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相見積もりはどのように取ればいいの?
そもそも相見積もりはしたほうががいい?
何社くらいで相見積もりすればいいの?
こんな悩みはありませんか?
この記事では、実際に家づくりを経験した私が、
・相見積もりができるサイト
・相見積もりをすべき理由
・相見積もりの注意点
について解説しています。
注文住宅の相見積もりのやり方や注意点が全てわかるので、ぜひ読んでみてください。
60冊以上の家づくり本で勉強した後、一級建築士に外部コンサルを依頼して注文住宅を建てました。
注文住宅の相見積もりができるサイト3選
①タウンライフ
▼タウンライフ
https://www.town-life.jp/home/
1つ目は「タウンライフ」です。
このサイトでは、複数のハウスメーカーや工務店から、
・間取りプラン
・見積書
を無料で作ってもらえます。
家にいながら、いろいろな業者の提案を比較検討できるので、ベストな業者を見つけられます。
他のサイトとの違いは、
大手ハウスメーカーから地元工務店まで業者数がダントツで多い
ことです。
全国1000社以上の業者が掲載されているので、相見積もりを行いたい場合は、まずこのサイトを利用すると良いでしょう。
②HOME4U家づくりのとびら
▼HOME4U家づくりのとびら
https://house.home4u.jp/
2つ目は「HOME4U家づくりのとびら」です。
このサイトも同様に、複数のハウスメーカーや工務店から、
・間取りプラン
・見積書
を無料で作ってもらえます。
他のサイトとの違いは、
専門アドバイザーに家づくりの相談ができる
ことです。
予算・土地・業者選びなどをオンラインで相談できるので、家づくりの悩みのある方に向いています。
③ハウジングバザール
▼ハウジングバザール
https://www.housingbazar.jp/
3つ目は「ハウジングバザール」です。
このサイトでは、複数の工務店から、
・間取りプラン
・見積書
を無料で作ってもらえます。
他のサイトとの違いは、
地域密着型の工務店に特化している
ことです。
なので、ハウスメーカーより工務店で家を建てたい、親身になってくれる地元の工務店を探したい、という人におすすめです。
注文住宅で相見積もりをすべき理由
注文住宅で相見積もりをすべき理由は、以下の4つです。
・①建てたい家の相場をつかめる
・②最も安い業者を見つけられる
・③間取りプランを比較できる
・④ベストな業者を選択できる
①建てたい家の相場をつかめる
1つ目は「建てたい家の相場をつかめる」からです。
相見積もりをしない場合、
・A社:3000万円
という見積もりをもらったとしても、それが相場より高いのか安いのか分かりません。
しかし、相見積もりをしたところ、
・A社:3000万円
・B社:2800万円
・C社:2600万円
・D社:2400万円
・E社:2200万円
という結果であれば、A社は相場より高いことが分かります。
また、だいたいの相場をつかめれば、自分たちの予算内で建てられそうかどうかも判断できるでしょう。
②最も安い業者を見つけられる
2つ目は「最も安い業者を見つけられる」からです。
相見積もりをしない場合、
・C社:2600万円
という見積もりをもらったとしても、それが最も安い業者なのかは分かりません。
しかし、相見積もりをしたところ、
・A社:3000万円
・B社:2800万円
・C社:2600万円
・D社:2400万円
・E社:2200万円
という結果であれば、E社が最も安い業者だと分かります。
最も高いA社と比べると、800万円も安いことになります。
もちろん、最も安い業者=ベストな業者とは限りませんが、なるべく安く家を建てたい人にとっては、相見積もりは必須であると言えます。
③間取りプランを比較できる
3つ目は「間取りプランを比較できる」からです。
相見積もりをしない場合、間取りプランも1社のみとなるため、
何となく良さそうだけど、しっくりこない…
といったように、良し悪しを判断できません。
しかし、相見積もりをすれば、複数のプランを比較できるため、
・A社:間取り◯
・B社:間取り△
・C社:間取り✕
・D社:間取り◎
・E社:間取り△
というように、間取りの良し悪しも判断できます。
④ベストな業者を選択できる
4つ目は「ベストな業者を選択できる」からです。
ベストな業者とは、
費用が安くかつ間取りプラン等も良い業者
ということになります。
相見積もりをしたところ、
・A社:3000万円/間取り◯
・B社:2800万円/間取り△
・C社:2600万円/間取り✕
・D社:2400万円/間取り◎
・E社:2200万円/間取り△
という結果であれば、D社がベストな業者であると判断できます。
このように、相見積もりは、業者を選ぶ際に大きな力を発揮します。
注文住宅の相見積もりをする際の注意点
相見積もりをする際の注意点は、以下の5つです。
・①同じ条件にそろえて依頼する
・②要望が反映されているか確認する
・③一式表示やヌケモレに注意する
・④細かい項目で金額を比較しない
・⑤必ず3社以上で相見積もりをする
①同じ条件にそろえて依頼する
1つ目は「同じ条件にそろえて依頼する」ことです。
これは忘れがちなのですが、相見積もりの大切なポイントです。
もし、各社バラバラな要望を伝えてしまったら、バラバラな見積もりやプランが出来上がってくるため、比較するのが難しくなるからです。
それを防ぐためは、
事前に要望をノート等にまとめておき、依頼する業者の数だけ印刷してコピーを渡す
という方法がベストです。
こうすることで、同じ条件で相見積もりを依頼できます。
②要望が反映されているか確認する
2つ目は「要望が反映されているか確認する」ことです。
相見積もりというと、金額ばかりを気にしてしまいがちが、まず重要なのは、要望の反映度です。
いくら見積もりが安くても、要望が全く反映されていないプランでは意味がないからです。
なので、伝えた要望に対して、
・A社:8割くらい反映されている
・B社:5割しか反映されていない
といったように、ざっくりで良いので、業者ごとの要望の反映度をチェックするようにしましょう。
③一式表示やヌケモレに注意する
3つ目は「一式表示やヌケモレに注意する」ことです。
一式表示とは、「○○工事一式で○○万円」のような、ざっくりとした書き方のことです。
一式表示では、見積もりに何がどこまで含まれているか明確ではないので、後々トラブルの原因になります。
そうではなくて、
・工事の内容
・材料の型番
・数量、単価
などが、細かく具体的に記載されているか、確認します。
また、項目自体の明らかなヌケモレはないか?ということもチェックしましょう。
やり方としては、ある業者の見積書に記載されているのに、別の業者の見積書にはない、という項目を探していきます。
例えば、
・仮設工事
・外構工事
・冷暖房設備工事
・照明器具工事
・カーテン工事
といった項目が抜けていたり、別途見積もりとなっていないか、確認するようにします。
④細かい項目で金額を比較しない
4つ目は「細かい項目で金額を比較しない」ことです。
明らかに高すぎるor安すぎるという項目以外は、細かく項目を比較する必要はありません。
理由としては、業者によって、材料の原価だったり、利益をどこに乗せるかとかはバラバラだからです。
なので、要望の実現度や坪数が同じくらいなら、単純に総額を比較しましょう。
要するに、全部コミコミで、どの業者が高いか安いか?ということだけを見る訳です。
⑤必ず3社以上で相見積もりをする
5つ目は「必ず3社以上で相見積もりをする」ことです。
1社では相見積もりになりませんし、2社では比較対象が少なすぎます。
なので、最低でも3社以上、可能であれば4〜5社程度で相見積もりができれば理想です。
しかし、
・1社ずつ業者に会って見積をもらうのは、時間や労力がかかる…
・毎回毎回、同じ話を伝えなければならないので疲れる…
という人も少なくないと思います。
そんな人には、以下のような「相見積もりができるサイト」がおすすめです。
▼タウンライフ
https://www.town-life.jp/home/
こうしたサイトを使えば、複数のハウスメーカーや工務店から、
・間取りプラン
・見積書
を一斉に作ってもらえます。
家にいながら、1回の操作で複数の業者に依頼できるので、かなりの時短になります。
サイトの使い方は簡単です。
必要事項をフォームに入力するだけなので、3分くらいで完了します。
無料で利用できるので、使ったことがない人は試してみましょう。