失敗・後悔しない家づくりブログ【新築注文住宅】

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【住宅展示場】行ってはいけない4つの理由!行く前にやることを経験者が解説

住宅展示場行ってはいけない

※記事内にPRを含む場合があります

住宅展示場は行かないほうが良いって聞くけど、実際どうなの?

ゴリゴリ営業されたり、冷たい対応をされないか不安…

もし行くならどのタイミング?行く前にやること・見学のコツは?

こんな悩みはありませんか?

この記事では、実際に家づくりを経験した私が、

・住宅展示場に行ってはいけない理由
・住宅展示場に行く際の注意点
・住宅展示場に行く前にやること

について解説しています。

住宅展示場のデメリットを回避しつつ、有効活用する方法がわかるので、ぜひ読んでみてください。

住宅展示場に行ってはいけない理由4つ

住宅展示場に行ってはいけない理由は、以下の4つです。

①モデルハウスが参考にならない
②知識がないとカモられるだけ
③業者の選択肢が限られやすい
④時間や労力がかかって疲れる

①モデルハウスが参考にならない

1つ目は「モデルハウスが参考にならない」からです。

知っている人もいると思いますが、住宅展示場のモデルハウスは、かなりお金をかけており、広く、豪華な作りになっています。

当然、夢を見させて、自社で契約してもらうためです。

しかし、一般的な家づくりの予算では、同じようなものを建てることはできないため、見学しても、あまり参考になりません。

例えるなら、普通の乗用車を買おうとしているのに、フェラーリなどの高級車を見に行くようなものです。

確かに、モデルハウスを見れば、デザインの方向性くらいは掴めるかもしれません。

ただ、それ以外は、見れば背伸びしても欲しくなってしまう「目の毒」になるだけです。

②知識がないとカモられるだけ

2つ目は「知識がないとカモられるだけ」だからです。

「とりあえず情報収集のために住宅展示場に行く」という人もいるかもしれません。

しかし、こういったスタンスは危険です。

何故なら、

とりあえず情報収集で来ている=知識がない

と言っているようなものであり、営業マンからすれば、カモりやすいからです。

いくら隠しても、知識のある/なしは、営業マンと少し会話すれば、すぐにバレます。

なので、「知識がない=カモ」と目をつけられれば、

・これはこういうことなんですよ〜
・◯◯より△△が良いですよ〜

などと親切に教えてくれる風を装って、自社に都合の良い情報しか伝えません。

そして、最終的に契約に誘導されてしまいます。

③業者の選択肢が限られやすい

3つ目は「業者の選択肢が限られやすい」からです。

意外と忘れがちなデメリットとして、

住宅展示場のハウスメーカー以外に意識が行かなくなる

ということがあります。

住宅展示場にモデルハウスを構えられるのは、それなりに資金力のある大手ハウスメーカーなどです。

一方、展示場にモデルハウスがない、地元の工務店や設計事務所は、選択肢から外れやすくなります。

しかし、地元の優良工務店などであれば、大手ハウスメーカーより安く良い家を建てられるという可能性もあります。

なので、展示場ばかりに意識が行くと、こうしたチャンスを逃してしまう可能性があるのです。

④時間や労力がかかって疲れる

4つ目は「時間や労力がかかって疲れる」からです。

住宅展示場に行くと、各社の営業マンから長々と話を聞かされるため、3社も回ればヘトヘトになります。

さらに、話を聞くだけでは終わらず、

・見学会などを案内される
・プラン作成を勧められる

など、契約につなげるための営業もかけられます。

業者によっては、しつこく電話をしてきたり、家に訪問に来るという場合もあるでしょう。

こうなると、営業に対応するだけで手一杯となり、精神的にも疲れてしまいます。

住宅展示場に行く際のポイント・注意点7選

住宅展示場に行く際のポイント・注意点は、以下の7つです。

①事前に行くハウスメーカーを絞る
②事前に見学の予約をしておく
③来場アンケートは書ける範囲で書く
④会社と担当者をチェックする
⑤相性の合わない担当者は変更する
⑥見学は1日に最大3社くらいにする
⑦展示場以外の業者は個別に訪問する

①事前に行くハウスメーカーを絞る

1つ目は「事前に行くハウスメーカーを絞る」ことです。

具体的には、それぞれのハウスメーカーの公式サイトを見て、

・間取りの事例集
・デザインの方向性
・住宅設備や建材
・工法や住宅性能
・本体価格や坪単価

などをチェックするようにします。

今の時代、かなりの情報が公式サイトに載っているので、わざわざ住宅展示場に行かずとも、ある程度の候補を絞ることができます。

住宅展示場には、ネットで何社か候補を絞ったけど、さらに絞りたい、となったタイミングで初めて行くようにします。

こうすることで、そもそも候補でない業者を回って、長々と話を聞いたり、営業される労力を減らせるので、かなり楽になります。

②事前に見学の予約をしておく

2つ目は「事前に見学の予約をしておく」ことです。

住宅展示場に行く際は、公式サイトなどから見学に行く日時の予約をしましょう。

予約せずに行くと、混雑時などは全ての営業マンが接客中ということもあり、十分対応してもらえない可能性があるからです。

また、営業マンの話が長引いたときも「この後◯時から他社の予約があるので…」と、断りやすくなるメリットもあります。

③来場アンケートは書ける範囲で書く

3つ目は「来場アンケートは書ける範囲で書く」ことです。

住宅展示場に行くと「来場者アンケート」といったものを書かされることが多いです。

内容としては、

・氏名
・住所
・年齢
・電話番号
・メールアドレス
・家族構成
・職業(年収)
・家づくりの予算
・土地の有無
・建築予定時期

といったものです。

「アンケート」と言っていますが、要するに個人情報の収集です。

・職業(年収)、予算 →お金を持っているか?
・土地の有無、建築予定時期 →契約に近いか?
・住所、電話、メール →営業するため

という感じで、見込み客かどうかを業者側が知るためのツールに過ぎません。

なので、あまり馬鹿正直に書くと、値踏みされる可能性がありますので、センシティブな部分はぼかして、書ける範囲で書いたほうが良いです。

④会社と担当者をチェックする

4つ目は「会社と担当者をチェックする」ことです。

住宅展示場には、なんとなくの情報収集や、モデルハウスを見るために行くのではなく、

ネットで何社か絞った業者の候補を、さらに絞る

という目的のために行きます。

会社と担当者の具体的なチェックポイントは、以下のとおりです。

▼会社のチェックポイント
・社歴が長いか?(10年以上)
・坪単価がざっくり分かるか?
・性能に力を入れているか?
・デザイン性が自分好みか?
・強み/得意なことが明確か?

▼担当者のチェックポイント
・家づくりの知識が豊富か?
・話が論理的で根拠があるか?
・デメリットも説明してくれるか?
・契約を急がせようとしないか?
・自分達と生理的に合いそうか?

詳しくは、以下の記事で解説しています。

ハウスメーカー・工務店の選び方
【注文住宅】ハウスメーカー・工務店の選び方のコツ10!決め手を経験者が解説

続きを見る

⑤相性の合わない担当者は変更する

5つ目は「相性の合わない担当者は変更する」ことです。

知っている人もいると思いますが、

住宅展示場で最初に接客した営業マン=自分の担当者

となり、基本的に変わることはありません。

しかし「担当者と相性が合わない…」ということもあると思います。

その場合は、担当者を変更してもらいましょう。

方法は簡単で、ハウスメーカーの公式サイトのお問い合わせフォームから、以下のような文章を送信するだけです。

大変恐縮なのですが、担当者の方の変更をお願いいたします。先日、◯◯展示場にて、◯◯様にご対応いただきました。◯◯様について、私自身は良い方だと思ったのですが、妻が「相性が合わない」とのことでした。ご無礼をお許しください。ただ、担当者の方とは親密なお付き合いになるため、家族全員の意見を尊重したく思います。一方、◯◯ハウス様には大変魅力を感じており、相性の良い担当者の方に出会えれば、第一候補として検討したいと考えております。以上、誠に勝手ではございますが、ご検討いただければ幸いです。

私自身も、このようにしたところ、担当者を良い人に変えてもらえました。

⑥見学は1日に最大3社くらいにする

6つ目は「見学は1日に最大3社くらいにする」ことです。

その理由は、単純に疲れるからです。

見学時間は、1社あたり最低でも1時間はかかりますし、営業マンの話が長引くなどすれば、もっとかかる場合もあるでしょう。

経験すれば分かりますが、3社目の見学が終わる頃には、心身ともにヘトヘトになってきます。

そうした中で、会社と担当者のチェックを行う必要があるため、見学先が3社より多いと、聞いた内容を忘れてしまいかねません。

なので、そうならないためにも、1日の見学は最大3社くらいにするのが無難だと思います。

⑦展示場以外の業者は個別に訪問する

7つ目は「展示場以外の業者は個別に訪問する」ことです。

業者選びは、住宅展示場だけで完結せずに、展示場に出展していないハウスメーカーや工務店、設計事務所なども視野に入れましょう。

特に、地元の優良工務店などであれば、大手ハウスメーカーより安く良い家を建てられるという可能性もあります。

展示場以外の業者を探したり、個別に訪問するのは手間ですが、良い業者を見つけるために、頑張ってみる価値はあります。

ハウスメーカーと工務店の違い
ハウスメーカーと工務店の違いは?家を建てるならどこがいい?経験者が解説

続きを見る

住宅展示場に行く前にやるべきこと

住宅展示場に行く前にやっておくべきなのは、

事前に行くハウスメーカーを絞る

ということです。

家にいながらハウスメーカーの候補が絞れれば、何社も回ったり、長々と話を聞いたりしなくて済むので、かなり楽になります。

ポイント・注意点でも解説しましたが、これが個人的に特に重要だと思います。

とは言っても、

・ネット上の情報だけでは限界がある
・何を基準に選んだらいいか分からない
・どの業者も良し悪しがあって選べない

という人も少なくないと思います。

そんな人には、以下のサイトがおすすめです。

▼タウンライフ
https://www.town-life.jp/home/

このサイトを使えば、複数のハウスメーカーや工務店から、

・間取りプラン
・見積書

を作ってもらえます。

家にいながら、いろいろな業者の提案を比較検討できるので、ベストな業者を見つけられます。

サイトの使い方は簡単です。

必要事項をフォームに入力するだけなので、3分くらいで完了します。

無料で利用できるので、使ったことがない人は試してみましょう。

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