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内装のデザインやカラーのシミュレーションをしたい
3Dで作ったり、家具やインテリアを配置してみたい
無料で使えるおすすめのアプリやサイトを教えてほしい
こんな悩みはありませんか?
この記事では、実際に家づくりを経験した私が、
・内装をシミュレーションできるアプリ・サイト
・内装シミュレーションの注意点
について解説しています。
無料で簡単に内装をシミュレーションできるので、ぜひ読んでみてください。
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60冊以上の家づくり本で勉強した後、一級建築士に外部コンサルを依頼して注文住宅を建てました。
家の内装デザイン・色のシミュレーションアプリ&サイト9選
①タウンライフ
自分の要望をもとに、複数のハウスメーカーや工務店から、設計プランを無料で一斉に作ってもらえます。
業者によっては、色付きの内装デザインや内観パースの資料も作ってくれます。
かなり便利なので、内装をシミュレーションしたい場合は、まずこのサイトを利用すると良いでしょう。
②Panasonic:カラーコーディネイション
リビング、キッチンなど場所別にシミュレーションができます。
内装の色や素材を自由に組み合わせてコーディネートが可能です。
手軽に内装をシミュレーションしたい人におすすめです。
▼Panasonic:カラーコーディネイション
https://sumai.panasonic.jp/coordination/
③サンゲツ:マイコーデ インテリア着せ替えシミュレーション
リビング、キッチンなど場所別にシミュレーションができます。
内装の色や素材を自由に組み合わせてコーディネートが可能です。
②と同じく、手軽に内装をシミュレーションしたい人におすすめです。
▼サンゲツ:マイコーデ インテリア着せ替えシミュレーション
https://ss.sangetsu.co.jp/
④EIDAI:カラーコーディネートシミュレーション
リビング、キッチンなど場所別にシミュレーションができます。
内装の色や素材を自由に組み合わせてコーディネートが可能です。
また、2Dだけでなく3D(立体)でのシミュレーションもできます。
3Dで内装のシミュレーションをしたい人におすすめです。
▼EIDAI:カラーコーディネートシミュレーション
https://www.eidai.com/coordinate/
⑤DAIKEN:シミュレーションツール
リビング、キッチンなど場所別にシミュレーションができます。
内装の色や素材を自由に組み合わせてコーディネートが可能です。
また、2Dだけでなく高品質な3D(立体)でのシミュレーションもできます。
高品質な3Dで内装のシミュレーションをしたい人におすすめです。
▼DAIKEN:シミュレーションツール
https://www.daiken.jp/simulation/
⑥IKEA:プランニングツール
間取り図を作って3D(立体)で見ることができます。
内装の色や素材を自由に組み合わせてコーディネートが可能です。
また、実際に市販されている家具も配置できます。
自作の3Dモデルで内装のシミュレーションをしたい人におすすめです。
▼IKEA:プランニングツール
https://www.ikea.com/jp/ja/planners/
⑦カリモク家具:3Dシミュレーター
間取り図を作って3D(立体)で見ることができます。
内装の色や素材を自由に組み合わせてコーディネートが可能です。
また、実際に市販されている家具も配置できます。
⑥と同じく、自作の3Dモデルで内装のシミュレーションをしたい人におすすめです。
▼カリモク家具:3Dシミュレーター
https://www.karimoku.co.jp/3d_simulator/
⑧a.flat:マイルーム3D
間取り図を作って3D(立体)で見ることができます。
内装の色や素材を自由に組み合わせてコーディネートが可能です。
また、実際に市販されている家具も配置できます。
⑥⑦と同じく、自作の3Dモデルで内装のシミュレーションをしたい人におすすめです。
▼a.flat:マイルーム3D
https://aflat.asia/purchase/myroom/index.html
⑨プランナー5d
間取り図を作って高品質な3D(立体)で見ることができます。
また、住宅の素材や家具家電のパーツの種類が豊富で、エクステリアを作ることも可能です。
高品質な自作の3Dモデルで内装のシミュレーションをしたい人におすすめです。
▼プランナー5d
・公式サイト
・Apple Store
・Google Play
家の内装シミュレーションのポイント
家の内装をシミュレーションする際のポイントは、以下の6つです。
・①使う色は3つまでに抑える
・②色は面積効果を想定する
・③無機的:有機的=7:3に
・④飽きないデザインにする
・⑤性能やメンテも考慮する
・⑥造り付けの家具は慎重に
①使う色は3つまでに抑える
1つ目は「使う色は3つまでに抑える」ことです。
具体的には、
・ベースカラー(70%):壁、天井、床など
・アソートカラー(25%):家具、建具、カーテン、マットなど
・アクセントカラー(5%):小物、雑貨など
という3色の構成で考えるようにします。
まず、ベースカラーは、内装の70%を占める色で、壁・天井・床の色になります。
ベースカラーは、名前のとおり、内装のベースとなる色なので、あまり濃すぎる色を使わないようにして、
・ホワイト系
・ベージュ系
・ブラウン系
などの無難な色を使うようにします。
次に、アソートカラーは、内装の25%くらいを占める色で、家具・建具・カーテン・マットなどの色になります。
アソートカラーは、内装の主役となる色なので、それなりに濃い色を使ってもOKです。
どういう色にすればいいか迷う場合は、ソファー・テーブル・イスなど、置きたい家具の色を中心に考えると決めやすいと思います。
最後に、アクセントカラーは、内装の5%を占める色で、小物や雑貨などの色になります。
アクセントカラーは、洋服でいえばの「差し色」のようなものです。
選び方としては、アソートカラーと対照的な色にすると良いです。
例えば、
・アソートカラーが暖色系→アクセントカラーは寒色系
・アソートカラーが寒色系→アクセントカラーは暖色系
といった具合です。
また、アクセントカラーは、鮮やかでビビッドな色にすると、より色が引き立って、内装全体が締まって見えるようになります。
②色は面積効果を想定する
2つ目は「色は面積効果を想定する」ことです。
「面積効果」とは、色の面積が大きくなると、
・明るい色:より明るく見える
・暗い色:より暗く見える
という現象です。
特に、壁・天井・床は面積が大きいので、この「面積効果」を意識することが大事になります。
なので、内装材を考えるときは、
・明るい色の素材:ワンランク暗い色
・暗い色の素材:ワンランク明るい色
を選ぶようにすると、完成したときにイメージどおりの色味になります。
どうしても完成形がイメージしづらい場合は、似たような色のモデルハウスなどを見学するのもありでしょう。
③無機的:有機的=7:3に
3つ目は「無機的:有機的=7:3に」することです。
どういうことかというと、内装全体のうち7割を、
・鉄、ガラス、コンクリート等を使用
・直線的でモノトーンなデザイン
にして、無機的な感じにしつつ、残りの3割を、
・布や木のような素材を使用
・曲線的でカラフルなデザイン
にして、有機的な感じにすると、全体としてかなりオシャレになるということです。
もちろん、人によって好みはいろいろあると思うので、絶対ではありませんが、
7割を無機的なものに、3割を有機的なものにする
という割合を意識してみるのもありでしょう。
④飽きないデザインにする
4つ目は「飽きないデザインにする」ことです。
要するに、流行りのデザインより、長く飽きのこないデザインが良いということです。
家づくりでは、その年その年で、人気のデザインというのが出てきます。
例えば、雑誌の特集で紹介されていたり、ネットやSNS上で話題になっているようなものです。
ただし、そういったデザインは、ブームが過ぎた後にダサく感じたり、数年経ったら飽きてしまう、という可能性もあります。
しかし、家というのは、洋服などと違って、飽きたから新しいのを買うというのは困難です。
なので、時間が経っても、なるべく飽きがこないデザインを考えるようにしましょう。
なお、デザインを考える際は、以下の記事も参考にしてみてください。
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【注文住宅】間取りの決め方・考え方!3つの手順と注意点を経験者が解説
続きを見る
⑤性能やメンテも考慮する
5つ目は「性能やメンテも考慮する」ことです。
家づくりでは、どうしても見た目やデザインを重視してしまいがちです。
しかし、見た目の部分だけをあまりに追求しすぎると、
・断熱性が低く住み心地が悪い
・耐久性が低く劣化が早い
・掃除やメンテナンスが大変
・修繕するのにお金がかかる
といったような後悔をする可能性もあります。
なので、建材や仕様を考えるときは、見た目と同じくらい、性能やメンテにも気を配るようにしましょう。
⑥造り付けの家具は慎重に
6つ目は「造り付けの家具は慎重に」考えることです。
理由としては、造り付けの家具は後からの修正が難しいためです。
例えば、住んでみてから、
・イメージと違う
・意外と使いづらい
・全然使っていない
ということになっても、造り付けの家具は、色や形を変えたり、取り外したりするのが簡単ではありません。
なので「どうしても造り付けの家具が良い」という人は別ですが、それ以外の人は、なるべく市販品の家具を購入するのが良いと思います。
家の内装シミュレーションの注意点
家の内装については、
シミュレーションどおりにならない可能性がある
という点に注意が必要です。
サイトでできるシミュレーションは、あくまで一般的な内容であり、特定のハウスメーカーや工務店に特化したものではないからです。
そのため、シミュレーションで作ったイメージと、実際の業者が扱う建材や仕様が大きく異なるというケースも少なくありません。
なので、できるだけシミュレーションどおりにしたいのであれば、
最初からハウスメーカーや工務店に設計プランを作ってもらう
というのがベストです。
しかし、
・1社ずつ業者に会ってプランをもらうのは、時間や労力がかかる…
・毎回毎回、同じ話を伝えなければならないので疲れる…
という人も少なくないと思います。
そんな人には、以下のサイトがおすすめです。
このサイトを使えば、複数のハウスメーカーや工務店から、
・設計プラン
・見積書
を一斉に作ってもらえます。
家にいながら、いろいろな業者の提案を比較検討できるので、ベストなプランを見つけられます。
サイトの使い方は簡単です。
必要事項をフォームに入力するだけなので、3分くらいで完了します。
無料で利用できるので、使ったことがない人は試してみましょう。