ハウスメーカーと工務店の違いは？家を建てるならどこがいい？経験者が解説

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こんな悩みはありませんか？

この記事では、実際に家づくりを経験した私が、

について解説しています。

業者選びの迷いを一気に解消できるので、ぜひ読んでみてください。

とある東北人

60冊以上の家づくり本で勉強した後、一級建築士に外部コンサルを依頼して注文住宅を建てました。

ハウスメーカー・工務店・設計事務所の違いと特徴

ハウスメーカー・工務店・設計事務所の違いは、以下のとおりです。

いろいろな情報がありますが、私の経験上、これだけ覚えていれば十分です。

なお、「工事監理」とは、設計図どおりに建物が作られているかどうかを建築士がチェックする作業のことをいいます。

ハウスメーカーの特徴

ハウスメーカーというのは、日本全国、または複数の都道府県に展開している規模の大きい建築業者のことです。

仮に「◯◯工務店」という名前であっても、規模や展開エリアが大きければ、ハウスメーカーに分類されます。

また、基本的に、住宅展示場などにモデルハウスを出していることが多いです。

契約については、設計・施工・工事監理の全てを、ハウスメーカーと一括契約します。

ただし、実際の施工については、ハウスメーカーが行うのではなく、提携している工務店に外注することがほとんどです。

工務店の特徴

工務店というのは、地域に密着した規模の小さい建築業者のことです。

社員は数人〜十数人くらいの規模であることがほとんどです。

ただし、特定の地域の中では、ハウスメーカーと同じくらい知名度もあり、建築棟数もトップクラスという工務店(パワービルダー)も存在します。

契約については、設計・施工・工事監理の全てを、工務店と一括契約します。

そして、施工も同じ工務店が行うことになります。

設計事務所の特徴

設計事務所というのは、一般的なイメージで言うと、いわゆる「建築家」のことです。

事務所は、1人でやっている所から、数人くらいの所がほとんどだと思います。

契約については、設計と工事監理のみを設計事務所と契約します。

そして、それとは別に、施工は工務店に依頼する形になります。

なお、施工を依頼する工務店については、設計事務所の建築士と相談しながら決めます。

それぞれのメリット・デメリット比較一覧表

ハウスメーカー・工務店・設計事務所のメリット・デメリットは、以下のとおりです。

いろいろな情報がありますが、私の経験上、これだけ覚えていれば十分です。

ハウスメーカーのメリット

ハウスメーカーのメリットとしては、

ということです。

まず、ハウスメーカーは、テレビCMで有名だったり、住宅展示場にモデルハウスを出しているので、探すのがそんなに難しくありません。

また、営業・設計・施工などが、マニュアル化だったりシステム化されているので、どの業者でも、おおむね一定の品質が期待できるかなと思います。

さらに、土地探しとか住宅ローンとか、家づくり全般に対するサポートも充実していることが多いと思います。

ハウスメーカーのデメリット

一方、ハウスメーカーのデメリットとしては、

ということです。

まず、工務店と比べると、どうしても建築費が割高になってきます。

その原因の1つとしては、ハウスメーカーは「契約した後」に具体的な設計の打ち合わせをすることが多いためです。

そこでオプション扱いになるものが増えたり、追加費用が発生したりして、最終的な建築費が高くなってしまいやすいのです。

さらに、設計の自由度についても、仕様であったり、規格というのが決まっていて、完全に自由には選べないというデメリットもあります。

工務店のメリット

工務店のメリットとしては、

ということです。

まず、工務店は、ハウスメーカーに比べると割安になることが多いです。

見積書も、明細を出してくれる業者が多いので、オプション扱いになったり、追加費用が発生したりして、最終的な建築費が高くなることも少ないかなと思います。

また、基本的には、仕様とか規格というのは決まっていないため、設計の自由度も比較的高いと思います。

さらに、工務店によっては、ハウスメーカー以上に耐震性とか断熱性にこだわっている業者もいるので、性能が高い家が作りやすいかなと思います。

工務店のデメリット

一方、工務店のデメリットとしては、

ということです。

まず、多くの工務店は、ハウスメーカーのようにテレビCMをバンバン出したり、住宅展示場にモデルハウスを出したりしていないので、探すのがめんどくさいです。

また、業者によって、かなり優良な工務店もあれば、質の悪い工務店もあったりして、その落差が激しいという実情があります。

なので、業者をしっかり選ぶ必要が出てきます。

さらに、土地探しとか住宅ローンとか、家づくり全般に対するサポートも、ハウスメーカーに比べると、やや劣っている印象があります。

設計事務所のメリット

設計事務所のメリットとしては、

ということです。

ハウスメーカーは、仕様であったり規格というのが決まっているので、設計の自由度には限界があります。

また、工務店も、設計の自由度は比較的高いのですが、デザインのセンスであったり、企画力という点においては、得意でない業者も多いと思います。

一方で、設計事務所は、独創的なデザインを作ったり、こだわりを反映するということについては、最も得意です。

さらに、土地の条件が悪かったりすると、ハウスメーカーや工務店では、対応が難しいという場合が少なくありません。

しかし、設計事務所では、設計を工夫したりして、悪条件の土地でも対応してくれるという所が多いと思います。

設計事務所のデメリット

一方、設計事務所のデメリットとしては、

ということです。

まず、設計事務所のそもそもの数が少ないので、工務店以上に探すのが大変になります。

また、設計事務所は、おしゃれなデザインや斬新なデザインを作ることは得意なのですが、その一方で、住宅の性能だったり、予算の範囲内におさめるということについては、苦手だったりする所もあります。

さらに、設計事務所は、間取りプランを提案してもらう段階で、着手金とか設計料がかかることが多いので、無料で業者の比較がしづらいという部分もあります。

家を建てるならどこがいい？業者の選び方のコツ

とお悩みの人へ。

私の経験上、以下のように考えると分かりやすいと思います。

ハウスメーカーがおすすめな人

ハウスメーカーがおすすめな人は、割高でもいいので手間をかけたくないという人です。

ハウスメーカーは、業者を探すのも簡単ですし、どの業者でもおおむね一定した品質が期待できます。

また、土地探しとか住宅ローンとかも含めて、家づくり全般に対してサポートしてくれます。

一方で、費用的にはどうしても割高にはなってしまいます。

しかし、ある意味それを手間賃と考えて、とにかく手間をかけたくない、楽に家づくりをしたいという人に向いていると思います。

工務店がおすすめな人

工務店がおすすめな人は、手間をかけてもコスパを重視したい人です。

工務店は、費用的にも割安で、設計の自由度もあって、性能が高い家も作りやすいです。

一方で、業者を探すのがめんどくさかったり、業者の質がピンきりなので、しっかり選ぶ必要があったり、そういった所が大変になります。

しかし、そうした手間をかけても良いから、とにかくコスパが良い家を作りたいという人に向いていると思います。

設計事務所がおすすめな人

設計事務所がおすすめな人は、ハウスメーカーや工務店では対応できない人です。

設計事務所は、デザインとかこだわりが強い、あるいは土地の条件が悪いという人であっても、対応できることが多いです。

一方で、工務店以上に業者を探すのがめんどくさかったり、着手金や設計料がかかるというデメリットがあります。

なので、どうしても他の業者では対応できない、あるいは対応が難しいという人に向いていると思います。

業者の選び方のコツ

という人も少なくないと思います。

そんな人には、以下のサイトがおすすめです。

このサイトを使えば、複数のハウスメーカー・工務店・設計事務所から、

を作ってもらえます。

いろいろな業者の提案を比較検討できるので、ベストな業者を見つけられます。

サイトの使い方は簡単です。

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