こんなお悩みに答えます。
もくじ
こんにちは。家づくりを経験した「とある東北人」です。
家づくりが進むと、「見積もり書」を取る必要が出てきます。
しかしながら、
・相見積もりをしない(取らない)のはダメ?
・ハウスメーカーの何社から取ればいいの?
・見積もりの比較方法や断り方はどうする?
といったことで悩む人も少なくないでしょう。
本記事では、そんな人に役立つ「ハウスメーカーや工務店からの相見積もりの取り方」についてご紹介したいと思います。
【新築注文住宅】相見積もりはハウスメーカー何社から取る?
まず、「相見積もり(複数の業者から見積もりを取ること)」について、
何社から取るのが良いのか?
という疑問にお答えします。
相見積もりは3社〜5社から取るのがベスト
経験上、相見積もりは「3〜5社」から取るのがベストだと思います。
理由としては、
・2社以下 → 比較対象が少なすぎる
・6社以上 → 比較や打ち合わせに時間がかかる
からです。
全ての業者に1社ずつ見積もりを依頼するのは大変なので、下記のサイトを使うと良いでしょう。
なお、相見積もりをする上では、候補となる3〜5社に、
・大手ハウスメーカー
・中堅ハウスメーカー
・地元の工務店
などがバランスよく含まれていると理想的です。
相見積もりをしない・取らないのはNG
一方、「相見積もりしない(取らない)」というのはおすすめしません。
その理由は、
・どこが安い業者なのかわからない
・見積もり金額が妥当か判断できない
・見積もりのヌケモレをチェックできない
からです。
いずれにしても、共通するのは「安く建てられる可能性を潰してしまう」ということです。
※私が相見積もりを取った際も、最も安い業者と最も高い業者で「1000万円以上」の金額の差がありました。
最も安く建てられる業者を見つけるためにも、相見積もりを取りましょう。
【新築注文住宅】相見積もりの取り方・比較・断り方
次に、具体的なテクニックとなる、
・1. 相見積もりの取り方
・2. 見積もり書の比較方法
・3. 相見積もり後の断り方
について、それぞれご紹介します。
1. 相見積もりの取り方
相見積もりを取る上で「最も重要」なのが、
見積もりを依頼する全てのハウスメーカーに「全く同じ要望」を伝える
ということです。
※そうしないと、業者によってバラバラの見積もりプランになってしまい、比較検討ができなくなるからです。
「全く同じ要望」を伝えるためには、家族の要望や希望をまとめた「家づくり要望ノート」を作ります。
もちろん、普通のノートに手書きしても良いのですが、「家を建てたくなったら」という本の巻末にある「住宅調書」を使うと便利です。
これをコンビニのプリンタなどでA3サイズに印刷し、項目を埋めるだけで要望を簡単にまとめることができます。
要望をまとめたら、後はハウスメーカーや工務店に「要望のコピー」を渡して、見積もりを作ってもらいましょう。
2. 見積もり書の比較方法
手に入った「見積もり書の比較方法」は、下記のとおりです。
・1. 明細見積もり書になっているか?
・2. 総額が予算内に収まっているか?
・3. 要望がきちんと反映されているか?
・4. 特定の業者だけ抜けている項目はないか?
・5. 総額を坪数で割った坪単価はいくらか?
これついては、別記事で詳しく解説しているので、そちらをご覧ください。
3. 相見積もり後の断り方
相見積もりを取って比較検討した後は、「候補から外すハウスメーカー」が出てきます。
そんな業者への断り方としては、下記のようなメールを送ればOKです。
◯◯ハウス
◯◯ 様
お世話になっております。◯◯です。先日は、プランのご提案ありがとうございました。その後、家族内で慎重に検討いたしましたところ、他社様の提案で話を進めるという結論に至りました。せっかくご縁をいただいたのですが、このような結果になってしまい申し訳ございません。この度はご尽力いただきまして、誠にありがとうございました。
すると、たいていは以下のような返信メールがくると思います。
◯◯ 様
ご連絡いただきありがとうございます。残念ではありますが、◯◯様のご選択です。良い家ができますように、お打ち合わせをがんばってください。この度は、ありがとうございました。
相見積もり後の断り方は、こんな感じで全く問題ありません。
【新築注文住宅】相見積もりに関するQ&A
Q1. 相見積もりをするタイミングはいつ?
正直、いつでも良いと思います。
人によっては、「具体的な相場を知りたいので相見積もりをする」という場合もあるため、家づくりの初期の段階で行っても全く問題ないと思います。
※というか、私がまさにそのパターンです笑。初期の段階で大体の相場がわかったので、その後の家づくりをスムーズに進めることができました。
後でいくらでも修正可能なので、あまり難しく考えず、やりたいと思ったときにやってみましょう。
Q2. 見積もり作成の期間は何日かかる?遅い場合は?
一般的な見積もり作成期間としては、
・ハウスメーカー:数日〜1週間
・工務店:2週間前後
くらいだと思います。
しかし、
・客としての優先度が低い
・忙しいor人手が足りない
・現地調査や役所調査が必要
・解体などの別途工事がある
といった理由から、1ヶ月くらいの時間がかかることもあります。
遅くなることを防ぐには「事前に提案予定日を聞く」ことが大切です。
そして、予定日が過ぎても提案がない場合は「◯月◯日にご提案いただける予定なのですが…」と、それとなく催促してみます。
Q3. ハウスメーカーや工務店が見積もり書を出さないのですが…
一部のハウスメーカーや工務店では、予算や資金計画を話し合ってからでないと、見積もり書を出してくれないことがあるようです。
ただ、それが面倒くさいのであれば、よほど気になる業者でない限り、候補から外してもいいと思います。
Q4. ハウスメーカーや工務店に他社の見積もり書を見せるのはOK?
やめたほうが良いと思います。
他社の見積もり書を見せて、無理に値引きや価格交渉をすると、
・人件費や材料費が削減 → 手抜き工事、欠陥住宅
・業者との関係が悪化→ 打ち合わせ中断、契約解消
という事態を招いてしまいます。
ハウスメーカーや工務店には予算を正直に伝え、それに収まるように考えてもらうほうが、結果として安く建てることに繋がります。
【厳選おすすめ】相見積もりを取るときに便利なサイト
本記事では、「ハウスメーカーや工務店からの相見積もりの取り方」をお伝えしてきました。
しかし、
見積もり書は欲しいけど、いちいちハウスメーカーや住宅展示場を回るのは面倒くさい…
という人もいると思います。
そんなときは「タウンライフ」というサイトが便利です。
その理由は、
・無料で利用できる
・有名ハウスメーカーや工務店が見積もりと間取りを作ってくれる
・複数の業者から一斉に見積もり書と間取り図を集められる
からです。
1回のフォーム入力だけで、さまざまな業者から「相見積もり」を簡単に取れるので、手間がかかりません。
使ったことのない人は、いちど試してみると良いでしょう。
▼タウンライフ【PR】
https://www.town-life.jp/home/