失敗・後悔しない家づくりブログ【新築・注文住宅】

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【見学会】モデルハウス・住宅展示場の見方&チェックポイント

住宅展示場
注文住宅を建てたい人「モデルハウスや住宅展示場の見方や見学ポイントを知りたいです」

こんなお悩みに答えます。

こんにちは。家づくりを経験した「とある東北人」です。

住宅展示場やモデルハウスに行くにあたって、

・見学する際のチェックポイントは?
・聞くこと、質問内容は何がいい?
・その他に注意点ってある?

といったことを考える場合もあるでしょう。

本記事では、そんな人に役立つ「モデルハウス・住宅展示場の見学ポイント」をご紹介したいと思います。

モデルハウスや住宅展示場の見学・チェックポイント

ポイント

モデルハウスや住宅展示場を見学する際のポイントは、下記の5つです。

1.家そのものは二の次
2.性能に関する質問をする
3.第三者チェックがOKか聞く
4.設計と工事の契約を分けられるか聞く
5.担当者と会社をチェックする

これらについて、1つずつ説明します。

1.家そのものは二の次

1つ目のポイントは「家そのものは二の次」ということです。

えっ?モデルハウスや住宅展示場って、間取りや内装、設備などを見学するんじゃないの?

と思われるかもしれません。

しかし、私の経験上、それらはあまり参考になりません。

理由としては、

・ほとんどが最高級の仕様になっている
・どの業者でもだいたいの要望は実現可能
・結局、どの業者が良いか比較できなくなる

からです。

そうではなく、「担当者と会社をチェックする」のが重要です。

家を見学するフリをして、業者自体をチェックしてみましょう。

2.性能に関する質問をする

2つ目のポイントは「性能に関する質問をする」です。

理由としては、

・担当者の知識、対応力
・会社のレベル、技術力

をチェックする上で一石二鳥だからです。

具体的には、

・耐震性:平均の耐震等級はいくらか?
・断熱性:平均のUA値はいくらか?
・気密性:平均のC値はいくらか?

と聞いてみましょう。

耐震等級は3、UA値とC値は小さいほど良いため、比較する上での判断材料になります。

3.第三者チェックがOKか聞く

3つ目のポイントは「第三者チェックがOKか聞く」です。

実際にするかどうかは別にして、

もし、御社で家を建てることになった場合、設計図、見積書、契約書、工事などに、建築士や弁護士などの第三者の専門家のチェックを入れることは可能ですか?

と聞いてみてください。

経験上、この質問にYESと答えてくれる業者はかなり少ないです。

YESと答えられないということは、何か問題を抱えているからです。

逆にYESと答えてくれるのならば、優良業者である可能性が高いです。

4.設計と工事の契約を分けられるか聞く

4つ目のポイントは「設計と工事の契約を分けられるか聞く」です。

多くのハウスメーカーや工務店では、

1)とりあえず工事請負契約

2)詳細の打ち合わせ+変更契約

という順番で進みますが、これには問題があります。

1)で設計&見積もりが確定していないため、2)で追加費用が生じて予算オーバーしやすくなることです。

それを防ぐために、

1)設計契約:設計&見積もりを確定

2)工事請負契約:1の金額で契約

という流れで、設計と工事の契約を分けられるか聞いてみましょう。

5.担当者と会社をチェックする

5つ目のポイントは「担当者と会社をチェックする」です。

これまでお伝えした、

・性能に関する質問をする
・第三者チェックがOKか聞く
・設計と工事の契約を分けられるか聞く

に加えて、

・事前に準備してきた質問
・その場で気になった質問

などがあれば、してみてください。

それらに対する回答を踏まえて、「担当者と会社」を総合的にチェックしてみましょう。

モデルハウスや住宅展示場の注意点

モデルハウスの見学

モデルハウスや住宅展示場を見学する際の注意点は、下記の5つです。

1.アポをしてから行く
2.相手に喋らせすぎない
3.次回アポや提案の依頼をしない
4.最高仕様であることに注意する
5.担当者から名刺をもらう

これらについて、1つずつ説明します。

1.アポをしてから行く

1つ目の注意点は「アポをしてから行く」です。

予約なしで行った場合、他のお客さんが多かったりすると、十分に対応してもらえないかもしれません。

それを防ぐためです。

アポは、業者の公式サイトの予約ページやお問い合わせページから行えばOKです。

また、1日に複数社を回る場合は、各社それぞれに、

○時〜○時の1時間くらいを希望します

と事前に伝えて、回る順番を調整しておきましょう。

2.相手に喋らせすぎない

2つ目の注意点は「相手に喋らせすぎない」です。

実際の見学の内容としては、

・各部屋や設備を見て回る
・資料をもとに説明を受ける

ということが大半だと思います。

担当者(営業マン)は、何もしない限り永遠に喋り続けます笑。

なので、適当な頃合いを見て必要な質問をしてみましょう。

また、1つの質問に対する回答が長すぎる場合は、「あの〜すいません」と話を切って、次の質問に移ることも重要です。

3.次回アポや提案の依頼をしない

3つ目の注意点は「次回アポや提案の依頼をしない」です。

ひととおり見学が終わると、担当者から、

・間取りプランを作ってみますか?
・工事現場の見学をしてみますか?

など、「次のアクション」につながるような提案をされることが多いです。

しかし、候補の業者を絞っていない段階では、断るようにしましょう。

断り方としては、

他の会社も見て回っている段階ですので、いったん保留したいです。お願いする場合は、こちらからご連絡しますので。

とすればOKです。

4.最高仕様であることに注意する

4つ目の注意点は「最高仕様であることに注意する」です。

多くの場合、モデルハウスや住宅展示場の家は、

・最高級の素材や設備で
・平均的な家より大きめ

に作られています。

坪単価が2倍以上なんてこともザラです。

なので、担当者の話を鵜呑みにせず、一歩引いて見学しましょう。

5.担当者から名刺をもらう

5つ目の注意点は「担当者から名刺をもらう」です。

理由としては、

・追加で質問したいことがある
・業者を絞ってから提案を受ける

といったときに、連絡先(主にメールアドレス)が必要だからです。

ほとんどの場合、何も言わずともくれるはずですが、忘れないようにしましょう。

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