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土地

【安く土地を買う方法10選】探し方や値引き交渉のコツ・注意点を経験者が解説

安く土地を買う方法

※記事内にPRを含む場合があります

安くて良い土地ってあるの?どうやって探せばいい?

土地を買うときは値引きできる?交渉のコツを知りたい

不動産屋を通さず地主に相談したり、競売物件を探すのはどう?

こんな悩みはありませんか?

この記事では、実際に家づくりを経験した私が、

・安い土地の探し方
・安く土地を買う方法
・土地を安く買う際の注意点

について解説しています。

土地を購入する費用を大幅に安くできるので、ぜひ読んでみてください。

安い土地の探し方!安く土地を買う方法10選

安く土地を買う方法は、以下の10個です。

①あらゆる手段で土地を探す
②未公開や非公開の土地を探す
③売れ残っている土地を探す
④売り主に対して値引き交渉する
⑤建築条件付き土地の条件を外す
⑥旗竿地・変形地・狭小地を考える
⑦中古住宅や古屋付き土地も考える
⑧土地の所有者から直接購入する
⑨競売や公売に出ている土地を探す
⑩土地探しを依頼できるサイトを使う

①あらゆる手段で土地を探す

1つ目は「あらゆる手段で土地を探す」ことです。

安くて良い土地を探すのは、一種の「情報戦」です。

なので、

・インターネットで探す
・チラシや情報誌で探す
・不動産会社に相談する
・建築会社に相談する
・自分の足で探す

といったやり方のうち、できる限りの手段を使って、まずは広く情報を集める必要があります。

土地探しコツ
【注文住宅】土地探しのコツ7選!探し方の裏ワザやポイントを経験者が解説

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②未公開や非公開の土地を探す

2つ目は「未公開や非公開の土地を探す」ことです。

ネットなどで公開されている土地は、全体の約4割とも言われています。

つまり、残りの6割の土地は、何らかの事情により公開されていません。

こうした未公開/非公開の土地の中には、安くて良い土地が含まれている可能性があります。

なので、地域の不動産会社などを回って、公開されていない土地情報を入手しましょう。

③売れ残っている土地を探す

3つ目は「売れ残っている土地を探す」ことです。

ネットやチラシを定期的にチェックしていると、分譲地の一区画など、同じ土地がいつまでも掲載されていることがあります。

こうした土地は売れ残りであり、将来的に値下がりする可能性が大きいので、候補に入れておくのもありです。

④売り主に対して値引き交渉する

4つ目は「売り主に対して値引き交渉する」ことです。

特に、③のような「売れ残っている土地」に対して有効です。

また、売れ残りでない普通の土地であっても、売り主に値引き交渉できる可能性があります。

売り主としては「まとまったお金がほしいので、少々安くしても早く売ってしまいたい」という事情があるかもしれません。

なお、具体的な方法は「土地の値引き交渉を成功させるコツ」で解説しています。

⑤建築条件付き土地の条件を外す

5つ目は「建築条件付き土地の条件を外す」ことです。

建築条件付き土地とは、指定された建築業者で家を建てるという「条件」がついている土地です。

要するに、業者の縛りがあって、施主側で自由に選ぶことができないということです。

安い土地が見つかったけれど、建築条件付きだった…

こんなときも、売り主に対して交渉できる可能性があります。

「なかなか売れない土地を抱えているよりは、建築条件を外しても土地だけ売ってしまいたい」と考えているかもしれません。

自分だけで交渉するのが不安だという人は、施工業者や不動産会社を通して交渉するのが良いでしょう。

⑥旗竿地・変形地・狭小地を考える

6つ目は「旗竿地・変形地・狭小地を考える」ことです。

なかなか安い良い土地が見つからない…という場合は、旗竿地・変形地・狭小地なども候補にいれてみましょう。

こうした土地は、物件として残っていることも多く、割安なのに立地が良いという場合もあります。

確かに、形の良い土地や広い土地と比べると見劣りしますが、設計を工夫することで、たいていの問題をカバーできます。

⑦中古住宅や古屋付き土地も考える

7つ目は「中古住宅や古屋付き土地も考える」ことです。

更地で見つからないならば、中古住宅や古屋付き土地を考えてみるのもありです。

こうした物件は、建物を解体すれば、土地として使えます。

解体する手間がかかるため、候補から外している人も多いと思うので、案外、掘り出し物があるかもしれません。

解体費用やインフラの整備費用などを含め、トータルの費用で割安であれば、検討する価値はあります。

⑧土地の所有者から直接購入する

8つ目は「土地の所有者から直接購入する」ことです。

つまり、不動産会社を仲介せずに、直接取引きをするということです。

こうすると、不動産会社に払う仲介手数料がなくて済むので、その分安くなります。

ただし、不動産会社を間に入れない取引は、後々トラブルが起きやすいので、全くの素人にはおすすめできません。

⑨競売や公売に出ている土地を探す

9つ目は「競売や公売に出ている土地を探す」ことです。

何らかの事情によって土地を手放すことになり、それが競売などに出されることがあります。

競売では、一般的な相場よりも安く売られていますが、土地自体に何らかのトラブルを抱えていることも多いです。

なので、これも全くの素人にはおすすめできません。

⑩土地探しを依頼できるサイトを使う

10個目は「土地探しを依頼できるサイトを使う」ことです。

いくら探しても安い土地が見つからない…

そんな場合は、以下のようなサイトを使うのもありです。

▼タウンライフ
https://www.town-life.jp/home/tochi/

このサイトでは、土地探しの依頼や相談を「無料」で行うことができるのでおすすめです。

土地の値引き交渉を成功させるコツ

土地の値引き交渉を成功させるコツは、以下の4つです。

①エリアの相場を引き合いに出す
②購入資金が確実にあると示す
③売主が会社なら決算期を狙う
④申し込み時に希望価格を伝える

①エリアの相場を引き合いに出す

1つ目は「エリアの相場を引き合いに出す」ことです。

具体的には、

同じエリアの似たような土地の相場は◯◯万円だが、それより高いので◯◯万円くらい安くしてほしい。そうすれば、購入したい。

といった感じで、相場を引き合いに出して交渉します。

以下のようなサイトで、相場を調べることができます。

▼スーモ:全国の土地価格相場情報
https://suumo.jp/tochi/soba/

▼ホームズ:土地の価格を調べる
https://www.homes.co.jp/tochi/price/

ただし、サイトに掲載されている相場は、全ての物件の平均でしかありません。

より正確に相場を調べるには、土地の条件を揃える必要があります。

具体的には、

・エリア
・土地の面積
・土地の形状
・道路の方角
・駅からの距離
・建築条件の有無
・用途地域の種類

などが、できるだけ似たような物件をピックアップして、坪単価の平均を求めるようにします。

この坪単価の平均が、土地の相場ということになります。

②購入資金が確実にあると示す

2つ目は「購入資金が確実にあると示す」ことです。

候補の土地が相場より高くて、値引き交渉できる余地があったとしても、確実に買ってくれる客でなければ、交渉に応じてもらえません。

なので、

・住宅ローンの事前審査に合格する
・土地を買えるだけの現金がある

のいずれかの形で、購入資金が確実にあると示す必要があります。

③売主が会社なら決算期を狙う

3つ目は「売主が会社なら決算期を狙う」ことです。

売主が個人ではなく法人の場合、決算期には「少し安くしても、土地を売って売上を上げたい」と考えている場合があります。

なので、そこを狙って交渉をしてみるのはありです。

売主の会社のウェブサイトなどに、決算期が書いてある場合がありますので、調べてみましょう。

④申し込み時に希望価格を伝える

4つ目は「申し込み時に希望価格を伝える」ことです。

値引き交渉ができるタイミングは、実は1回しかありません。

それは「購入申込書を提出する時」になります。

なので、

・欲しい土地が相場より高い
・売主の会社が決算期である

など、値引き交渉ができる見込みがあれば、申し込みの際に、自分の希望価格を伝えるようにします。

しかし、希望価格を伝えたしたとしても、

・売主の状況やタイミングが悪い
・値引きせず買ってくれる客がいる

といった場合は、値引き交渉が失敗することも十分ありえます。

ただ、値引き交渉をすること自体は、無料で行えますので「安くできたら儲けもの」というスタンスで、気軽に挑戦してみましょう。

土地の費用や税金を安くするポイント

土地の費用や税金を安くするポイントは、以下の4つです。

①費用の一部を売主負担にする
②土地を現金で一括購入する
③インフラ整備で補助金を使う
④不動産取得税の減税を行う

①費用の一部を売主負担にする

1つ目は「費用の一部を売主負担にする」ことです。

土地購入にあたって、土地代以外に、

・測量にかかる費用
・インフラ整備の費用

などの諸費用がかかる場合があります。

こうした費用があれば、売主に負担してもらうように交渉するのもありです。

土地代そのものは大幅に値引きできなくても、こうした小さな費用であれば交渉に応じてくれるかもしれません。

②土地を現金で一括購入する

2つ目は「土地を現金で一括購入する」ことです。

土地を住宅ローンで買う場合、

・利息
・保証料
・事務手数料

などの費用がかかってきます。

一方、土地を現金で買えば、こうした費用はかからないので、安く済みます。

ただし、手元の資金が減ってしまうため、土地を現金購入する際は、慎重に検討しましょう。

③インフラ整備で補助金を使う

3つ目は「インフラ整備で補助金を使う」ことです。

土地のインフラ整備が必要になる場合、自治体によっては、補助金を出してくれる場合があります。

全ての自治体で補助金を出してくれる訳ではありませんが、必要に応じて、市町村のホームページを確認したり、窓口に問い合わせてみましょう。

④不動産取得税の減税を行う

4つ目は「不動産取得税の減税を行う」ことです。

不動産取得税とは、土地を購入した際に一度だけ支払う税金であり、

固定資産税評価額 × 税率

で計算されるのですが、評価額や税率を下げる軽減措置があるため、税金が少し安くなります。

ただし、制度の内容は変更される可能性があるので、自分が土地を購入するタイミングでも適用されるか、ネットで調べたり、不動産会社に確認しましょう。

土地を安く買う際の注意点

土地を安く買う際には、

・思いどおりの家が建てられない
・予想外の追加費用がかかってしまう

という可能性があることに注意が必要です。

まず、土地には様々な法規制や建築条件などがあり、そのルールの範囲内で建築しなければいけません。

こうした条件が厳しいからこそ安い土地も多いため「買ったは良いが、思いどおりの設計にできなかった」という失敗もあります。

また、安い土地だと思って買ったら、インフラの整備などに追加費用がかかることが判明し「結局、相場と同じか割高になってしまった」という失敗もありえます。

こうした失敗を防ぐには、ハウスメーカーや工務店に相談するのがおすすめです。

ハウスメーカーや工務店は、設計プランも作成しつつ、希望の家が建てられるかどうかという視点で、土地をチェックしてくれるからです。

しかし、

・まだハウスメーカーや工務店が決まっていない…
・業者に会いに行くのは、時間や労力がかかる…

という人も少なくないと思います。

そんな人には、以下のサイトがおすすめです。

▼タウンライフ
https://www.town-life.jp/home/tochi/

このサイトを使えば、複数のハウスメーカーや工務店に、

・土地探しの依頼をしたり
・相談やアドバイスを受けたり
・設計プランを作ってもらう

ことができます。

専門家の立場から土地探しのサポートをしてもらえるので、土地選びの失敗を防ぐことができます。

サイトの使い方は簡単です。

必要事項をフォームに入力するだけなので、3分くらいで完了します。

無料で利用できるので、使ったことがない人は試してみましょう。

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