失敗・後悔しない家づくりブログ【新築注文住宅】

家づくりの経験者が「失敗しない新築注文住宅のポイント」をまとめているブログです。

お金

安く家を建てる方法20選!注意点やハウスメーカー選びのコツを経験者が解説

安く家を建てる

※記事内にPRを含む場合があります

最近の住宅価格が値上がりしてて、予算内に収まるか心配…

無理なく生活できて、教育費や老後資金なども貯めたい…

収入や貯金が少ないので、あまりお金をかけられない…

こんな悩みはありませんか?

この記事では、実際に家づくりを経験した私が、

・安く家を建てる方法
・安く家を建てる際の注意点
・ハウスメーカー選びのコツ

について解説しています。

家を建てる費用を数百万円単位で安くできるので、ぜひ読んでみてください。

安く家を建てる方法20選

家を安く建てるための方法は、以下の20個です。

・①コンパクトな家にする
・②総二階建てにする
・③建物をシンプルな形にする
・④屋根を単純な形にする
・⑤玄関ホール等を中心にする
・⑥独立した部屋を減らす
・⑦デッドスペースを活用する
・⑧水回りを近くにまとめる
・⑨トイレは2つ作らない
・⑩和室は作らない
・⑪建具を減らす
・⑫窓を減らす
・⑬外構をシンプルにする
・⑭オーダーメイドにしない
・⑮普及品や型落ち品を使う
・⑯◯◯風素材を使う
・⑰高い素材はポイント使い
・⑱施主支給を行う
・⑲DIYを行う
・⑳お得な制度を活用する

①コンパクトな家にする

これが最もコストダウンになる方法なんですが、面積や部屋数を最小限にして家を小さくすれば、単純に材料費や工事費が減るからです。

また、冷暖房をする空間も減るので光熱費も安くなりますし、メンテナンスなどの修繕費や固定資産税などの税金も安くて済みます。

②総二階建てにする

総二階建てとは、建物を真上から見たときに、1階と2階がほぼ同じ面積・ほぼ同じ形をした家のことです。

総二階建ては、2階より1階の面積が大きいような家と比べて、基礎工事などの面積が減るので、その分、安くなるということです。

③建物をシンプルな形にする

建物を真上から見たときに、その外周が、正方形や長方形のような、凹凸の少ないスッキリとした形にするということです。

こうすることで、建物の表面積が減ると同時に、施工もしやすくなるので、工事費を抑えることができます。

④屋根を単純な形にする

屋根は、への字型の「切妻」などシンプルな形にして、なおかつ勾配を緩くすると、安くなります。

こうすると、屋根の面積が減ると同時に、余計な足場も不要で施工がしやすくなるので、工事の費用を抑えることができます。

⑤玄関ホール等を中心にする

家全体の間取りの中心に、玄関ホールや階段を持ってくるということです。

こうすると、余計な廊下や壁の数を減らせるので、その分、建築費を安くすることができます。

⑥独立した部屋を減らす

例えば、リビングに和室スペースみたいな部屋が接していたら、その壁をなくすような感じです。

そういった感じで、独立した部屋を減らしてオープンな間取りにすると、間仕切りの壁の数も減るので、その分、建築費を抑えることができます。

⑦デッドスペースを活用する

例えば、リビング階段の下をパントリーにする、屋根裏や床下を収納にするなど、デッドスペースを活用するようにします。

そうすると、無駄な面積が減るので、建築費が安くなります。

⑧水回りを近くにまとめる

これは間取りの基本ですが、水回りを近くにまとめると、配管の長さが短くて済むので、その分、工事費を抑えることができます。

また、配管が短いと、沸かしたお湯も冷めにくくなるので、光熱費の節約にもつながります。

⑨トイレは2つ作らない

1階と2階に1つずつトイレを作りたい人もいると思いますが、トイレを1つ増やすと、約50万円のコストアップになります。

二世帯住宅や6人以上の大家族なら、トイレは2つあったほうが良いかもしれませんが、4〜5人くらいの家族までなら1つでも十分だと思います。

⑩和室は作らない

和室は、他の部屋よりも材料費が高いので、6畳くらいの和室を作ると、100〜200万円くらいのコストアップになります。

なので、独立した和室ではなく、リビングの一角に畳スペースを作るなどのほうが良いと思います。

⑪建具を減らす

建具というのは、ドアや扉などのことで、その数を減らした分、コストを抑えることができます。

例えば、WIC・玄関収納・パントリーなどは、意外にドアや扉がなくても大丈夫だったり、開け閉めが不要になるので、むしろ便利かもしれません。

⑫窓を減らす

例えば、トイレやお風呂は、必ずしも窓が必要ではないので、無くせばコストダウンになります。

また、普通の部屋であっても、小さい窓を複数つけるより、大きい窓を1つ付けたほうが、トータルの工事費が安くなることが多いです。

⑬外構をシンプルにする

外構は、こだわると50万円・100万円単位でコストがかかってくるので、できるだけ余計なものを付けないほうが良いと思います。

例えば、立地にもよりますが、塀・フェンス・門扉が必要ないという場合もあるので、そういったものを無くすと、かなり工事費が節約できます。

⑭オーダーメイドにしない

オーダーメイドや特注品は高くなるので、そうしたものではなく、既成品を使うだけで、コストダウンになります。

例えば、お風呂はオーダーメイドにせず、一般的なユニットバスにすると安上がりです。

⑮普及品や型落ち品を使う

多くの住宅に使われている普及品だったり、2〜3年落ちみたいな型落ち品だと、割安な場合が多いです。

また、業者がおすすめする建材や設備は、独自のコネやルートで安く仕入れてたりするので、そうしたものを選ぶと安上がりかもしれません。

⑯◯◯風素材を使う

壁紙や床材などの内装材については、高価な素材ではなく◯◯風素材を使うと良いです。

現在では、素材感や質感が、本物とそっくりな内装材が多いので、そういう○○風の素材を使うと、コストを抑えることができます。

⑰高い素材はポイント使い

どうしても高価な素材を使いたいという場合は、全部に使うのではなくて、部分的に使うようにします。

例えば、多くの人の目につく玄関〜リビングや、プライペートな空間である寝室など、ポイント使いにすることで、コストを抑えることができます。

⑱施主支給を行う

施主支給とは、施主が建材や設備を仕入れることを言います。

メリットとしては、ネット等で最安のものを選べたりするので、その分、費用を節約できます。

例えば、カーテンや照明などの手軽なものなら、施主支給もアリだと思います。

ただし、サイズや規格が合わなくて取り付けられない、といったリスクがあるので、必ず事前に業者と相談してください。

⑲DIYを行う

例えば、

・内壁の塗装
・床のワックスがけ
・棚やテーブルの制作

など、腕に自信のある人なら、簡単な作業を自分で行うことで、費用を浮かせられます。

ただし、DIYを行う場合は、トラブルの原因にならないように、必ず事前に業者と相談しましょう。

⑳お得な制度を活用する

・一定の条件の人や一定の性能の家を対象に
・補助金、給付金、減税などが受けられる

ような制度を、国や自治体が行っていたりします。

制度によっては、数十万〜100万円くらいのお得につながる場合もあります。

主な制度であれば、ハウスメーカーや工務店が手続きのサポートしてくれるので、利用するのは大変ではありません。

ただし、毎年、制度の内容や条件が変わるので、業者に確認したり、ネットで調べて、最新の情報を入手しておくようにしましょう。

安く家を建てる際の注意点3つ

安く家を建てる際には、注意すべきことがあります。

それは、以下の3つです。

・①坪単価の表記を当てにしない
・②安かろう悪かろうでないか?
・③強引な値引き交渉をしない

①坪単価の表記を当てにしない

一般的には、坪単価が40万円以下だと、ローコスト住宅と呼ばれたりします。

しかし、坪単価が安いからといって、安く家を建てられるとは限りません。

坪単価というのは、建築費を建物の坪数で割ったものです。

ですが、大半は、本体工事費のみを坪数で割っているだけで、別途工事費などが含まれていません。

さらに、本来なら本体工事費に入れるべき工事も、別途工事費に入れたり、別途見積もりなどにして、ワザと外している場合もあります。

なので、正確に見積もりを作ると、本来必要な工事やオプション扱いされた費用が追加されて、最終的な総額が高くなることも多いです。

このように、坪単価は、いくらでも業者の都合の良いように安く見せることができるので、あまり当てにしないようにしましょう。

②安かろう悪かろうでないか?

①とは違って、最終的な総額が安いローコスト住宅もあったりします。

しかし、あまりに安すぎる場合は、材料費や人件費を削りまくっている可能性があります。

こうしたローコスト住宅は、

・設計の自由度が限られる
・素材や設備のグレードが低い
・断熱性/気密性/耐久性が低い
・建てた後に維持費がかかる
・不具合や欠陥住宅のリスク

といった問題が起きやすくなります。

設計の自由度が限られると、こだわりを十分に実現できず、要望の多くを妥協することになります。

また、素材や設備のグレードが低いと、見た目が安っぽくなる上、使い勝手も良くありません。

断熱性や気密性が低いと、住みにくくなることに加えて、光熱費も高くなりますし、耐久性が低いと、建物の劣化が早く、修繕費もかかってきます。

さらに、工事自体が雑だと、不具合が起きやすくなり、最悪、欠陥住宅となるリスクもあります。

このように、あまりに安すぎると、建物自体の質が下がってしまうので、注意が必要です。

③強引な値引き交渉をしない

ハウスメーカーの場合は、値引きは「あって当然」というスタンスの業者が多いです。

特に「期間限定キャンペーン」などで、大幅な値引きでお得感を演出するパターンが典型です。

一方で、工務店は、多少は値引きに応じますが、「この程度が精一杯です」という感じで、見積もりの正確さや手堅さを演出する業者が多いと思います。

ただ、いずれにしても、値引きしても確実に利益が出るようになっている訳で、所詮は、契約につなげるための演出です。

だからといって、ガンガン値引き交渉をして良いかというと、そうではありません。

理由としては、過度な値引きの要求をすると、優良業者を逃してしまう可能性があるからです。

特に、良心的な工務店は、そもそもの見積もりが正確で、駆け引きが苦手なことが多いです。

なので、強引な値引き交渉は、基本的にやらないほうが良いと思います。

安く家を建てるハウスメーカー選びのコツ

この記事では、安く家を建てる方法について解説してきました。

しかし、安く家を建てるために最も重要なのは、

相見積もりをして安い業者を選ぶ

ということです。

私の経験談ですが、いくつかの業者に相見積もりをしたところ、最も安い業者と最も高い業者の間で、約1000万円の差がありました。

結局、私は最も安い業者に依頼できたのですが、もし相見積もりをしなかったら、余計に1000万円を払っていたかもしれません。

それくらい、安く家を建てる上で、相見積もりが重要だということです。

ただ、

・1社ずつ業者に会って見積をもらうのは、時間や労力がかかる…
・毎回毎回、同じ話を伝えなければならないので疲れる…

という人も少なくないと思います。

そんな人には、以下のサイトがおすすめです。

▼タウンライフ
https://www.town-life.jp/home/

このサイトを使えば、複数のハウスメーカーや工務店から、

・間取りプラン
・見積書

を作ってもらえます。

いろいろな業者の提案を比較検討できるので、最も安く建ててくれる業者が見つかります。

サイトの使い方は簡単です。

必要事項をフォームに入力するだけなので、3分くらいで完了します。

無料で利用できるので、使ったことがない人は試してみましょう。

-お金

Copyright© 失敗・後悔しない家づくりブログ【新築注文住宅】 , 2024 All Rights Reserved.