失敗・後悔しない家づくりブログ【新築注文住宅】

家づくりの経験者が「失敗しない新築注文住宅のポイント」をまとめているブログです。

間取り

【注文住宅】間取り図の書き方6ステップ!ポイントや注意点を経験者が解説

間取り図の書き方

※記事内にPRを含む場合があります

家を建てるにあたって、自分の理想の間取りを書きたい

素人だけど、間取りをうまく書くにはどうしたらいい?

自分で作った間取りをハウスメーカーに見せてもいいの?

こんな悩みはありませんか?

この記事では、実際に家づくりを経験した私が、

・間取り図の書き方の手順
・間取り作成のポイント・注意点
・自作の間取り図は持ち込みOKか

について解説しています。

自分の理想の間取りを形にできるので、ぜひ読んでみてください。

間取り図の書き方の手順6ステップ!ポイント・注意点も

間取り図の書き方の手順は、以下のとおりです。

①​​​​家族構成を書き出す
②家のタイプを決める
③必要な部屋を洗い出す
④部屋をざっくり配置する
⑤動線を考えて配置を見直す
⑥完成版の間取り図を書く

①​​​​家族構成を書き出す

まず、家族構成を書き出します。

もちろん、家族構成は分かりきっていると思いますが、間取り図を考える際は、改めて客観的に見る必要があるからです。

やり方としては、家族それぞれについて、

・名前
・年齢
・性別
・身長
・平日の過ごし方
・休日の過ごし方

を書き出します。

平日と休日の過ごし方については、

・起床から就寝までの動き
・いつ、どこで、何をするのか

といった生活パターンを、具体的にイメージするようにしてください。

さらに、

・家族での食事の仕方
・家族での団らんの仕方
・家で仕事をするかどうか

といったことも、書き出しておくと良いでしょう。

②家のタイプを決める

次に、家のタイプを決めます。

①で書き出した家族構成をもとに、

・平屋/2階建て/3階建てのどれにするか?
・二世帯住宅や店舗併用住宅などにするか?

といったことを考えます。

特に、家族に高齢者がいる場合は、階段の上り下りが大変になるので、そういった点を考慮しましょう。

③必要な部屋を洗い出す

次に、必要な部屋を洗い出します。

具体的には、

・リビング
・キッチン
・ダイニング
・風呂
・洗面脱衣所
・トイレ
・子ども部屋
・寝室
・その他の部屋
・玄関
・廊下・階段
・外構

など、どんな部屋やスペースが必要なのか、またそれぞれ、

・広さ
・デザイン
・収納
・設備

などをどうしたいのかを、洗い出していきます。

必要な部屋を考える際のポイントは、「理想の暮らし」をイメージすることです。

例えば、

・料理や食事を楽しみたい
・子供を元気に遊ばせたい
・趣味の○○を楽しみたい
・四季折々の自然を感じたい
・ホームパーティーをしたい
・家でも快適に仕事がしたい

といったように、どんな暮らしがしたいかを、言語化してみましょう。

「理想の暮らし」が言語化できていれば、それを中心として部屋やスペースを考えていけば良いので、要望をスムーズにまとめられます。

④部屋をざっくり配置する

次に、部屋をざっくり配置してみます。

ポイントとしては、

・リビング、ダイニング等:パブリックゾーン
・トイレ、洗面所、風呂等:サービスゾーン
・寝室、子ども部屋等:プライベートゾーン

というように、用途が似ている部屋をグループとしてまとめる「ゾーニング」を意識すると良いでしょう。

また、土地が決まっているのなら、道路の向きも分かると思うので、

・アプローチ、玄関
・駐車スペース、庭

などの配置も、合わせて考えてみます。

なお、部屋を配置する際は、部屋の名前を付箋に書いて、大きな紙に貼っていくやり方だと、後で修正するのが楽になるのでおすすめです。

⑤動線を考えて配置を見直す

次に、動線を考えて配置を見直します。

以下の4つの動線をもとに、必要に応じて部屋の配置を修正してください。

・生活動線
・家事動線
・衛生動線
・来客動線

生活動線は、家族全員が朝起きてから夜寝るまで動く、メインの動線になります。

特に、忙しい朝に、会社や学校に行く準備がスムーズにできるかどうかが大きなポイントです。

家事動線は、買い物・料理・洗濯・掃除など、家事に関わる動線になります。

特に、買い物後の玄関からキッチンまでの動線と、洗濯機から物干しまでの動線がスムーズかどうかが大切です。

衛生動線は、トイレ・洗面脱衣所・風呂など、衛生に関わる動線になります。

衛生動線は、家の中でも汚れやすい所なので、なるべく他の動線と交わらないのが理想的です。

また、最近は、帰ってきてすぐに手洗いできたり、風呂に入れるような動線が好まれますので、そうなっているかも確認してみましょう。

来客動線は、お客さんが来てから帰るまでの動線になります。

ポイントとしては、来客中に風呂やトイレに行きづらくないか、家族のプライバシーが守られるか、という点を意識してみてください。

⑥完成版の間取り図を書く

最後に、完成版の間取り図を書きます。

⑤で配置を見直して「これでOK」となったら、それをもとに間取り図を書いていきます。

紙やノートにフリーハンドで書いても良いですし、きれいに書きたい人は、方眼紙に書くと良いでしょう。

また、パソコンやスマホで作る場合は、間取り作成アプリなどを使うと便利です。

自作の間取り図はハウスメーカーに持ち込みOKか?

自作の間取り図をハウスメーカーに持ち込んでもOKなの?

結論から言えば、問題ありません。

しかし、デメリットが3つあります。

・①そもそも実現できないかもしれない
・②住みにくい間取りになる可能性がある
・③施主の案に業者が引きづられてしまう

①そもそも実現できないかもしれない

家を建てる上では、

・土地の形状
・道路の位置
・建ぺい率
・高さ制限

など、さまざまな条件があるため、自分で考えた間取りが、それらの条件に合わず、そもそも実現できない可能性があります。

また、素人が考えた間取りだと、

・耐震性が落ちる
・採光ができなくなる
・冷暖房の効きが悪くなる

というように、性能が低下してしまう場合もあります。

いずれにしても、間取りの設計は、こうした専門的かつ複雑な条件をクリアしないといけないので、素人が自力で考えるというのは困難です。

②住みにくい間取りになる可能性がある

そもそも、住みやすい間取りは、だいたい決まっています。

簡単な例で言えば、

・リビングは南側
・水回りは北側

といったように、セオリーが決まっている訳です。

なので、普通の間取りは嫌だからといって、独創的にすると、住みやすさから、どんどん離れてしまう可能性があります。

こうした、間取りの住みやすさと独創性のバランスを取るというのも、知識や経験が必要になってくるので、素人が考えるのは難しいかなと思います。

③施主の案に業者が引きづられてしまう

業者によっては、契約を取りたいので、自作の間取り図が微妙だったとしても、それになんとなく合わせたプランを作ってしまうかもしれません。

逆に言えば、自作の間取り図を出してしまったために、もっと良い間取りのプランを提案してもらえたかもしれないチャンスを潰してしまう訳です。

それは非常にもったいないので、そういった意味でも、自作の間取り図は持ち込まないほうが良いと思います。

間取り図は業者に作ってもらうのがおすすめ

①〜③のデメリットがあるため、個人的には、間取り図は自作しないで、業者に作ってもらうのがおすすめです。

しかし、

・1社ずつ業者に会って間取りをもらうのは、時間や労力がかかる…
・毎回毎回、同じ話を伝えなければならないので疲れる…

という人も少なくないと思います。

そんな人には、以下のサイトがおすすめです。

このサイトを使えば、複数のハウスメーカーや工務店から、

・間取りプラン
・見積書

を一斉に作ってもらえます。

家にいながら、いろいろな業者の提案を比較検討できるので、ベストな間取りを見つけられます。

サイトの使い方は簡単です。

必要事項をフォームに入力するだけなので、3分くらいで完了します。

無料で利用できるので、使ったことがない人は試してみましょう。

-間取り

Copyright© 失敗・後悔しない家づくりブログ【新築注文住宅】 , 2024 All Rights Reserved.