失敗・後悔しない家づくりブログ【新築注文住宅】

家づくりの経験者が「失敗しない新築注文住宅のポイント」をまとめているブログです。

お金

【マイホーム】家を建てる予算&費用シミュレーションサイト18選

家づくりの予算
マイホームがほしい人「家を建てる予算や費用をシミュレーションできるサイトってありますか?」

こんなお悩みに答えます。

こんにちは。家づくりを経験した「とある東北人」です。

家づくりで最初に考えるのが、「予算」や「費用」の問題ですよね。

例えば、

・新築注文住宅の予算の平均や決め方って?
・資金計画や住宅ローンの計算をしたい
・購入可能額や諸費用を知りたい

といったことで悩む場合も少なくありません。

本記事では、そんな人に役立つ「家を建てる予算や費用のシミュレーションサイト(シミュレーター)」をご紹介したいと思います。

【マイホーム】家を建てる予算&費用シミュレーションサイト18選

家 シミュレーション

まず、家を建てる予算や費用のシミュレーションサイト(シミュレーター)をご紹介します。

全部で18個ありますが、いずれも無料で使えます。

なお、それぞれのサイトで計算項目や条件が異なっているので、目的に応じてご利用ください。

1. タウンライフ【PR】

タウンライフ

実際の業者が、「見積もり」と「間取り」を無料で作ってくれるサイトです。

大手のハウスメーカーから中堅、ローコスト系、そして地元の工務店まで、いろんな業者から一斉に見積もり書と間取り図を集められます。

このサイトを使えば、「どんな家がいくらで建つのか?」ということを簡単に知ることができます。

2. 住宅見積もり.com

住宅見積もり.com

建てたい家の費用が、ざっくりわかるシミュレーションサイトです。

希望の間取りや坪数、住宅の仕様などをポチポチと選んでいけば、かんたんに見積もりができます。

また、見積もり額をもとに、ローン返済のシミュレーションも可能です。

3.【フラット35】ローンシミュレーション(借入希望金額から返済額を計算)

【フラット35】ローンシミュレーション(借入希望金額から返済額を計算)

住宅金融支援機構のシミュレーションサイトです。

「借入希望額」をもとに、「毎月の返済額」を計算できます。

4.【フラット35】ローンシミュレーション(毎月の返済額から借入可能金額を計算)

【フラット35】ローンシミュレーション(毎月の返済額から借入可能金額を計算)

住宅金融支援機構のシミュレーションサイトです。

「毎月の返済可能額」をもとに、「借入可能額」を計算できます。

5.【フラット35】ローンシミュレーション(年収から借入可能額を計算)

【フラット35】ローンシミュレーション(年収から借入可能額を計算)

住宅金融支援機構のシミュレーションサイトです。

「年収」をもとに、「借入可能額」を計算できます。

6.【スーモ】住宅ローンシミュレーション(購入可能額を調べる)

【スーモ】住宅ローンシミュレーション(購入可能額を調べる)

スーモのシミュレーションサイトです。

「返済額(月々)」をもとに、「購入可能額」を計算できます。

7.【スーモ】住宅ローンシミュレーション(月々の支払額を調べる)

【スーモ】住宅ローンシミュレーション(月々の支払額を調べる)

スーモのシミュレーションサイトです。

「購入希望物件価格」をもとに、「月々の支払額」を計算できます。

8.【ホームズ】住宅ローンシミュレーション(購入可能額を調べる)

【ホームズ】住宅ローンシミュレーション(購入可能額を調べる)

ホームズのシミュレーションサイトです。

「毎月返済可能な金額」をもとに、「購入可能額」を計算できます。

9.【ホームズ】住宅ローンシミュレーション(月々の返済額を調べる)

【ホームズ】住宅ローンシミュレーション(月々の返済額を調べる)

ホームズのシミュレーションサイトです。

「購入物件の価格」をもとに、「月々の返済額」を計算できます。

10.【ミサワホーム】支払額シミュレーション

【ミサワホーム】支払額シミュレーション

ミサワホームのシミュレーションサイトです。

「借入金額」をもとに、「月々の返済金額」を計算できます。

11.【ミサワホーム】借入額シミュレーション

【ミサワホーム】借入額シミュレーション

ミサワホームのシミュレーションサイトです。

「月々の支払い金額」をもとに、「借入金額」を計算できます。

12.【ミサワホーム】家賃・ローン比較シミュレーション

【ミサワホーム】家賃・ローン比較シミュレーション

ミサワホームのシミュレーションサイトです。

「現在の支払家賃」をもとに、「いくらくらい借入が可能か」を計算できます。

13.【住友林業】住宅購入必要資金シミュレーション

【住友林業】住宅購入必要資金シミュレーション

住友林業のシミュレーションサイトです。

「物件価格(住宅本体の価格)」をもとに、「必要となる借入金額」を計算できます。

14.【住友林業】住宅ローン返済額シミュレーション

【住友林業】住宅ローン返済額シミュレーション

住友林業のシミュレーションサイトです。

「借入金額」をもとに、「毎月の返済額」を計算できます。

15.【住宅保証機構】返済額の試算

【住宅保証機構】返済額の試算

住宅保証機構のシミュレーションサイトです。

「借入額」をもとに、「返済額」を計算できます。

16.【住宅保証機構】借入可能額の試算(年収より算出)

【住宅保証機構】借入可能額の試算(年収より算出)

住宅保証機構のシミュレーションサイトです。

「年収」をもとに、「借入可能額」を計算できます。

17.【住宅保証機構】借入可能額の試算(返済額より算出)

【住宅保証機構】借入可能額の試算(返済額より算出)

住宅保証機構のシミュレーションサイトです。

「返済額」をもとに、「借入可能額」を計算できます。

18.【住宅保証機構】住宅取得 諸費用の試算

【住宅保証機構】住宅取得 諸費用の試算

住宅保証機構のシミュレーションサイトです。

「借入額」や、住宅の「種類」「構造」「面積」などをもとに、「諸費用」を計算できます。

【マイホーム】新築注文住宅の予算平均っていくらくらい?

家探し

そもそも、「マイホームの値段」は、総額でいくらくらいかご存知でしょうか?

下記は、「土地付き注文住宅」の全国平均データです。

地域 総額(万円) 建物(万円) 建物の坪数 土地(万円) 土地の坪数
全国 4,112.6 2,777.5 34.0 1,335.1 66.9
三大都市圏 4,463.1 2,689.9 33.2 1,773.2 53.8
首都圏 4,774.7 2,628.9 32.2 2,145.8 50.1
近畿圏 4,227.3 2,652.4 33.6 1,574.9 50.5
東海圏 4,106.5 2,898.3 34.9 1,208.2 68.5
その他地域 3,762.1 2,865.1 34.8 897.0 80.0

※出典:フラット35利用者調査 (2018年度集計表)

つまり、新築注文住宅を土地付きで購入するなら、

・首都圏:約4,800万円
・都市圏:約4,200万円
・その他:約3,800万円

というのが、「予算の平均相場」であると考えられます。

ただ、上記の金額は、

・建物の坪数:32.2坪〜34.9坪
・土地の坪数:50.1坪〜80.0坪

におけるデータなので、それを「1坪あたり」に計算し直すと、

地域 建物1坪(万円) 土地1坪(万円)
全国 81.7 20.0
三大都市圏 81.0 33.0
首都圏 81.6 42.8
近畿圏 78.9 31.2
東海圏 83.0 17.6
その他地域 82.3 11.2

となります。

例えば「その他地域」で、

・建物の坪数:30坪
・土地の坪数:50坪

の家を建てる場合であれば、

・建物:30坪 × 82.3万円/坪 = 2,469万円
・土地:50坪 × 11.2万円/坪 = 560万円
・合計:3,029万円

というのが「より正確な平均相場」であると考えられます。

【マイホーム】新築注文住宅の予算の決め方で失敗しない方法

博士

「マイホームの予算の決め方」で失敗しない方法は、下記のとおりです。

・1. 将来、住居費にあてられる金額を出す
・2. 住宅の維持費を差し引く
・3. 返済できる期間を計算する
・4. 金利別の借入可能額をチェックする
・5. 返済可能額を計算する

この計算方法は、「家づくりにかかるお金」のすべてがわかる本の中で紹介されているやり方です。

具体例を出しながら、1つずつ説明していきます。

1. 将来、住居費にあてられる金額を出す

まず、下記の式で、住居費にあてられる金額「A万円/年」を出します。

月々の住居費◯万円 × 12ヶ月 + 月々の貯蓄額から住居費にまわせる金額◯万円 × 12ヶ月 = A万円/年

▼具体例
月々の住居費6万円 × 12ヶ月 + 月々の貯蓄額から住居費にまわせる金額4万円 × 12ヶ月 = 120万円/年

「月々の住居費」は家賃や駐車場代なので、イメージしやすいと思います。

一方、「住居費にまわせる金額」については、生活費や教育費、老後資金なども考えて、月々の貯蓄をすべて回さないように注意しましょう。

2. 住宅の維持費を差し引く

次に、「A万円/年」から、固定資産税や修繕費用などの「住宅の維持費」を差し引きます。

住宅の維持費は一戸建てで、おおよそ「20万円/年」です。

A万円/年 - 住宅の維持費20万円/年 = B万円/年

▼具体例
120万円/年 - 住宅の維持費20万円/年 = 100万円/年

この「B万円/年」が年間返済可能額になります。

3. 返済できる期間を計算する

住宅ローンは定年までに完済するのが基本なので、返済できる期間「C年」を計算します。

定年の年齢◯歳 - 返済開始の年齢◯歳 = C年

▼具体例
定年の年齢65歳 - 返済開始の年齢30歳 = 35年

4. 金利別の借入可能額をチェックする

下の表は、「年間返済額100万円あたりの借り入れ可能額」を金利ごとにまとめたものです。

金利 \ 返済期間 20年 25年 30年 35年
0.5% 1,903 2,350 2,785 3,210
0.6% 1,884 2,321 2,745 3,156
0.8% 1,848 2,265 2,666 3,052
1.0% 1,812 2,211 2,591 2,952
1.2% 1,777 2,159 2,518 2,857
1.4% 1,744 2,108 2,449 2,766
1.6% 1,711 2,059 2,381 2,679
1.8% 1,679 2,012 2,317 2,595
2.0% 1,647 1,966 2,255 2,516

※単位は万円です。

この表で、利用するローンの金利と、「3」で計算した返済期間「C年」が交差するところを選びます。

▼具体例
「返済期間35年」で「金利1.0%」であれば、「2,952万円」を選ぶ

5. 返済可能額を計算する

下記の式で、安心して返せるローンの借入額「D万円」を出します。

「4」の借入可能額◯万円 × B万円/年 ÷ 100万円 = D万円

▼具体例
「4」の借入可能額2,952万円 × 100万円 ÷ 100万円 = 2,952万円

そして、安心して返せるローンの借入額「D万円」に、「自己資金(頭金)」をプラスすると、無理なく購入できる住宅の上限価格「E万円」わかります。

D万円 + 自己資金(頭金)◯万円 = 住宅上限価格(諸経費込み)E万円

▼具体例
2,952万円 + 自己資金(頭金)300万円 = 住宅上限価格(諸経費込み)3,252万円

具体例では、住宅上限価格は「3,252万円」となります。

このように計算すれば、無理なく返済できる予算のシミュレーションをすることができます。

【厳選おすすめ】どの予算シミュレーションサイトがいいの?という人へ

情報が氾濫している

本記事では、「マイホームの予算や費用をシミュレーションできるサイト」をいろいろと紹介してきました。

しかし、

数が多すぎてどれを使えばいいかわからない…

という方もいると思います。

そんな人のために、「特におすすめなサイト」を2つ、ご紹介します。

1. フラット35

【フラット35】ローンシミュレーション トップ

1つ目は「フラット35」です。

これは、マイホームの予算を考えたい人におすすめです。

その理由は、

・借入希望金額から返済額を計算
・毎月の返済額から借入可能金額を計算
・年収から借入可能額を計算

と、3通りのシミュレーションが可能だからです。

また、他のサイトに比べても、細かい条件を設定できたり、予算プランを比較したりと、便利に使うことができます。

とにかく「自分がいくら払えるか?」を知りたい場合は、このサイトを使えば問題ないでしょう。

2. タウンライフ

タウンライフ

2つ目は「タウンライフ」です。

これは、マイホームの費用を知りたい人におすすめです。

その理由は、

・無料で利用できる
・有名ハウスメーカーや工務店が見積もりと間取りを作ってくれる
・複数の業者から一斉に見積もり書と間取り図を集められる

からです。

予算だけを考えても、家づくりの費用がわからなければ意味がありません。

一方、このサイトを使えば、「どんな家がいくらで建つのか?」ということを無料で知ることができます。

使ったことのない人は、いちど試してみると良いでしょう。

▼タウンライフ【PR】
https://www.town-life.jp/home/

-お金

Copyright© 失敗・後悔しない家づくりブログ【新築注文住宅】 , 2024 All Rights Reserved.