業者を選びたくない
こんな悩みはありませんか?
この記事では、実際に家づくりを経験した私が、
・やめた方がいいハウスメーカー&工務店
・ハウスメーカー&工務店の選び方と注意点
について解説しています。
業者選びの失敗を防げるので、ぜひ読んでみてください。
60冊以上の家づくり本で勉強した後、一級建築士に外部コンサルを依頼して注文住宅を建てました。
やめた方がいいハウスメーカー&工務店15選
やめた方がいいハウスメーカーや工務店の特徴は、以下の15個です。
①社歴が短い(10年未満)
②営業所までの距離が遠い
③坪単価がやたらと安い
④性能に力を入れていない
⑤デザインが自分好みでない
⑥強み/得意なことが明確でない
⑦家づくりの知識が豊富でない
⑧話が論理的でなく根拠がない
⑨デメリットを説明してくれない
⑩あの手この手で契約を急がせる
⑪自分達と生理的に合わない
⑫予算や要望を無視した提案をする
⑬明細見積書がなく一式表示である
⑭設計と工事の契約を分けられない
⑮外部の専門家チェックができない
なお、ハウスメーカーや工務店の選び方については、以下の記事で解説しています。
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【注文住宅】ハウスメーカー・工務店の選び方のコツ10!決め手を経験者が解説
続きを見る
①社歴が短い(10年未満)
1つ目は「社歴が短い」業者です。
社歴が10年以上あれば、経営がしっかりしていて、それなりに良い業者である1つの目安になります。
しかし、社歴が10年未満の業者は、長続きしないダメな業者も混じっていて、最悪の場合、倒産する可能性もあるからです。
②営業所までの距離が遠い
2つ目は「営業所までの距離が遠い」業者です。
家づくりでは、頻繁に打ち合わせを行うので、あまり遠いと移動が大変だからです。
目安としては、できれば片道30分以内、長くても1時間未満の業者が良いです。
移動に片道1時間以上かかる業者は、よほどのことがない限り、選ばないほうが無難です。
③坪単価がやたらと安い
3つ目は「坪単価がやたらと安い」業者です。
坪単価というのは、建築費を建物の坪数で割ったものです。
一般的には、坪単価が40万円以下だと、ローコスト住宅と呼ばれたりします。
ただし、坪単価が安すぎる業者は、
・A.オプション費用などが追加されて、結局、最終的な総額が高くなる
・B.総額も安いが、設計の自由度や性能が低く、不具合のリスクもある
といった、いずれかのパターンになる可能性があるので、注意が必要です。
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【ローコスト住宅】やばい?恥ずかしい?デメリットや注意点を経験者が解説
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④性能に力を入れていない
4つ目は「性能に力を入れていない」業者です。
住宅の性能は目に見えませんが、暮らしやすさや安全性に直結するため、非常に重要です。
なので、
・耐震性
・断熱性
・気密性
・耐久性
といった性能の等級や数値などが、他社と比べて低かったり、公表していないような業者はおすすめできません。
⑤デザインが自分好みでない
5つ目は「デザインが自分好みでない」業者です。
他がいくら良くても、デザインが好みに合わない業者を選ぶと、
何回提案してもらってもデザインが微妙…
ということになりかねません。
そうならないために、事前にデザインの方向性を確認しておきましょう。
⑥強み/得意なことが明確でない
6つ目は「強み/得意なことが明確でない」業者です。
例えば、
・断熱性がトップレベル
・◯◯デザインが得意
など、他社と比べて際立った特徴がない業者は「その業者を選ぶ必然性」がないので、あえて選ぶ必要がありません。
⑦家づくりの知識が豊富でない
7つ目は「家づくりの知識が豊富でない」業者です。
家づくりの成功の鍵は、担当者の知識量にかかっていると言っても過言ではありません。
なので、自社の知識だけでなく、お金・土地・建材・設備・性能など、家づくり全般に対して詳しくなければNGです。
⑧話が論理的でなく根拠がない
8つ目は「話が論理的でなく根拠がない」業者です。
何でもかんでも、根拠なく「○○が良い」「○○はダメ」と絶対的に決めつけたり、感情的に話してくるようでは、パートナーとしてはふさわしくありません。
⑨デメリットを説明してくれない
9つ目は「デメリットを説明してくれない」業者です。
どんなことにも、メリット・デメリットはあるはずです。
しかし、良い部分ばかり強調して、悪い部分を正直に話してくれない業者は、不誠実であり、おすすめできません。
⑩あの手この手で契約を急がせる
10個目は「あの手この手で契約を急がせる」業者です。
いったん契約してしまったら、プランや見積もりに納得いかなくても、基本的に解除できません。
なので、
・とりあえず「仮契約」しましょう
・後でいくらでも調整できますから
・今ならキャンペーンで値引きします
といって契約を急がせる業者は要注意です。
家づくりにおいて「仮契約」というのは存在せず、本契約(工事請負契約)しかないからです。
⑪自分達と生理的に合わない
11個目は「自分達と生理的に合わない」業者です。
例えば、
・話が噛み合わない
・服装や行動がだらしない
・威圧的な態度を取ってくる
といったように、生理的に合わない/相性が悪い業者だと、家づくりそのものが精神的にしんどくなるので、やめたほうが良いです。
⑫予算や要望を無視した提案をする
12個目は「予算や要望を無視した提案をする」業者です。
もちろん、実際には、さまざまな条件や制約があるため、100%完璧に要望を満たすような提案は難しいと思います。
しかし、全くこちらの要望に応えようとしてくれない、予算を大幅にオーバーした見積もりを出してくる、といった業者はNGです。
自社都合優先のスタンスであり、相手にするだけ損でしょう。
⑬明細見積書がなく一式表示である
13個目は「明細見積書がなく一式表示である」業者です。
見積書の内訳に、
・工事の内容
・材料の型番
・数量、単価
などが、細かく具体的に記載されておらず、
○○工事一式で○○万円
のような、ざっくりとした見積書しか出してくれない業者はNGです。
見積書に何がどこまで含まれているのかが明確でないと「追加費用がかかった」など、後々トラブルの原因になるからです。
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【注文住宅の見積もり】取り方や見方は?比較方法・注意点を経験者が解説
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⑭設計と工事の契約を分けられない
14個目は「設計と工事の契約を分けられない」業者です。
ハウスメーカーなどでは、ラフプランと概算見積書しかない段階で、
とりあえず工事請負契約をしましょう。設計プランや見積もりについては、後でいくらでも変更できますから。
といった感じで、まず契約をさせる流れが多いようです。
しかし、これでは、契約した後に大幅に費用が増額してしまったり、思った設計プランが作れない、といったトラブルになる可能性があります。
こうしたトラブルを防ぐためには、設計契約と工事請負契約を分ける必要があるのですが、そうしたやり方を嫌う業者はNGです。
⑮外部の専門家チェックができない
15個目は「外部の専門家チェックができない」業者です。
外部の専門家とは、
・施主と業者の間に入ってくれる施主の味方
・主に建築士の資格を持った個人や会社(団体)
であり、
・設計図や見積書の確認
・契約書などのチェック
・工事の現場での検査
・家づくり全般のアドバイス
などをしてくれる存在です。
要するに、施工業者と完全に独立した立場で、施主のために家づくりのサポートをしてくれる訳です。
こうした専門家のチェックを承諾してくれない業者は、何かやましいことがあると考えられるため、NGです。
ハウスメーカー&工務店選びのポイント・注意点
ハウスメーカーや工務店を選ぶ上で最も重要なのは、
複数の業者の設計プランと見積書を比較する
ということです。
結局のところ、良い業者とは「良い家を安く作ってくれる業者」だからです。
それを確かめるには、各社から設計プランと見積書を提案してもらい、比較する必要があります。
ただ、
・1社ずつ業者に会って提案してもらうのは、時間や労力がかかる…
・毎回毎回、同じ話を伝えなければならないので疲れる…
という人も少なくないと思います。
そんな人には、以下のサイトがおすすめです。
▼タウンライフ
https://www.town-life.jp/home/
このサイトを使えば、複数のハウスメーカーや工務店から、
・設計プラン
・見積書
を一斉に作ってもらえます。
家にいながら、いろいろな業者の提案を比較検討できるので、ベストな業者が見つかります。
サイトの使い方は簡単です。
必要事項をフォームに入力するだけなので、3分くらいで完了します。
無料で利用できるので、使ったことがない人は試してみましょう。